200文字小説 『格闘技で精神が鍛えられるなんてのは嘘』
「人を傷つけるために身体を鍛えるヤツが人に優しくなれるわけがない」
「柔道・空手・剣道合わせて一七段の俺に云うか。大事な何かを守る技術だろ」
「守る? 敵が拳銃でも持っていたらどうする? 無駄だよ」
「なるほど一理ある。だがそれは拳銃を買ってから云うべきだな」
「は?」
「キレた俺はお前を殺す技を数えきれないほど持っているぞ」
「……冗談だろ?」
「精神を鍛えていないヤツをからかうと危ないことだけはわかっただろ?」
「人を傷つけるために身体を鍛えるヤツが人に優しくなれるわけがない」
「柔道・空手・剣道合わせて一七段の俺に云うか。大事な何かを守る技術だろ」
「守る? 敵が拳銃でも持っていたらどうする? 無駄だよ」
「なるほど一理ある。だがそれは拳銃を買ってから云うべきだな」
「は?」
「キレた俺はお前を殺す技を数えきれないほど持っているぞ」
「……冗談だろ?」
「精神を鍛えていないヤツをからかうと危ないことだけはわかっただろ?」
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