新しい私
小説を書くのは初めてで
いろいろ おかしな点があると思いますが
生暖かい目で見てやって下さい(・ω・)
初めて会ったのは小学1年生の時だった。
あなたはその時からキラキラしてて
私には手の届かない存在だった。
思えば私はその時から
ずっとあなたが好きだったの・・・
でも臆病な私は何も出来なくて
何もしないまま あなたは小学校を巣立っていった・・・
それからの1年間
たったの1年間・・・
でも私にとっては永遠にも近い時間だった・・・
でも やっとあなたに会える
私は明日から中学生になるーー・・・
『じゃあ お母さん行ってくるね~』
「いってらっしゃ~い お母さんも後から行くからね~!」
『はあい』
新しい制服。新しい靴。新しい自転車。久々に整えた髪。
何もかも新しくて、自分まで新しくなった気分だ。
私が通う学校は徒歩で30分、自転車で10分の所にある
公立の中学校である。
勿論あの人もいるわけで・・・
実を言うと入学式のことより
あの人に会えるかも!という期待でどきどき
しっぱなしだった。
「あ~おはよ~美優!」
『おはよ!なんか制服来てると変な感じだね』
「そう?美優もいつもと違うよ~」
私の親友の 白井 雪。
名前の通り雪のように白くて、目が大きくて
とにかく男の子は絶対に好きになるだろうな~って感じの子だ。
それに比べて私は・・・
『はあ・・・』
「どうしたの~ため息なんてついちゃって~?」
『ううん なんでもないよ~♪それよりさ!はやく行こうよ!時間が無いよ!』
「うわ!!美優ちょっと待ってよ~!!」