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ザ・ラスト・オブ・アスホール

 GOWAゴッド・オブ・ウォー・アセンションについていたプレミアム体験版をやってびっくりした。

 規制されまくりじゃん、これ……

 これさ、Z指定のゲームだぜ? Z指定! 18歳以下の頭の悪いお子様はやってはいけませんっていうゲームなの。

 それが! なんで! 規制されてるんだよ! 

 この国の老害左翼は直ちに即死してくれ、割とマジで。

 TLOUザ・ラスト・オブ・アスはメチャクチャ期待してたゲームだった。確か去年の年末くらいからだったかな? ずっとずっと発売日を待って、ようやくその発売日がやってきたというのに、そんな善良なプレイヤーの楽しみを横からぶち壊して、一体何がしたいんだ?

クリーチャーの頭部破損が全くなくなっていた。これは一体、どういうことだ? そりゃゲームの戦略には影響しないかもしれないが、戦略に影響しないからいいなんて勝手なこと言うのはやめてくれ。万が一に備えて北米版を買っておいたのだが、いつまで日本のプレイヤーは不完全日本語版と海外版の二種類を買わされ続けるのだろうか。そして簡単に北米版が手に入る今、日本語版を規制することに何の意味があるのだろう?

 そしてようやく発売日、やっぱり日本語版は体験版と同じく規制されていた。

 しかし、四肢切断などはそのまま。頭部の破損や斬首シーンなどは修正されていた。斬首シーンは修正でかなり不自然になっていたし、頭部の破裂がないためにヘッドショットの有無も分かりづらくなっていた。しかし、先の四肢切断などはそのままであり、意外にも全体としてそれほど規制されている感はなかった。

 ただ、それゆえ余計に「規制する意味あんの?」と疑問に思わざるを得ない。もしかしたらデッドスペースのように日本で発売することすら難しかったのかもしれない。それならよく頑張った方なのだろうか。

 なんにせよ、日本のゲーム規制のあり方というのはおかしいと思う。


 まあ、日本語版の感想を書いていきたい。規制はあるが、これから買う人は北米版よりも日本語版を買うことをオススメしたい。というのも、上記に書いたように規制もそれほど滅茶苦茶でなく、ゲーム内容を損なうほどではないからだ。それにTLOUはストーリーがいい。キャラクターではなくちゃんと「人物」が描かれており、さりげないセリフにも皮肉が込められていたりして、そのへんの微妙な機微は日本語版でないと感じ取れないと思う。それにしても、日本語版をやって改めてTLOUの白眉はグラフィックではなく(グラもかなりの出来だが)それ以外にあるのだと再認識した。

 ストーリーがいい。戦闘の緊張感がいい。

 基本的な評価は北米版に書いたとおりだが、ストーリーの良さは日本語版で発見できてよかった。最後は「え、これで終わり?!」と思ったが、それ以上は逆に不要なのかもしれない。最後のセリフもいろんな意味に取れてなかなか奥が深い。

 クリア後の特典だが、これはかなり糞ゲーに近いものに思った。せっかくの感染者が全く姿を見せず、人間同士で物資の取り合いという地味なドンパチをやらかすだけだ。せめて人間同士の争いに感染者が介入、とかあったら面白かったと思う。あとこういうので襲い来る感染者を共同で食い止める、とかいうモードがないのは、やはり外人が対戦好きだからだろうか。トゥームレイダーでもそうだが、あまりこの手のゲームで対人戦をやっても盛り上がらないと思うのだが……どちらも手詰まりになって膠着状態になりやすい。ほとんどクラフトアイテムを作って投げるだけの簡単なお仕事っていうのはどうか。

 普通に感染者の群れが徘徊する町からグループで脱出する、ていうので良かったと思う。その時に物資を多く持って脱出するのが目的とか、生き延びる以外に目的があればそれでよかった。裏切りだが、フレンドリーファイアーなどはなくても、裏切ることを推奨するようなシステムをそれとなく作ればいいと思う。積極的に銃で撃たなくても、例えば仲間の近くに物を投げて音を立てれば、クリッカーなどが寄ってくる。それとなく裏切ることはこのゲームでは可能なのだから、それを生かしたマルチにしてくれれば良かったのに。死んだ人間にはゾンビどもが群がってしばらくお食事するようにすれば、ますますそういう傾向が促進される。仲間を生贄にして逃げる時間を稼ぐ戦法もあるだろう。ていうかもうL4Dみたいな感じのマルチにしてくれれば面白そうだったのに……

 あとは周回要素か。ニューゲーム+など、周回要素は一応ちゃんとあるがゲームそのものが一本道すぎるため、イマイチもう一回やろうとは思えない。ムービーは飛ばせるからいいものの、強制歩きやイベントなどはそのまま。しかもそれがけっこう多い。そういうのはなるべく少なくするのがいいゲームだと思うのだが、そこらへんの自由度のなさが残念。また、戦闘もほとんどで殲滅前提であり、もっといろんな物資を使った泥臭い戦い、というのを見せて欲しかった。また、強化は引き継がれるがアイテムの持ち越しはなしというのも周回の楽しみが少なく感じた。映画みたいなゲームだったが、それなら「映画でやれ」というのは言い過ぎだろうか。映画的な演出くらいなら全然構わないのだが、それがゲームという領域まで踏み込んでくると話は違うと思う。次回作ではもっとゲームとして作って欲しい。進む→戦闘→進む→戦闘……の繰り返しで、オープンとまではいかなくても半オープンくらいで、ある程度の広さの場所である程度自由に戦える、というのがよかった。途中で短調になってくるし、周回するときに移動パートがものすごくつまらなくなる。ここでもL4Dが絶賛される理由がよくわかるような気がする。

 まあ、これも北米版で書いたことなので、他にも言いたいことはあるがもういいだろう。

 不満もあるが面白かった。

 ラスト・オブ・アス、ということだが、ファイナル・ファンタジーみたいにシリーズものになるのだろうか。そうなるとまたバイオ化してしまわないか、それだけが心配だ。せっかくの新作だけに、今後 さらに盛り上げていってくれることを、ゲーム開発社のノーティドッグに期待している。


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