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僕の平安一年間  作者: ガンナーAK
7/8

朝顔

その日、僕は自分の部屋に案内された。元は華さんのお爺さんが使っていたそうだが、既に亡くなっているため、使っても良いのだそうだ。一応男だから、他の女性陣が住んでる所から離れているらしい。その後、沢山の荷物が運ばれてきた。これは全て前の正室の方が使っていたそうだ。その方も3年前に亡くなっていたそうで、僕に瓜二つだと水仙さんが言っていた。

朝顔さんと言うそうで、華さんの寵愛を一身に受けていたそうだ。菫ちゃんもその朝顔さんの娘さんだという。

まあ、なにか?つまりは、その朝顔さんの代わりか?僕は。イライラするな。しかも正室だと言っても男だから大人になるまで妾だと言われた。親戚の人に。もっとイライラする。

しかも菫ちゃん僕の一個下位の年だし。義理の子供が同じ位はつらい。

やけになって物語を読み漁っていると、部屋と廊下を仕切っている戸が開き、ダンディーな雰囲気漂う男性が入ってきた。どこか華さんに似ている気がする。すると、そばに座っていた水仙さんが小さい声で

「帝様···」

と呟いた。帝?帝···華さんから聞いたことな、そう言えば華さんのお父さんも帝···確か、桔梗帝だと呼ばれていたそうだけど···

「桔梗帝?」

「ああ、知っていたのか。」

華さんのお父さんだったかーどうりで似ていると思った···



あれ?ヤバイんじゃね?

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