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第42話「集う仲間」

 しかし死神は再び喉を裂くように、


「――――ォォォォォォォオオオオオッ!!!」


 と、おぞましい咆哮を上げた。


 次の瞬間、背後の大木を踏み台にして地を蹴り、黒い影となって二人のもとへ迫ってくる。その圧倒的な殺気に、セリアとリッタは反射的に身構え、再び戦闘態勢を整えようとした――その時だった。


「――天穿槍セレスティアル・スピア!」


 背後から、澄み切った声が戦場を切り裂く。


 刹那、光が奔った。


 レーザーのように研ぎ澄まされた一条の光が、一直線に死神へと突き進む。死神は咄嗟に鎌を持たない腕を突き出して防ごうとするが、その判断は遅かった。


 光は腕ごと、そして胴体を一点に貫いた。


 信じがたい光景に、死神は目を見開く。しかし――セレスティアル・スピアは、無情にも止まらない。


 そのまま死神の身体を貫き抜き、闇を引き裂いていった。


 直後、上空から降り注ぐように、


「また待たせてしまって、ごめんね!」


 と、明るい声が響く。


 次の瞬間、軽やかな着地音とともに彼女は二人の前へと降り立った。


「今度こそみんなで!」


 そう言って、セリアとリッタの方へ振り向き、ねっ!と屈託のない笑顔を向ける。


 その姿を見たセリアは、まるでこの瞬間を待ち続けていたかのように、


「ええ!」


 と力強く返し、


 リッタもまた、迷いなく、


「うん!」


 と頷いた。


 こうして、ついに三人は揃い、死神と相対する。


 アリシアが振り返ると、死神は宙に浮かび上がっていた。彼女の魔法によって貫かれた身体には大きな風穴が穿たれ、その周囲を黒い靄が不気味に漂っている。


 それでもなお、死神は完全には倒れていなかった。

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