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俺は問題の修羅場を勃発させるメールを消すことに成功した...
何事もなかったかのように。
俺はマヒロにiPhoneを返した。
「ごめん。ちょっと借りた」
「何したの?」
「いや、それはちょっと言えないっていうか...」
「ふうん...」
「まぁ、いいや。
取り敢えず、おやつってことで、
チーズケーキ食べてよ。そして、
ちゃんと感想聞かせて?」
「お、おう...」
「またね、シンジ。
私、帰るね...!」
「明後日、学校でな!」
マヒロを見送った後。
俺は階段を駆け上がって自分の部屋へと向かった。
ミヒロはベッドに寝転び不思議顔。
「誰だったの?」
「あー、宅配業者だった」
も、もしよかったら評価してもらえる
と嬉しいっす!
お忙しい中、
読んでくれてありがとうございました!