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ゴールド・リング:(ハンバーガー)マクドナルド

 本日限定発売されたゴールドリング、早速買ってみた。マクドに行くこと自体がかなり久々なので少し緊張したが、とにかく雨に降られることもなく、無事買うことができた。比較として、一緒にチーズクォーターパウンダー(360円)も買っておいた。

 まあ、まず店の中の殺伐とした雰囲気である。レジのそばの席では、白骨化寸前のおじいさんが囲碁雑誌を開きながらコーヒーをすすっていた。そのほか、そこらじゅうDQNで埋め尽くされている上、レジを覗くと生気のない社畜が群れをなしていた。まともな人間というのがこの世に何人いるのか、本気で心配になった。

 それはさておき、かつてマクドと言えば低価格路線で業績を伸ばし有名になったものだが、今メニューを見てみると低価格なものは全くなくなっていた。大学生の頃はよくここの100円マックで軽く昼を済ませていたものだが、今では普通のハンバーガー自体、メニューに存在していなかった。いや、多分載ってはいるのだろう。ただ、セットメニューばかりが強調されていて全く見づらいメニューだったことは確かだ。高級路線に舵を切ったということだろうが、正直マクドに高級感なんて全く求めてないから方向性を見失っているとしか言いようがない。クォーターパウンダーにしても、モスで食べるほうが同じ価格で美味しいと思う。むろん、味覚はいろんな好みがあるのでマクドの方が好きという人もいるだろうし、そこまで不味くはないのだが……何か味自体は微妙だった。

 その高級路線の試金石だろうか、ゴールド・リングは価格1000円という、ハンバーガーとは思えない値段。近所のハンバーグレストランも、ハンバーガーを売っているのだが、それも確か1000円くらいだったと思う。そっち買ったほうが良かったぞ。

 まあとにかく、買ってじばらくすると店員が袋に入れて渡してくれたので、サッサと社会の肥溜めから抜け出した。にしてもこのゴールドリング、袋だけやたらと立派である。専用の袋と箱に入っており、こんなものに金かけるくらいなら値段半額の500円にしろよと言いたい。食べた感想だが、まずくはないが流石に1000円の価値はあるかときかれたらそれはないし、せいぜい500円くらいのもんだろう。期間限定のこれっきり、というイベントとして用意したのだろうが、このゴールドリングの売りの一つである厚切りベーコンは、かつてモスがキャンペーンでやっていたのと発想は同じだ。もしかしたら同じところから買っているのかもしれない。そう思えるほど味も似通っていた。唯一のオリジナリティは中にパイナップルが入っていることだろうか。これはそれなりに美味しかった。しかし、肉の味を楽しみたいので、正直自分にとっては別になくても構わないというか、ソースに入れるという形にして欲しかった。

 マクドはもっとソースや、その他味付けにこだわるべきではなかろうか。どのハンバーガーを頼んでもほとんど同じ味つけで飽きる。それでも量とか値段で勝負をしかけているうちは良かったが、値段は高級路線への舵切りで完全におざなりになってしまったし、このままではマクドの売りは、あの気持ち悪いピエロだけになってしまうだろう。量も本場のアメリカならいざ知らず、日本では大したことない。このまま高級路線を取るなら、根本的な解決が必要だろうが、今のマクドに果たしてそれができるか疑問だ。こんな期間限定商品で様子見している場合ではないだろう。ただ単に売り方を変えるのではなく、まあ、それも重要なのだが、もっと根本的な体質、制度を変えていかないと真の方向転換はなされないだろう。とりあえず、マクド最大の課題はワンパターンな味付けをどうするか、そしてDQN層中心の客層をどこへ持っていくか、そこだろう。高級路線なら値段だけでなく中身もそれに見合った物に変えなければならないと思う。現状では、今までの量産安売り品を値段だけ釣り上げて高級路線に持っていこうとしているように見えてならない。



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