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この想いを、あなたに

心の音色

作者:

 この世界にはいろいろな音が溢れてる。

 それは合わさって、重なり合って、いろいろな音色を奏でる。

 喜びも、悲しみも、怒りも、楽しさも、

 全てが音色となって世界を包み込む。


 この世界は全て音で表れる。

 喜びの音色を奏でているのは誰?

 悲しみの音色を奏でているのは誰?

 怒りの音色を奏でているのは誰?

 楽しさの音色を奏でているのは誰?


 ――あなたは今、どんな音色を奏でていますか?


 あなたの悲しみの音色が聴こえたのなら、

 私はすぐにあなたのもとへ行きたい。

 何もできない私だけど、傍にいることはできるから。

 あなたを守りたい。

 あなたの力になりたい。

 でもまだそれはできない。

 だからせめて、あなたの傍にいさせて。


 この世界には音が溢れてる。

 いろいろな音が聴こえてくるの。

 それでも私はあなたの音色を感じるの。

 あなたが助けを求めるなら、私がすぐに駆けつけよう。

 ――だから忘れないで。

 私はいつでもあなたの味方。

 あなたが望むなら、私はずっとあなたの傍にいるよ。

 この想いはあるだけ無駄だとわかっているんだ。

 叶わぬ願いだと。

 迷惑になるだけだと。

 邪魔な想いだと。

 ……それでも想うのは、それほどまでにあなたの存在が私の中で大きいからなんだよ。

 あなたが大切でしかたないんだ。

 ……この想いも、捨ててしまえたらいいのにね。

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― 新着の感想 ―
[一言]  音が重なって色のようになる訳ですかー。全体的に綺麗な雰囲気がした詩でした。  素敵な作品を有難う御座いましたm(_ _)m
2014/07/27 20:20 退会済み
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