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レッツ召喚!

「くぁ…ねむっ…」


大きな欠伸をしながら、私はパソコンに数字を打ち込んでゆく。

ここ会社の事務に就職してから、もう3年になるので大分仕事にも慣れたがやっぱり残業は辛い。


カタカタカタ…カチッ


「よーいしょっ、ポチッとなっと…ふー…やっと終わったよ」


んーっ、と伸びをして、座りっぱなしでカチカチになった身体をほぐす。

もう時刻は10時を過ぎてる。

「ま、花の独身一人暮らしには待ってる人もいないし関係無いんだけどねー。」


自分でつぶやいて悲しくなった私は、とっとと帰ろうと席をたった。


ピカッ‼


「へ?」


いやいやいやいやいやいや。

おかしいだろ。

なんでさっき電源を落としたパソコンの画面が輝いてんの?!てゆかなんか音楽鳴ってるんですけど!

らんらーらららんらんらんらんらーらららん

、ってどこのナ○シカだよっ!

てゆか、画面なんか変な魔法陣出てきてるし!


ピカピカピカーッ!!!


「⁈っ!!」


異様に光が強くなり、私は眩暈を覚えそこで意識が無くなった。




[s.ルイーナ]


わたくし、ルイーナ・セイ・ハイラートはとても大き悩みを持っているのです。

わたくしの息子でハイラート王国の王であるユリウスは、母のわたくしが言うのもなんですが、頭脳明晰、容姿端麗、剣の腕もそれはもう素晴らしく、何より国を動かすのが上手くこのハイラートに豊か暮らしをもたらしている賢王なのです。

そんな息子をもてて母としてとても自慢なのですが…

わたくしの悩みとゆうのも息子ユリウスのことなのです。

ユリウスが即位してからもう7年。彼はいっこうに妃を娶ろうとしないのです!

25といういい歳をして浮いた話しは一切なく、わたくしや大臣がどんなにすすめても側室の1人さえ娶らない…

早く孫の顔が見たい…げふんげふん

ではなくて、後継がまったくいないのでいくら平和な国だろうと、東方では戦が続いていますし、こちらにいつ火の粉が飛び散るかわかりません。ですので、ユリウスに何かあったときに子がいないと困るのです!

それに何より今、王宮や城下でユリウスが、そのぅなんというのでしょうか?男性愛好者?だと囁かれているのです!

息子がそんな不名誉なコトを噂されて黙ってられません!確かにユリウスは女性が苦手で、この母以外触れると湿疹がでたり発熱したり気を失ったりしますが、断じて苦手なだけでおホモさんでは無いのです!

ですが…そうなるとやはり、貴族の御令嬢方を嫁がせるのは無理ですし…王妃がいつまでたっても決まらないのが母の悩みです。


そこでわたくしは必死に書庫でユリウスの症状を治せるか調べました。

すると治す方法では無いのですが、古い文献に花嫁の召喚方法がのっていました。それによると、神がその夫に相応しい女性を神の使いとして送り届けてくれる、というものでした。

わたくしは半信半疑でしたが、藁にもすがるような思いでその召喚をやってみることにしました。

嫌がるユリウスを拘束して、さあ、召喚儀式の始まりです!

どうか神様ユリウスに相応しい人を!

そしてわたくしに孫を!


描いた魔法陣が光を発しはじめると、傍観していた大臣達が目を丸くして、驚きを発しています。息子は口と目を塞いであるので何がなんだかわからないようです。

そして光が一際強くなり思わず一瞬目をつぶり、開くとそこには、見たことの無い服を着た、珍しい黒髪の娘が居ました。

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