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ダンジョン村は今日もにぎやか  作者: わたあめ☆
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ボスドラゴン

村ですから、協力して生きるのです。

ドラゴンのサーヤは、前回の教訓を生かして、上手くやられてくれたらしい。


意気揚々と勇者御一行は、下の階層へと向かった。


さてさてと。

俺は、むっくり起き上がると、みんなの様子を見て回る。


「けが人はいないかー」


みんな大丈夫そうか。


お、一人いた。


ワイルドベアのマリンだ。


戦士の剣を避けきれず、肉球が切れて出血してる。


最近、食べすぎて太り過ぎたのと、年で動きが鈍ってるから。

だから、運動するようにいつも言ってんのに。


マリンは痛みに弱く、地面を転げ回って痛がっている。


「マリン、行くぞー」


ワイルドベアを肩に担いで、俺たちの癒しの場所、魔素の吹き溜まりへ行く。


この世界の人間の憎しみや怒りから生み出される魔素。


この魔素が溜まりに溜まって、ダンジョンが出来る。


そしてダンジョン内には、魔素が溜まって吹き出してるところが、各階に2~3ヶ所ある。


この魔素が、俺たちを作り、動かしているし、癒してもくれる。


マリンの傷に、吹き出してる魔素を当てると、みるみるうちに出血が止まった。


それでも、痛みや引き攣れる感じは残るから、無理は禁物だ。


しょぼくれてるマリンの頭をなでてやる。


「次は気をつけろよな」


こくんと頷くマリン。


太ったワイルドベアって、なんかかわいいよな。

運動して体も鍛えてね。

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