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ごめんよ
おはようございます。今日も、皆さまにとって良い日でありますように。
ギアは、目の前で塵になった人を見て、ショックを受けている。
聖女も、床にへたりこんでるが、どうでもいい。
「魔人、、、」
とか呟いてる。
頭おかしくなったんだろ。
ピイを呼んで、聖女は外にほっぽり出してもらった。
「ギア、、、悪かった」
俺は、恐る恐る声をかけた。
俺たち、憧れの勇者御一行を消しちゃったから嫌われるのかな。
ギアは、俺の方を振り返ると、すぐさま走りよって、そのまま俺に抱きついた。
声をかける間もなく、大声で泣き始めた。
わあわあと泣くギアを、みんな、温かい目で見ている。
俺はギアを、そっと抱き上げて、ギアの家に運んだ。
泣き止むまで、抱っこして、背中を優しくなでていた。
気付くと、すぅすぅと寝息を立てて寝ていた。
寝入ったことを確かめて、そっとベットに寝かせる。
俺は、あることを決意した。
ギアのためだ。
このダンジョンを閉鎖しよう。
1日の終わりの方、お疲れ様でした。
