頼まれました
ざわざわざわざわ…
…ん、っうっさいなぁーもう、人が寝てんのにっ…ん?あれ?なんで私寝てんだ?さっきまで会社に…⁇あれ?なんか、パソコンが光って…それでナウ○カが鳴って…それで…?
「…いまし!」
ん?なんて言ってんだ?
ガクガクガク
うぷっ、な、な なんか超揺らされてるんですけど。
「…てくださいまし!」
めっちゃ声かけられてるよぅ。会社の人かな?厨二な夢見た上に寝ちゃってるって、すんげぇはずい。起きたくないお。
「起きてくださいまし!」
ガクンガクンガクン
ゆーれーるー気持ち悪い〜
「お、起きます起きますから揺らさないで〜」
諦めて目を開けると、さっきまでの見慣れた会社ではなくて、まったく知らないところだった。
「…は?」
そして周りには沢山の人。
てゆか、みんな昔のヨーロッパの人みたいな格好してるんですけど!
そんでもって、私を揺さぶっていたらしい人はドレスを着た超絶美人…
「どゆこと⁈」
思わず叫ぶと、揺さぶってた人と目が合い…
あかん!美人すぎて目が見れんわっ!
「ぐはっ」
何故だか抱きつかれた。
「きゃーっ!可愛い!可愛いすぎますわっ!容姿も可愛い、起きて動いても可愛い、声も可愛い!流石は神の使い!こんな娘が欲しかったんですの!」
はい?
私は思わずフリーズしてしまった。
コノヒトハナニヲイッテルンダ?
「あ、あの、ちょっとたずねてもよろしいですか?ここどこですか?神の使い?ってなんですか?てゆか、私なんでここにいるんですかっ⁈」
私が慌ててまくしたてると、超絶美人さんは目をパチクリさせて、
「あら?神様からは伺ってらっしゃらないの?」
なんてほざきました。
「…いや、まったく」
「あらー、それは困ったわね。それじゃわたくしが説明するわね。えっとここはハイラート王国で…うんたらかんたら」
***
「…ってゆうことなのです。わかったかしら?」
「なるほど…」
目の前の超絶美人さん、本人が言うには前王妃様らしい…の長い話しをかいつまんでみると…
1、ここは異世界
2、私は前王妃様に召喚された
3、召喚は神様が神の使いを送り付けるというもの
4、召喚した理由は前王妃様の息子でハイラート王国国王陛下の女嫌いを治す&嫁になる
5、前王妃様は孫が早くみたい
って感じだ。
信じられないが実際こうやって召喚されてしまったワケだし、元の世界にあんまり未練は無いから良いかなぁって思ってきた。笑
王様の方も、私は大抵付き合ってから好きになるタイプだから、嫁になるのも問題ない。
彼氏も今はいないわけだし。
ただ、女嫌いを治せるか別だけどね。
私が納得したのがわかったのか、前王妃様は深々と頭を下げた。
「どうぞ、息子を頼みます」
主人公の名前、未だ出ず…




