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I.E.whatever  作者: 星野明滅
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I.E.CREATE 1.5

~ヨツユの手下、棗から逃げるために飛び込んだのは見知らぬ巨大な扉だった。どうやらその扉はひとりでに移動するようで、コガネ諸共飛び込んでいくしかなかった。――ところから始まります~


「開い……!?」

 足が地面から離れ、俺の身体が宙に浮く。首根っこを巨人に掴まれているのだろうか。辺りを見回しても特にこれといった異常はない。俺たちが立つこの場所だけ重力場が狂ったか? そんなわけはない!

「コガネ!」

 心配になってコガネに声をかけた。彼もどうやら浮いているようで、扉のほうへ頭を向け、仰向けになって空を眺めている。呑気というのか、マイペースというのか。

「僕たち、吸い込まれてますね。なんか扉の中に引っ張られてるみたいですね。あ、ほら」

「冷静になってる場合か!」

 確かに、徐々にだが扉に吸い寄せられているように思える。これは何か面倒なことになるのではないだろうかと、逃げる策を考えている間に気づけば扉を越えていた。そして、不思議なことにその瞬間、重力源は完全に位置を変えた。自由落下が始まったのである。

 俺が廊下だと思っていたのは、どうやら壁だったのだ。真っ逆さまに落ち、コガネと俺は扉に吸い込まれてしまったのである。

 風の塊を切り裂いて落ちる感覚がする。足裏が冷えて、目が自然と潤んだ。俺が今できることは、目を閉じて、じっとするだけだ。何も考えるな。何も、何も見てはならない。

「おーーーー、落ちてますねえ。……これ、地面に叩きつけられるんじゃないんですか?

 ……あの、鍛冶場さん? おーい、聞こえてますか?」

 少し上のほうから、同じく自由落下しているであろうコガネが俺に普通に話しかけてくる。恐怖というものを知らないのか、この少年は。

「このままじゃ僕たち、ミン……」

「言うな! 言うなよ、俺は高所恐怖症だ!」

 叫ばないだけ頑張っていると褒めてほしいくらいだ。息が上がって、鳥肌が立ち、目も耳もあらゆる感覚を塞ぎたかった。

「? あっ」

「今度はなんだ!」

「地面です」

「ひぇ」

 死を覚悟した。紆余曲折あった人生の走馬灯が一瞬だけ見えた気がする。間抜けな俺の声なんて、落下中の轟音で聞こえなかっただろう。しかし、俺の脊髄にまでその弱い悲鳴が響いた。もっと違う人生の終幕を予定していたのに、こんな意味のわからないところで死ぬというのか。

 身体に力が入る。拳を極限まで握り締め、目を瞑り、息を殺す。無理だ無理だと思っていると、空気の音が完全に消えてしまった。ああ、心做しか無重力空間に漂っているようだ。

「鍛冶場さん、目を開けてください」

 つい数十秒前まで喋っていたコガネの声がして、彼に俺の右肩を軽く二回叩かれた。リアリティのある感触に、思わず目を開けてみる。すると、ゆっくりと無重力が解かれ、硬い地面に座り込んでいた。

「……あれ? 生きてる」

 なんて間抜けな男なのか。あんなに憎らしかった地面が安住の地、天国の土に思えるのだ。

「一時はどうなる事かと思いましたが……どうにかなってよかったです」

「はぁぁぁあ…………もう二度とごめんだ、あんなアトラクションは。」

 肩の力が抜けて、腰を抜かした。大きな溜息を吐いても、喉の渇きがとれることはない。心臓の鼓動が、ゆっくりと元の速度に戻っていき、そして思考は覚醒した。

「よし! 探索を続けるぞ!」

 我ながら切り替えが早い。地面に叩きつけられて死んだわけではないなら、先ほどまでの恐怖は幻だ。そんなものに囚われていては、何者にもなれないのである。

 勢いで立ち上がる。少しふらつくが、この謎の空間から出なければならない。まず壁の材質は日干し煉瓦、床と天井はコンクリートのような質感だ。少しだけ空間自体が歪んでおり、真っ直ぐな一本道ではあるものの、数十メートル先は天井が邪魔になって見えない。

「ほんの少しだが、上り坂になってるみたいだな」

「鍛冶場さん、後ろも坂になってます」

「……錯覚か? 気味が悪い」

 錯覚を利用したトリックアートと近い効果でもあるのだろうか。扉と言い、この廊下と言い、悪趣味な性格をしている。神造物の内部に入った経験は数回あれど、名前も声も知らない神に遊ばれたことはなかった。

