始まってしまった
学校についた。
やはりまだ早いようでいつもより人が少ない。
教室に着くと
「おはよー。あれ?相川、今日は早いね。」
「・・・おはよ、石川。」
声をかけてきたのは石川結美
俺の苦手なチャラチャラした女子。
ロングヘアーで少しつり目で、顔は整っていると思う。
出席番号が前後だったから、ちょっと話をしたら俺のことを気に入ったようで、時々話しかけてくる。
いつもは凄く笑顔なのに、今日は何だか様子がおかしい。
「石川、なんかいつもと違って暗い顔してるけどなんかあったの?」
「気にしてくれるの!?それは嬉しいけど、内緒かな。」
「ふーん」
まぁ、どうでもいいんだけど。
「あはははっ!ちょー面白いっ」
後ろで女子3人が何か話していた。
うっせえなー!
ていうか、一応楽しむの禁止なんだろ?犯罪じゃん
そう思いながら女子3人の方を見た。
「あははははぅぁああ゛あ゛う゛え゛」
「え、え?」
3人の女子が、血を吐いて倒れた。
血の量は尋常ではない。とても生きてるとは思えない。
「キャアアアアアアアアア!」
「いやあああっ」
「うぁあああああああああああ」
悲鳴が響いた。
どういうことだよこれ。
訳分かんねえんだけど
教室には10人程の生徒がいた。
その中で、俺を含めた6人は立ち尽くし、ほかの4人は意味もなく、駆け出していった。
ご覧頂き有難うございます
続きます。
この話、ありがちですかね・・・