第14章:また飛び起きてしまった・・・。
・・・2024年3月8日、午前1時42分。
またぼくは、茶太郎ちゃんの夢をみて、飛び起きてしまった。
夢の内容はこうだ。
その夢の中においても、やはりぼくは布団で寝ていた。
すると、急に茶太郎ちゃんのことが気になり、
「あぁ・・・そういえば、茶太郎ちゃんにご飯あげてなかった。おなかすかしてるだろうな・・・。」
と、ずっと購入し、与え続けている『スマック』というカリカリエサをあげようとケージを見ると、
彼が、ケージの中の毛布に包まれて、静かに横たわっていた・・・
そこまでで、ぼくはたまらなくなって飛び起きてしまったのだった。
・・・こんなことは、実は一度や二度じゃない。
定期的に、たびたび起きる現象だ。
彼がこの世を去ってから、すでに4年以上になるが・・・
深夜や明け方に、彼の愛しい姿が、突如として「フラッシュバック」し、驚いて目が覚めてしまうことがよくある。
あの美絵子ちゃんの記憶が、日中にフラッシュバックするのに対し、
茶太郎ちゃんの場合、
それが夜中・・・就寝中に起きて、いまもぼくを苦しめる。
いま、「苦しめる」と書いたが、別に、茶太郎ちゃんに恨まれて、彼の亡霊におびやかされる、などということじゃない。
むしろ、その逆だ。
彼の愛らしい姿と、あのモフモフとした、あたたかくやわらかい毛と体の感触・・・
そして、彼のにおい、最期の日を迎えるまでの、とりとめもない思い出の数々が、
一気によみがえってくるからなんだ。
実際、つらい記憶もあるさ。
それらは、今後、
ゆっくりと紹介していこうと思う。
改稿する前の「ぼくの履歴書・恨み節物語」については、
せっかく先日、一度は紹介した話なので、あらためて、今回のエッセイとは別に、独立して、皆様にお届けすることを、
ここで謹んでお約束します。
茶太郎ちゃんの物語は、ここではそれらの職歴とはなるべくリンクさせずに、独立したエピソード・思い出話として、じっくりと思い出しながら筆を進めていくこととする。
考えが「二転三転」してしまったことを、ここで深くお詫び申し上げておきたい。
m(_ _)m