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8/10

幼馴染彼女の妹がグイグイくるが、そんな訳にいかないだろ、、

「おねぇちゃん、遅いなぁ...」


ミヒロはそう呟き、

ベッドに横たわった。


「来ないんなら、シンジと三回戦しちゃうぞ?」


ミヒロは俺のこと、上目遣いで見て。


俺のおへそ辺りから右手の人差し指をつつーと

下半身めがけて走らせてみせた。


「あのな、ミヒロ...」


「俺の身体に触るの、やめてくれないか?

それから、ベッドに寝転ぶのもやめてくれ。

今すぐどいてくれ...」


「ん?」


「今日のことはさ。

見分けられなかった俺が悪いよ...」


「え、なになに?」


「シンジ、顔怖いよ...?」


「俺、おまえのこと、すっかりマヒロだと思って。ガチでイチャイチャしたわけで」


ミヒロは、少し悲しそうな顔をした。


「ん、でもさ、私と寝ちゃったんだから、

私がもう、新しい彼女でよくない??」



「そういうわけにはいかない...」




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