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第12章
今宵、ちょうと4度目の茶太郎ちゃんの命日を迎えるにあたり、あの日・・・
最後の茶太郎ちゃんの姿を眼に焼き付けたぼくの両眼からは・・・
とめどなく涙があふれている。
・・・彼のことを思い起こすごとに、その想いはいっそう強くなり、あれから4年も経過しているというのに、その悲しみが癒されることはない。
ぼくがずっと、この物語の更新に手を付けられずにいたのは・・・
なにも、自分に課された「任務」だけが理由なのではない。
思い出すごとに、悲しみで筆が止まってしまっていたからだ。
でも・・・
楽しい思い出も、もちろんあった。
このあとは、なるべくクドくならぬよう、そういった想い出を、たぐってゆき、愛する皆様に、少しずつではあるが、紹介していきたい・・・
そのように思う、今日この頃なのである。
m(_ _)m