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『魔界戦記ディスガイアD2』:ゲーム

 ついに田中デスダークとプリニガーXを倒したのでレビュー。

 4から続いてやったので、ぶっちゃけ最初からちょっと飽きてた。でも買ったらやらないといけないという義務感が働いたので仕方なくやるうちに、どことなくハマって後日談まで全部クリアしてしまった。まずは前作4からの改変点を見てみよう。


1.アイテム欄が整理されたよ!

 これは大きい。さりげなく今回の改変点で一番いいところだと思う。前作までだと意中のアイテムを選び出すのに長いスクロールをしなくてはならなかったが、D2ではそんな心配は不要。種類ごとに分類されている。これだけで意味のない、不要なプレイ時間がなくなった。さらに携帯袋も廃止。これも改善点だと思う。ぶっちゃけ前作の携帯袋がいらなかった。なんでそこだけ微妙にリアリティを重視するんだよ……これによってイチイチ携帯袋に何を入れるか悩まなくて済むし、必要なアイテムを入れ忘れて「なんてこったい」なんてこともなくなった。


2.チート屋登場!

 みんな大好きチートし放題! まず敵の強さを好きにいじれるのがいい。今までは議会で可決しなくてはならなかった。あれがメンドクサイ。これだけでもチート屋の存在意義は十分あると思う。次回作以降もぜひ残してほしい。

 チート屋でいじれる他の要素としては、経験値やマナ、ヘルなどの配分率だ。例えば、マナ取得率を50%にして、その分を経験値に回す、と言った感じ。これによってレベル上げがずい分とスムーズに。


3.オンブが追加

 魔物キャラは、人型キャラを乗せることが可能に。移動と防御は魔物、攻撃は人間が担当することに。コラボ技もあり、互いの友好度で威力が変化! ド派手なコラボで敵を撃ち破れ!――ってことなんだろうけど、ほとんど使いませんでした、ええ。

 4の「怒ッキング」と「魔チェンジ」が派手&楽し過ぎたこともあって、今回のオンブは地味かつ微妙すぎる。このシステムを生かすような、移動力と防御力のある魔物を用意しとくとか、システム作るならそれ用の工夫があるべきだ。さらにオンブすると、魔法とコラボ技以外が使えなくなる。武器技主体で戦っているキャラはオンブすると弱体化。そこら辺のシステムの調整不足も大きい。ていうかこのオンブ、時間とか予算ないから適当に入れた感がビンビンする……


4.キャラ界は削除、アイテム界も潜りやすく

 キャラ界の削除は残念と言えば残念だが、あれも延々潜り続けるのはかなり精神的にしんどいので、もう削除でいいと思う。これに付随して、技の継承は師弟制度によって行うことに。師匠の技を弟子が習得していく、というもの。師弟関係はいつでも好きに変更可能。技の継承は物凄く簡単に。逆にあまりに簡単すぎて、どのキャラも全ての技を覚えることができるため、個性が固有技しかなくなってしまうという結果に。また、この制度のため魔法使いが凶悪な強さを誇る。

 アイテム界は、D2ではアイテム海に。海を連想させるワードを散りばめた。でもやることは結局アイテム界なのでご安心を。潜る前に必ず準備する場面に移る。そこで回復もできるし、アイテム界士に話しかけるとデールがもらえる。このため、4みたいに低ランク、低レベルアイテム界に潜ってデール集め、なんてしなくていい。さらにイノセントタウンも10階ごとに必ず出現するように。アイテム議会は潜る前の段階で可能。出るかどうかわからないイノセントタウンの出現を待って、さらにそこで可決できるかどうかわからない議会をする必要はなくなった。他にも、とにかく4のような運の要素はかなり抑えめになった。これは歓迎すべき傾向だろう。あんな運要素、やる気しねえよ……ちなみに4では貴重なイノセントだった経験値増加のイノセントは、普通のイノセントに降格。いくらでも簡単に手に入る。ちょっと手軽に手に入りすぎだったので、経験値増加イノセントはボーナスステージだけでのみ入手可能、とかにしておいても良かったと思う。それでも4の「40階層以降で逆海賊したときのみ出現」に比べれば遥かに楽。しかも絶対出るわけではないから、出るまでギブロとか……ここで心折れました。やりたかねえよ、そんなガチャみたいなこと。それに比べたらD2は良心的。

 ただ、「ビックリドッキリアイテム界!」という割にあまりビックリもドッキリもなくなった感が。もっと仕掛けを盛り込んでも良かったと思う。


5.邪シンボルの代わりに、悪魔道場追加!