 しばらく歩き続けてみる。俺とコガネの間にはさして長い会話もなく、ただ現状への不安だけが横たわっていた。こつこつと鳴る足音と呼吸音、そして衣服の擦れる音、そんなものばかりが聞こえる。かれこれ十五分は歩いているのに、いっこうに終わりは見えない。終わりどころか景色すらも変わらないのだから、いい加減飽きがくるものだ。

 ちらりと隣を無言で歩くコガネを見る。二十センチ下にある艶のある黒髪が、丸い頭部を覆っている。青年期の少年らしさが垣間見えるが、反面、コガネからは情動のようなものが一切感じられなかった。恐ろしいほどに平坦でのっぺりとした、感情の起伏が穏やかな性質なのだろうか。

「長い道ですね、ずっと続くんでしょうか」

 ふと、ぽつりと独り言のようにコガネが言った。不思議な言い回しの質問だが、確かに今歩いている廊下は果てがないように錯覚させられる。それが錯覚なのかどうかもわからないが、答えは一つだった。

「どうだろうか。いつか終わりはあるだろうな」

「無限ループは嫌です……」

「さあ。歩き続けないとわからないだろう」

 道。出発地点から目的地点を結ぶ線。抽象概念として存在する道は、大概適当だ。歩いた足跡が道だと言うこともあるし、人為的に敷かれたものを道だと言う場合もある。道とは何かと問われて、くだらない思案に耽るとは俺はだいぶ今の現状に飽きが来たらしい。時間を確認するために腕時計を確認しても、秒針は止まっていた。動け動けと念じても、針は微動だにしない。当然だ、壊れているのか。

「……あの、ずっとずっと気になっていたんですけど、その……」

「ん?」

 俺が一人で腕時計をいじっているのを一体いつからぼうっと見ていたのか。コガネはその満月のように丸い黒目を鈍く光らせ、俺の顔のあたりを凝視している。

「鍛冶場さんって、なんで目が三つあるんですか?」

 ――そうか、確かにな。

 ふいに俺は自身の右頬に触れる。きっとコガネには俺の右頬の近くに、入れ墨のような黒い瞳がゆっくり瞬きを繰り返しているのが見えているのだ。

 コガネの質問に答えてやるべきだ。世間体なんてものは気にしない俺でも、この件に関しては重い腰を上げねばならない。少々説明が面倒だし、俺への社会的評価を揺るがしかねない。

「これは、悪い神様に取り憑かれた印だ。俺の目じゃなくて、その悪神の目だから俺が制御できるものじゃない」

 悪神の目は俺の掌に丁度収まるくらいの大きさで、凹凸のないタトゥーと見た目はまったく同じだ。俺が好きに操作できるものではなく、悪神が自由に俺の皮膚の上で目を好きに移動できるのだ。それこそ、目を通して俺の状況を勝手に見ることが可能であるせいで、プライベートなんてものは厳密には存在しない。いつもこの目に監視され、助けられ、奪われている。

「絵みたいですね。ボディーペイント」

「そうだろ? 普段は目立たないところに出現するんだが、この神殿に興味があるんだろうなあ」

「痛くないんですか」

「なんの痛みも感触もない」

「へぇ、不思議です」

「はは……コガネに害はないから安心してくれ。きっとな」

 悪神とはその名の通り性質が悪の神である。大抵人間や他の神と敵対し、恨みや妬みの感情で自分勝手に暴れ回る。そのため、通常の神であれば信者の存在が己の存在証明となるところを、悪神に堕ちた神は個人の願いを叶え、その対価を貰うことで存在を安定させているらしい。五歳からの付き合いである。父と母が亡くなる以前からある契約を交わし、共にいる。

「……疲れていないか?」

「えぇと、少しだけ……」

「かれこれ三十分は同じ景色を歩いてるもんなぁ、いい加減飽き飽きしてく、っわぁ!?」

「!?」

 右手の壁に背を凭れた一瞬で、驚くべきことに壁が後ろに倒れた。一緒に倒れこむように少しの砂埃とばらばらと音を立てて、それは地面と垂直に折り畳まれた。俺は気づけば天井

仰ぐ体勢になっていて、さっきまでの狭苦しい空間からより解放された場所と放り出されていた。腰を僅かに打ち付けてしまったせいか、身体の関節が痛み、思わず上半身を驚きとともに起こした。

 目の前には困惑して目が揺れているコガネが固まっている。辺りを見回すと、なんとさっきまでの廊下は完全に姿を消し、白く光に溢れた巨大空間だけがあった。手品か、魔法か、現実世界では見たことのないイリュージョンだ。

