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第7話【夜空】
タイマツの真っ赤な炎に顔を照らされ、ナルドが言った。
「俺達どーなんのかな?ちゃんと地球に帰れんのかな?」
焚き火をジッと見つめながらロッテが言った。
「まあ、大丈夫なんじゃねーの?俺達ってさー、これまでも、色んな惑星で、なんやかんや有りながらも、どーにかこーにか、生き延びて来れたわけじゃん?今回もきっとドラマスティックな感じでどーにかなるっしょ。モス船長がなんか良い作戦思い付いてくれるっしょ」
焚き火に(ポン)と、薪を投げ入れ、マクドが言った。
「人任せにしてんじゃねーよ。俺達も考えなくちゃいけねーだろ。オマエもちっとは考えろ」
「考えてるよ。ああー。プール行きてーなー」
「なに考えてんだよ」
「温泉入りてーなー」
「プールはどーした」
「コスプレしてーな」
「関係ねぇーじゃん」
マクドとロッテのやり取りを聞き、リアは携帯ゲーム機、DSPのスイッチを切った。それから、おどけて、夜空を見上げて「ピカーン!」と言って、カバンのチャックをジーッと開けて、ピンクのカメラを取り出した。




