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『ザ・ラスト・オブ・アス――レフト・ビハインド』:(ゲーム)

 ダウンロードしましたよ。

 そしてやっぱり名作。1600円で買ったけど、その価値十分。だいたい3、4時間くらいでクリアした。

 エリーがジョエルをどうやって介抱したのか、その場面を描いている。回想として軍の寄宿舎時代のライリーとの思い出が挿入される。

 なんか終末青春モノって感じで、これはこれでまた傑作が生まれてしまった予感。ゾンビもの+スタンド・バイ・ミーみたいな感じが、個人的にした。主人公を男の子にしたら完全にスティーブン・キングの小説ですよ、これ。

 まあまあ、相変わらずエリーのナイフ攻撃強すぎだろ、とか、こんなところで音楽かけたら感染者寄ってくるだろwwとか、突っ込みどころもまあまああったものの、値段分は十分楽しめる作品となっている。少なくとも本編が楽しめた人は買い。本編より難易度は少し高めな気がする。久ぶりにプレイしたから、腕が鈍っていただけかもしれないが。

 キモは回想シーン。ライリーと最後の思い出作りに寄宿舎を抜け出して夜の廃墟へ繰り出すのだが、これが切なさと哀愁があっていい。季節も夏っぽい。まさにスタンド・バイ・ミーですね。

 ただ一つだけ気になることがある。ストーリーに関しては本編以上に文句のつけようのない出来なのだが、あまりに映像に合わせて操作することを要求されるため「もう映像作品でいいだろ!」という思いもチラホラと芽生えた。ライリーとの回想シーンは戦闘もほとんどなく、それでも色々ギミックを仕掛けて工夫はしてあるのだが……まあ、この回想シーン自体、エリーの激闘の狭間に挿入されるため、その点で砂漠のオアシスみたいで、それがさらに面白さをかき立てていた。

 ただし、である。次回作が作られているという噂だが、次回作ではゲーム性を追求して欲しいと思う。今回のDLCも、できれば感染者の群れから生き延びる、というようなオンライン共同作戦みたいなのを期待していたのだが……

 さて、今回の戦闘だが、本編と比べて一つ進化した点があった。それは人間敵と感染者が同時に出現する、ということだ。こいつらを同士討ちさせるのが、見ているだけで面白い。どこかのデッドスペース3でもこういった三つ巴システムがあったが、アレと比べると遥かによく出来ていた。まあ、感染者がなぜかこっちを嗅ぎつけて襲いかかってくる、という事態も発生したけれども。次回作ではこういう場面が多くなるのだろうか。

 何にせよ、TLOUの世界観を完全に補完してくれる、傑作DLCだった。値段もこのクオリティなら良心的。こういうDLCなら大歓迎なんだけどね……


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