「遅いッ! 待たせすぎだ!」

 声の聞こえたほうへ、俺は振り返った。目に飛び込んできたのは、この世のものとは思えない、叡智を結集したであろう完璧な景色だった。

 白磁の草花が筒状に生え、その筒の柱を担うのは六角柱のクリスタルで、黄金の玉座を持ち上げている。しかも、これが単なる黄金ではなかった。光の加減によって黄金の表面にきらきらと個々に輝くグリッターのようなものが散見された。光の粒一つ一つが、玉座を形作っているらしかった。更には、その玉座の向こう側である背景部分には、高さ百メートル、横幅六十メートルはあるだろう、半円形のアーチ窓がその先にある月、星、海を映し出している。見たことのない驚くべきスケールに、ただ茫然と眺めるしかなかった。夢の中とでも言うのか、その時すでに隣にいたコガネの存在をとんと忘れてしまっていた。

「見惚れるのも無理はない。しかし、しかしだ。今はおれを見よ。」

 恐る恐る、視線をその凛とした声のほうへ合わせる。すると、どうだろうか。青年とも初老ともとれない、年齢不詳の中性的な顔が薄く笑っていた。

 黄金の玉座よりも色素の薄い金の髪は短く、猫のように涼やかな瞳は緑色だ。肌はほのかに白く、人間味のない青さが眩しい。しなやかについた筋肉の上には、胸元が大きく開いた上質なシルクのドレスを纏っている。腰よりも少し高い位置で太いベルトを巻き、肩から腰にかけて逆三角形が見いだせる。玉座の周りに広がるスカートからは唯一男の組んだ右足首のみが見えていた。

「我が名はギゼル。しがないそこらへんに転がっている神だ」

 右の片肘をついて、崩した体勢をとるギゼルと名乗る神に威圧感は見られない。ただ空気のような、水のような、風のような、そんなありふれた存在に思えた。声すらも、野鳥が囀るように、心地の良い静けさだ。

 いいや、そんな風に心を落ち着かせている暇などない。ここはどこで、何のためにここにいて、目の前の見知らぬ神の真意を知るまで、心を休めてはいけないのだ。

「吾が何者なのか、なぜそんなに知りたがる? どうでもよいではないか、この際”カミサマ“という便利な言葉がある。それで、貴様ら人間は満足するはずだが?」

 超常的な力を持つ神。その名を聞けば、両膝をついて頭を垂れる存在。そういった人間が世界の九十五%を占めるのは統計にもでていたはずだ。しかし、残念ながら俺は科学神学が専門分野。神に対し一切の忠誠心を捨てることで、また直接その瞳の中心を見つめなければたいていの術にはかからない。

「俺はしない。この世には良い神と悪い神がいるからな。あなたが俺たちを殺さない保障などどこにもない」

「……白黒はっきりしたいのか、下らん。物事には多様な側面が無数に共存していよう? 良いか悪いかで判断できることなどこの世にあるのか?」

「ないことは証明できないし、俺は別に崇拝している神などいない。単に俺たち一般市民の命を脅かさないことが良い神である証だ」

 断言できる。神は人の味方になったことは、歴史上一度もない。彼らにとって俺たち人間はペット同然だ。人を人として扱う神もいるが、基本は差別主義の集まりだ。平等は神の下でのみ達成され、法は神が用意したものであるからやはり彼らに対して人の権利など通用しないのである。

「貴様らの名も、出自も、能力も、全て知っている。お前たちを引き合わせたのは他でもない、吾だ。……吾はな、こう見えてたいそうな老齢で、面倒ごとは他に押し付けて悠々と暮らしたいのだ。が、……そうはいかなくなってしまった。そこで、貴様らの出番というわけだ」

 俺から視線を逸らさず、鬱々とした薄ら笑いを浮かべて、柔らかい唇を楽しそうに動かしている。いったい何を考えているのかわからないその表情に、コガネを気にかける余裕を奪われた。冷や汗が背中や首筋を流れて、身体が緊張によって崩壊しそうだった。俺の動揺を見透かしたのか、ますますギゼルは笑みを深めた。ああ、訳もないのにここから今すぐ逃げ出して耳を塞ぎ、声を潜めたくなる。

「貴様らは吾という神に選ばれた。天命だ――六情を、殺せ」

 ギゼルの言葉が、脳髄から脊椎を越えて身体の末端まで響き渡った。無意識下で呼応するように、筋肉が小さく震えたと思うと視界が一気にクリアになって、耳鳴りが始まった。鋭く大きなその音に俺はどうすることもできなくて耐えた。

