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会いたい  作者: あおい
2/9

男の子

急いで学校に向かった私たちは

10分で行く所を6分で行くことが出来た。


我ながらすごいと思う。


学校について、

まだはぁはぁ行っている雪をほっといて

真っ先に向かったのはクラス表がはりだされている所だ。


急いでクラス表に目を通す。


私は1組・・・雪は・・・


『あっ』おもわず声に出して驚いた。


『雪ーーーー!!クラス一緒だよ!!』


まだ追いついていない雪に向かって

大声でそう言った。


大声で言った私を

みんなが見る。


でもそんな事はお構い無し!

だって雪と一緒のクラス・・・


「まじで!」

そう言って雪は

半分驚きながら でも嬉しそうに

私に向かって駆けてきた。


そんな雪を見つめている男の子は

数知れず・・・


やったー!と私に抱きつく雪

やっぱり雪は可愛いな~♪


そんな事を考えながら1組の教室に向かった。


教室に入ると知らない子がたくさんいて

やっぱり緊張する


見渡してみると ところどころもうグループが出来ている。


(みんな友達作るのはやいな~)なんて考えながら

いったん雪と別れて自分の席は探し始めた。


私は「は」行だから右の方だな~と思って歩いていたら

ある男の子と目があった。その子は見かけたことが無いから多分他の学校の子だろう。

しばらく私は目が合ったまま動けない・・・だって



かっこいい・・・


吸い込まれそうな大きな瞳。

すっと通った鼻。

色白な肌で綺麗な手。

さらっとした髪は少しだけ茶色がかってる。


まるで金縛りにあったみたいに動けない・・・


でも がらら・・・とドアを開けて教室に入ってきた先生の

姿を見た瞬間、急に席を探していた事に気づき、慌てた;;


(ど、どうしよう みんな席につき始めたよ~一人だけポツンと立ってるなんて絶対嫌!)


オロオロしている私に


「おい」という声が聞こえてきた。

声のする方を見てみると・・・


『あっ』

さっきの男の子だ。


「ここ」と隣の席を指さす男の子。

その机の上をみてみると「柊 美優」と書いてある。


急いで席につくと先生が入学式の説明を簡単にし始めた。


やっぱり私が最後に席についた見たいだ

恥ずかしくて下を向いていたら

また男の子が話しかけてきた・・・

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