第14章:愛の聖域
美玲が円形に腰を動かす。
「詩織,愛してる,愛してる……!」
喘ぎが愛を叫ぶ。
クチュッと音が響く。
ベッドが激しく軋む。
「詩織ぃぃ,だめ,っ……!」
それは愛の結晶。
美玲の腰がさらに速くなる。
「詩織,詩織ぃぃ,イク,っ……!」
彼女の声が絶頂に近づく。
汗がシーツに滴る。
「愛してる,詩織,愛してる……!」
詩織が美玲の腰を支える。
「美玲感じて,全部感じて。」
彼女の瞳が美玲の表情を追う。
クチュッと音が反響する。
「んん,あぁぁ……! 詩織ぃぃ,イクー!」
美玲の身体が震え始める。
「詩織,詩織,イクー! ああぁぁ……!」
彼女の叫びが3回目の絶頂を告げる。
腰がびくびくと跳ねる。
汗が陽光に輝く。
美玲が前のめりに倒れる。
詩織の胸に柔らかく沈む。
「詩織,愛してる……。」
彼女の吐息が熱い。
金髪が詩織の肩に絡まる。
詩織が美玲を抱きしめる。
「愛してる,美玲。」
彼女の声が優しい。
汗濡れの身体が密着する。
「詩織,こんな幸せ,初めて……。」
美玲の囁きが愛を深める。
ベッドの軋みが静まる。
吐息が部屋を満たす。
陽光が二人の肌を照らす。
シーツが愛の跡を刻む。
「愛してる,詩織。」
「愛してる,美玲。」
二人の声が重なる。
愛だけが永遠に続く。
汗と陽光吐息と抱擁。
ベッドルームは二人の愛の聖域だった。