 4の選挙区という制度がなくなったので、まあ、しょうがないわな。悪魔道場はトレーニングメニューを選べる。選んでそこに所属させておくだけでおk。あとはいつも通りレベルを上げるだけ。でも4の方がリーダーのエクストラゲインや、マスを重ねて重複効果を狙えたりと、プレイヤーの幅があった。それに比べるとかなり味気ない仕様に。ただ、やること自体は単純なので、時間がかからず手軽、という点は確かにある。ただ、もう一工夫欲しかったなあ。どうせ後日談以降になったらステータスアップ系とかそれほど意味がなくなるんだから、SPアップとINTアップを統合できる、とかさ。もっと上限を突破できる、「修羅道場」とかさ。

 ちなみに装備適性はキャラ界じゃなく、この道場の「武器の分解」に所属させ、適当に戦闘を終了させることによりランダムで上昇する。上がるかどうかは運次第だが、練武で回していればチョコチョコ上昇していつの間にかけっこう上がってたりする。少なくともキャラ界潜るより何倍も楽だよ。装備適性と言えば、4では固有キャラのみ転生すると全ての装備適性が5%上昇した。今回は汎用キャラでも同じ職業、同じクラスに転生すると5%上昇するように。汎用でも思い入れをもって育成すれば、固有キャラと同じように強くなっていってくれる。


6.職業&モンスターの追加、削除

 モンスターは、犬とキノコが4から削除された。どちらもけっこう好きだったんだが……特にキノコの削除によって、女性キャラを弱体化する敵がなくなったため、女性有利社会に。ちなみにサッキュバス系は残っている上に、「男性ユニットから攻撃を受けた場合、攻撃者に被ダメージの25%を与える」というマビリティも登場。味方だと頼りにならないが、敵に回すと鬱陶しいことこの上ない。もちろん、削除だけでなく追加されたモンスターも多い。種類自体は増えたかも。でも結局使わんけどね……やっぱり巨大化と魔チェンジは必要やったんや……


7.そして総評、はじめました。

 全体的にかなりあっさりになっている感じ。でも4のときは、キャラ界もアイテム界も結局中途半端になって、何にもやり込めなかったし、要素を絞り込むのはある意味仕方ないかも。ただ、チート屋という高速道路ができたので、余計に味気なく感じたところではある。チート屋自体はやっぱりいいね。敵の強さを好きに変更できるだけでも、使い勝手があるし、便利。色々な調整は必要だと思うけど、今作もバランス自体はよく取れていると思う。チート屋のせいでやりこみ要素が台無しになることなく、プレイヤーでうまく調整できるようになっている。

 一番の不満はストーリーかな。何せ内容が薄い。全部で10話あるけど、詰めたら5、6話くらいで終わりそう。別にストーリー自体はまあ、普通くらいなんだけど、伸ばしすぎだ。もっと寄り道要素を増やして、魔界行脚して欲しい。ていうか、どうせ外伝でアサギを出すなら4話のところでストーリーに絡ませた方が面白いだろうに。

 一番の不満はシシリーというキャラクターだろうか。せっかくラハールの妹という美味しいポジションなのに、イマイチ印象に残らないキャラになってしまった。悪魔生まれ、天使育ちなのだから、「見た目は天使だけど、趣味は悪魔的」みたいなキャラにすればインパクトあったと思うんだが。ヘルレイザー風に改造したプリニーを召喚して戦わせるとか、なんかあったと思う。料理もゲテモノばかり作って、ラハールに無理矢理食わせたりとか。

現状ではあまりにもいい子過ぎるでしょう。趣味が悪魔的なら、天界で不遇を囲っていたという設定にも説得力が出るだろう。

 あとは本の威力。D2で新たに登場した本武器だが、杖を装備すると魔法が強化されるのに、本を装備しても魔法は強化されないという謎仕様。本専用の召喚攻撃ができるが、正直魔法の方が属性や威力など調整しやすく、射程、範囲などでも劣るためにあまり使わない。先述の特技継承のしやすさから、魔法使いはすぐに魔法を継承して強くなれるので、魔法の威力自体は下方修正されたのに魔法一強は相変わらず。

 あとは後日談だろうか。難易度が下がった。さらに4のキャラ使いまわしすぎ。ほとんど4じゃねえか! でも4のキャラは魅力あるからいいか。

 そしてクリア後のやり込み要素……最強魔王バールとかはいいのだが、プリニガーXの次がバールで、無茶苦茶強い。ドラゴンボールでたとえるなら、プリニガーXが襲来時点のベジータで、バールはセル完全体くらい差がある。この間に3体くらいボス用意して欲しい。

 全体的にやり込みの「深さ」よりもやり込みの「しやすさ」を追求したというところだろうか。チート屋以外の新要素がイマイチぱっとせず、キャラも主要3人組以外は影が薄い。ランサローテとかアーチャーの色変えじゃん……キャラに関しては層が薄く、かなり不満だったため、DLCキャラを入れた。もちろんメタリカ。しかし、メタリカのプロフィール欄に「魔女と百騎兵の主人公」と書いてあって口がポカンだった。魔女百の主人公って百騎兵じゃないの……? ていうか百騎兵も出しとけ。ついでに一番好きな魔女、ネザリアも入れといてくれ。あと、ペタが父親を探しているのだが、父親のゼタはDLCキャラで、金を払わないと親に会えない仕様になっている。日本一、鬼畜やろ……

 結果キャラゲーとしてもやり込みゲーとしても薄味になってしまった感は否めず。5以降、どういうやり込みを提供できるのか、ディスガイアも新たな曲がり角を迎えたのだろうか。


 ※『フーカ&デスコ編』やりました。

 なんかけっこう面白かった。特に「お姉さまランド」が面白い。アクターレのかっこいい一面も見れるので、アクターレファンは必見だ。何だかんだで、こいつら友達みたいになってるのね。最後もディスガイアらしい、荒唐無稽だけどちゃんとしたオチもついていたので、なかなか気合いの入った追加コンテンツだと思った。フーカとデスコは人気ありそうだし、今後のディスガイアのDLCキャラで頻繁に出てきそうだね。


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