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すっとぼけ覇王のVRMMO蹂躙記  作者: 愛良夜
領主編

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争いは止まず-クロウ領の評価

「とりあえずこれでクロエ達とは暫くお別れか」

「そうですね」


ライネル領からぞろぞろと半数ほどの領民がクロエ達と共に出ていく事になった。どうやら彼女達はこれからはベレンツァ領に住むことになったらしい。カデンリーナやグラユウスなどの領地へのアクセスが便利なため、クロエ達も思い切ったものだ。


「彼女達の当面の問題はカデンリーナ領やグラユウス領の住民たちが新しい領主様の言う事を聞くかどうか...って問題だけど、既に新王が知らせを出してるから、大丈夫だと思うけど、難しい所よな」

「そうですね、彼女も【目】があると言っていますが、ライネル公爵領全域に行き渡らせるのは難しいですね」

「そうなのか?」

「はい、既に彼女の【目】はこちらで把握済みです」

「あっそうなんだ」

「所々おざなりな所がありましたので、偶に見つけ出しては再教育して送り返しています」

「えっ、見つけ出したって、この屋敷で?」

「そうですね、偶に侵入しようとしては捕まえて追い返しています。たまに向こうの方が訓練がてらこの屋敷に侵入させようとしてくるので以外に困っています」

「一言言っておこうか?」

「いえ、私も定期的にクロエ様の情報を知る事ができるのでこのままでいきましょう」

「はい」


防諜と言うか、逆に相手の情報抜いてるの凄いな本当に



「それで旦那様、いえ、伯爵様。これからどうします?」

「むず痒いな、2人の時はいつも通りで良いよ。まあいいや、とりあえず半分くらいの領民がクロエ達と一緒に出ていったみたいだし、これからどうするかだよなぁ」

「統計によりますと、ライネルを支持していたものが多くついていったので、むしろ今領内にいるのは旦那様を強く支持している者が過半数です。ようやく、ライネル領改め、【クロウ領】になったと言えるかもしれません」

「そうだなぁ」


最後の一人がライネル領から外へ向かって出ていくと、クロウの脳内に久しぶりにゲームシステム音が流れた。


【旧ベレンツァ東部ライネル領の支持率が過半数を超えました。その結果、クロウ伯爵領と認定します。領地ステータスを生成中、生成完了】


-------------------------------------------------------------------------------------

領名:クロウ伯爵領

領主:クロウ

所属:独立領

名声:D+

財力:EX

領民規模:D+

兵力:EX

生産力:EX

領民幸福度:B

領地ランク:C+

侵略難易度:EX

-------------------------------------------------------------------------------------


クロウの視界には自分の領地の情報が簡潔ながら出現していた。領名と領主はそのままであり、所属はなんと独立になっていた。てっきりライネル公爵所属だと思っていたが、どうやらクロエはすっかり俺を信頼してくれたようだ。領民規模のランクが非常に低いのは...まあ仕方ないでしょ、今さっき半分くらい出て行っちゃったし、でもそれの代わり兵力と生産力がEXと恐らく上限に達している。人造英雄に魔素融合式衛星兵器に自立型装甲機動兵器に殺戮人形(キリングドール)に...さらに無数の兵器も相まって、こんな風に評価ランクが高いのだろう。生産力も半永久的に使用できるエネルギー源とも言える【魔素融合(マナフュージョン)反応炉】に【魔素分裂(マナフィション)反応炉】、巨大機械からナノマシンまで稼働させられる【魔素駆動(マナドライブ)】にあらゆる生産事業への高い適応力、技術力と提案力を持つ生産人形(プロダクションドール)などなど、それらを考慮しての領地生産力がEXランクなのだろう。


さらに財力も世界各地のライネル企業の創設者にして元締めでもあるから、当然のようにEX。それら総合的に加味した上、クロウ領の侵略難易度がEXなのだろう。対照的にに領民幸福度は悪くはないものの、名声が低く、領民が少ない。それゆえ領地ランクC+


「これ割と評価詐欺だよな...」


【表示したい項目を選んでください....【財力】【領地評価ランク】....設定完了】


-------------------------------------------------------------------------------------

領名:クロウ伯爵領

領主:クロウ

所属:独立領

財力:EX

領地ランク:C+

-------------------------------------------------------------------------------------


【以上の内容がプレイヤーランキングに表示されます。これより周囲のプレイヤーやNPCから/へ宣戦布告が可能になりました。よき戦いを】


クロウもようやく自分の領地をこれから運用できるようになったみたいなので、早速貿易の活発化と新しい領民の確保のため、領地全体にかけていた[幻術]を解除する。


「あれ、なんか早速凄い敵視されてるような」


クロウが早速解禁されたマップ機能で周囲を見てみると、南西方向から物凄い敵意向けられてる。なんだろと思い南西方向を地図で確認してみると、どうやら南部辺境領と、そこに隣接している【トロット王国】という国から物凄く嫌われているようだ。


「小宵、南部辺境伯と、その後ろにある【トロット王国】について重点的に調べてみてくれ、それから領地全体にかけていた[幻術]は今日から解いたから、自領の防諜と周辺諸国への諜報活動は任せた」

「了解しました」

「ちょっとこれ人手が足りないな...そろそろ求賢令(きゅうけんれい)でも出すか?でもちょっと名声ランクが足りないしな...」


【〈黙示録の四騎士〉の権能発動、〔戦争〕の効果が発動しました】


「あっ」


南西方向からの敵意が真っ赤に染まっていく。同時にクロウの領地画面に【南部辺境伯が自領への宣戦布告の準備を開始...】と表示された。


「あのさぁ....」


もう少し領民増加や幸福度増加のために時間を費やそうと思っていたけど、この様子ではそんな暇も無さそうだ。


「でも丁度いいか、そろぞろ色々と実戦投入したい所だし、今回のやつらはどれくらい持つかな」


少し怖い顔をしながら、クロウは早速南部辺境領とトロット王国からライネル企業達を撤収させ、小宵の報告を待ちつつ、次の戦争への準備を始めた


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