クリムゾンサーカス
異能力者が能力発動時に総じて赤眼になることから、能力者は真紅《クリムゾン》と呼ばれていた。真紅は崇められ、恐れられ、人と全く同じ姿を持ちながら人とは違うものとされていた。
真紅の1人であるローゼは、あるサーカス団に拾われる。『陽気な犬』というそのサーカスは、団長を始め団員全員が真紅であるという。初めてバケモノではなく人間として受け入れてくれたサーカス団の一員として生きることを決めたローゼが歩む、おとぎ話の始まりである。
さあさあお立ち会い、お立ち会い!この世で最も滑稽で壮大な舞台をご覧にいれましょう!
真紅の1人であるローゼは、あるサーカス団に拾われる。『陽気な犬』というそのサーカスは、団長を始め団員全員が真紅であるという。初めてバケモノではなく人間として受け入れてくれたサーカス団の一員として生きることを決めたローゼが歩む、おとぎ話の始まりである。
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プロローグ
2016/10/24 11:36
(改)