プロローグ
第二大戦が終決し、帝国と共産国は王国の統治下となり周りにいた小さな国々も王国に吸収されていく、名前を統合国と変え大陸に君臨する。
王国歴十四年には統合歴と名を変える。
グランハース領は反抗できないようにローザ王妃を王国領で管理という名の人質をとり、抑止力として扱う、ロート領主は歳のせいもあってその座を降り息子に引き継がれている、帝国領ではニーナ家という貴族が帝国の領主を務めるようだ。
大陸は一つの国となったが統合国反対派閥もいるため全てを飲み込めた訳ではないようだ。
問題になるのは内乱であり、統合国になってから小さな内乱が起こるようになる、原因として幾つかの団体が出来上がっているのが問題だ。
一つは悪魔崇拝者団体で彼らは大陸を支配するスフィアーネの一族を危険視している、一部の魔女の入れ知恵でエルスター神の加護を最初から受けている彼女達の目的は悪魔と闇の魔術の根絶だと言いふらしている、そのため王国領をよく思ってない者が多い。
二つ目はエルスター信仰騎士団であり、治安がある程度安定した共和国領で発足した団体で、国も公認している団体だった、目的は悪魔崇拝団体の説得と脅威の排除を目的とされたが、やり方が過激であり、関係ない人間まで巻き込む始末である、それから国も危険視をしたが独立し自分たちはスフィアーネ女王陛下に仕える団体だと言い張り過激な方法で悪魔や悪魔と関係ない人まで排除して大陸を練り歩いている。
三つ目に独立国家サリパスでありこの国は未だに統合国の勧誘を無視している、他国の干渉を一切受けはしないと言い張っている、争いこそ起こさなそうだが万が一があるため統合国は監視を怠らない。
このことから、前王国は統合していき名前こそ変えたが他国の国民は受け入れ難いのだろう、ロート王が言っていた内乱は実現し元々共産国兵士だった者は演説が本当だったと驚いていた。
さて、情勢の話に戻るが以前よりも闇の魔術が寛容になっている、これはラスティーネは王国領の地下にある悪魔街の発展と共に多くの支持を集めた、王国領の国民は悪魔に対するヘイトは薄まり、エルスター教の信徒であっても仲良くしている者が多い、それを面白くないと思う者もいるが……。
王国領では幼くしてラスティーネが領主をし共和国領では母親であるスフィアーネが統治と国の管理を務める、帝国領ではニーナ家が務めるが何者だろう。
戦争もなくなり剣聖隊は解散するが、防衛目的としてその話は無くなり王国精鋭剣聖部隊は新たに王国領主力防衛部隊剣聖として名前を変える、ではメンバーはいつもの人かというと全く違う、ヒルブライデは魔女の実験の後遺症が出始めるとアルスと家を買って暮すそうだ、ハクレはアルバートと結婚し実家へ帰り家庭を築いている、クフラクは冒険者ギルドで名を馳せているようだ、テレスミクロは姿を眩まし放浪する、ハセクは大罪悪魔討伐大隊を築きあげ大罪悪魔を嗅ぎ回っている。実質残ったのはエレス本人であり頑張って働いている。
帝国領では黒死隊は健在だが、防衛目的で動いているため戦争には参加はしない。
共和国領はアグライト率いいる騎士団が守っており、スフィアーネの周りを親衛隊が守る形になっている。
グランハース領はキュキュルスと老師が守っており、ワタナベは自国に帰りエドガーは戦士をやめた。
ちなみにワタナベは統合国を支持しており、グランハースに不平等条約による厳しい関税や国民が虐げられたりと散々だったが、スフィアーネによりそれは撤廃され感謝しているようだ。
大まかな情勢だが、統合国は内乱がポツポツと勃発しており、新たな脅威に備えると同時に大罪悪魔を倒さねばならない、移り行く変化の中に身を投じ各々が自責する、次に話すのは四年後の話であり彼らの最後の章となる。




