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バイオハザード5:(ゲーム)

2011年 08月26日活動報告より転記、加筆。

 最近バイオ5にハマっていた。さすがにもうデッドスペースほどのインパクトはなかったが、それでもシューティングゲームとして十分おもしろかった。惜しいのは完全にサバイバルホラーではなくアクションシューティングと化してしまったことだろうか。ムービーなんかも完全にマトリックスばりのアクション映画だし、ホラーを目的として買うと期待はずれ。しかし、逆にアクションものとして楽しめばそれなりだった。3000円の追加コンテンツ入りベスト版を買ったが、これくらいなら十分値段分の価値はある。マーセナリーズも、本編で使えないキャラが使えて楽しいし、コスチュームもいろいろ変更出来ておもしろい。なにより無限武器の爽快感。バンバン撃ちまくって無双できるが、あまりに調子に乗りすぎるとやられるという適度なバランス。そしてきれいな映像。

 しかし、ムービーが頻繁でそのたびにロード画面が出て待たされるのが多く、ゲーム進行がそのたびに途切れるのはいかがなものか。デッドスペースやGOW3のように、ムービーとゲームの一体化をそろそろ日本のゲームメーカーも考えてはどうだろうか。映像だけ進化しても、ゲームシステムの細かいところは何も進歩してないように感じた。

 そしてもうひとつの不満点はクリーチャーだ。バイオと言えばゾンビ、ゾンビと言えばバイオだが、4に引き続き今回は『マジニ』と呼ばれるゾンビっぽいけどゾンビじゃない何かよく分からないものが出てくる。見た目はほとんど生きている人間に近く、ちょっと顔色が悪い程度だが、ゾンビと同じような耐久力がある。知能も人間並みとまではいかないが、武器を持って戦う程度の知能はある……てことなら普通の人間を雇えばいいのではないか? と思ってしまう。それならゾンビウィルスまき散らした方が余程生物兵器として有能だし、クソ高い研究費用注ぎ込んで作ったマジニに結局普通の銃火器を装備させるというのはどうも間抜けな話だ。

 そしてこのマジニの消え方。普通にぶくぶく泡を立てて消えてゆくのだが、例えば最初に皮膚が溶けて内臓が露わになり、内蔵も溶けて中の寄生虫本体が見えて、それも溶けてゆく……とかいう風にできなかったのだろうか。あとはショットガンやマグナムなど、強力な銃で足や腕を撃っても欠損しない。別に欠損を望んでいるわけではないのだが、映像がリアルな分、こうしたときどき垣間見えるゲーム的デフォルメが気になってしまう。特に今回は敵が武器を持って襲いかかってくるのだから、腕を吹き飛ばすと攻撃力が下がる、足を飛ばすと這ってすすんでくる、などの表現があれば良かったと思う。まあ、デッドスペースのパクリですけど。多分欠損についてはCEROの規制なんかもあって実現できないだろうが、いい加減このクソ制度もどうにかならんのだろうか。ツタヤに行けば、普通にいくらでもグロイ映画が置いてある時代に、ゲームだけ特に厳しく規制する意味があるとは思えない。PTAの回し者かよ。

 あと、アイテムを拾うときとひるんだ敵に体術をきめるボタンが同じ□ボタンで、これが敵に体術をかまそうとして押したときにそばのアイテムを拾ってしまうことがあった。こういうのも体術を優先する、などの配慮が欲しかった。

 最後はストーリーかなぁ…… ウェスかーの戦う理由が完全に中二病で、心の中で思わず「お前そんなキャラじゃなかっただろ!」て突っ込んでしまった。「お前たちは地球の環境を破壊して争いばかりくりひろげる、愚かな生き物なのだー!」てどこの散様だよ。万物一体成し遂げろよ。

 バイオ6は出るのだろうか。知らないけど、もしで出るならマジニ系はもうやめてゾンビに原点回帰して欲しい。そして、しっかりとしたホラーゲームとまではもはや望まないが、ホラー要素くらいは入れておいて欲しい。そう願っています。



※以下追記(2012年3月6日)

 全クリしたあと、「マーセナリーズ」(一定時間内にマジニを倒して得点を競うモード)をやってみたのだが、これがメチャメチャ面白かった。ネットにも繋いでやってみたけど、もっと面白くなった。ていうかもう、マーセがメインディッシュで本編はただのお茶、みたいな感じ。鉱山ステージでリーパーに捕まって殺されまくった。一緒にプレイした方、足を引っ張って本当にすいませんでした。

 敵の部位を攻撃してひるんだ好きに体術決めて倒していくのがこんなに面白いとは思わなかった。体術の爽快感は半端ない。できたらコンビ体術とかあったらよかったかなあ。でもそれは望みすぎか。

 上記の中で、『体術を優先して欲しい』と書いてあるが、実際にはどうやら体術優先のよう。自分が焦りすぎて操作をミスって、勝手にそう思い込んでいたようです、ごめんあそばせ。

 

オペレーションラクーンシティとバイオ6はゾンビに戻るようなので、今から楽しみにしている。

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