 玉座に座ったギゼルはただ左手を真上に掲げ、真っ直ぐ水平に落とす。何のための動作なのか理解する前に、心臓のあたりが脈打った。血管が膨張して、揺らぎ、血液が沸騰し、その熱さと痛みに額を床に擦りつけ蹲るしかなかった。十秒にも満たない痛みは臨界点を超え、確かに身体の中にあった心臓が消えた。

「鍛冶場さ、!?」

「動くなよ、餓鬼」

 耳鳴りが支配する聴覚でも、微かにコガネの声がする。でもそちらをちらりとも見てやれない。殺されていないか心配だ。

 喉まで熱さがきていて、声も出せない。閉まった喉の隙間から少しの乾いた呼吸が通るだけだ。こいつは何がしたいんだ、なぜ俺は身体の痛みと精神が乖離している? なぜまともに考えられる?

 恐らくこの痛みを生み出した張本人を睨みつける。謎の痛みに精々左目を開けるのみだった。ギゼルの姿を捉え、次の動作に身構えた。下手を打てば、殺されてしまう。

 しかし、驚いたことは彼の色だ。超常的な力が働いているのか、美しい金髪碧眼は、瞬き一つで銀色に光る髪とゴールデンイエローの輝く瞳に変化した。まるで青空が夕陽に焼けるうに、色鮮やかに早変わりした。こんな生物は見たことがなかった。六情でさえ、公に色の変化に関して言及はないはずだ。この神はいったい何なのか。

「刻め、精神に、我が神の魂と情けを。授かれ、人の子よ」

 ああ、コガネが俺のほうを見たまま石膏のように固まっている。これはギゼルの仕業なのか、まばたきも髪の一本も微動だにしていなかった。時が止まってしまったみたいだ。

 しかし、いつまでもコガネのほうを見ているわけにはいかなかった。ギゼルの唱えた言葉が時間差をもって心臓に突き刺さったのである。

「吾の言葉には物理的な力を生み出すことができるからな、だが小僧は生きているぞ。……すまなかった、今は話せる状態でなかったな」

 天命――神の魂と人の運命を縛る、古の伝承の一つ。詳しい文献は残ってはいない。

 心臓が物理的に握り潰された感覚は、生まれて初めてだ。しかし、俺は生きている。さっきまでの痛みも、熱さも、耳鳴りも、全て消えてしまった!

「これで貴様は吾のスケープゴート。精々その命を研磨し、励むことだな。」

 スケープゴート、贖罪の山羊。早い話で言うと生贄のことだ。

 俺が生贄だと? 冗談じゃない! 信仰心もない、暴力で人を治める神を信頼できるわけがない。

「……やはり、喜ばないのだな。それでよいよい、構わぬ」

 またしても、ゆるやかに色が変化した。金髪碧眼に戻ったのである。手品を見せつけられているようだ。

 薄情者の笑顔を見て、誰が魅了されるというのか。一生ありえない。俺はやはり神が嫌いだ。人を騙して見下し、傍若無人で我儘な神が大嫌いだ。このギゼルという神も、きっとそうだ。父が愛した神々を俺も愛そうと努力した。その結果がこれか、俺は今明確に神を嫌いだと認識してしまった。俺の人生を強大な力で捻じ曲げ、捨て駒にしようとしている目の前の神が憎い。

「貴様に寄生する悪いカミサマはそのままにしておいてやろう。後々役に立つ。……おっと、時間だ。続きはまた。期待している」

 暗闇に呑まれた。睡魔などではなく、単純に視界が奪われた。何もない宇宙の果てに追い出される感覚がして泣きそうになる。歓喜、悲嘆、楽観、恐怖、愛憎、あらゆる感情が訪れては消えた。不思議な空間だ。

 俺は現実から逃れようと眠った。得体の知れない神に目をつけられた運命を呪いながら、深い眠りに落ちた。

 ――いいや! 眠れるわけがない!

 意識が勝手に浮上して、反射的に目を開けた。思わず心臓を抑えてしまうほどに、鼓動が早いし汗もかいていた。涼しい風をわずかに感じながら辺りを見渡してみると、俺の家のリビングに座っていた。時刻は夕方をとうに過ぎ、時計の針は昼の一時を指している。確かに、日差しは出ているし、電気に頼らなくても室内は明るい。

「夢か……?」

「残念ながら夢じゃないみたいです、鍛冶場さん。これ、机の上に置いてありました」

「手紙?」

 赤い蠟で封を押された上質な手紙。差出人、宛先ともに不明だが、おおよその検討はつく。あの忌々しい神、ギゼルからのものだ。


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