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Combat・ with・The・unknown  作者: 唯ノ蒼月
序章 はじまりの序曲

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第9話 5人との顔合わせ

ゲネシス神聖国・聖都



その聖都に建ち並ぶ石造りの街並み、その内の一軒の屋敷の一室にて設置された試作機のシミュレーション機械に座る1人の少女。

黒髪ロングに黒い瞳、ツリ目の少女の名はクーデリア・オルドリッジ。

彼女は対アンコニュ反攻作戦、その一環で開発、生産された一式空中戦闘機のパイロット試験を受けその結果を見ていた。

シミュレーション画面に緑色の文字で表示された文字は上位10名のランキング。

その結果は彼女は2位で終えた。


「強かった……」


そう呟きながらクーデリアはシミュレーションのスイッチを切り座席から立ち上がる。

その彼女の頭の中はある存在でいっぱいであった。


【失敗作・ロスト】


ゲネシスを中心に連合内に広まったその名。

クーデリア達が今後操る一式空中戦闘機の試作機のテストパイロットを務め、アンコニュとの実戦も行った者。

試作機の保管されている基地襲撃の際に連合に流出した映像で試作機が撃墜された事から死亡説も流れていた事でも有名であり、パイロット試験に参戦し、その名前が表示された時は彼女を含む全員が驚いた。

本物かどうかも分からない中、次々と撃墜されるパイロット候補達。

その強さに誰もが本物と認めた。


「何処の誰よ、彼が失敗作とか言ったの」


決して油断した訳では無い。

けれどクーデリアは彼に手も足も出なかった。

他の上位メンバーと連携を組んでも傷一つ付けられなかった。

思い出すのは自身を撃墜した攻撃。

後ろを付けていた筈なのに彼は一瞬の内に反転しクーデリアを撃墜しながら後方へと飛び去った。

そして他のメンバーの攻撃を利用しての撃墜、終いには取り付けられた魔力砲による全機一斉撃破。


クーデリアは2階のシミュレーション部屋から1階へと降りて家族が待つ広間へと向かう。

広間には椅子に座っている白髪混じりの黒髪に髭を生やした男性とその対面に座る黒髪の男の子。

その奥で黒髪の女性が料理をしていた。


「どうだったクーデリア」


「2位でした」


「なにぃ?!」


白髪混じりの黒髪に髭を生やした男性、クーデリアの父ゲイル・オルドリッジがクーデリアに気付き声を掛け、返ってきた返答に目を見開いて驚きを顕にしその姿を見たクーデリアは苦笑いを浮かべた。


「姉ちゃん負けたんだ」


ゲイルの対面で両手でコップを持つ黒髪の男の子、クーデリアの2つ下の弟であるアルフレッド・オルドリッジも驚いていた。

それもそうだろう、彼女は初日から1位を独占していたのだ。家族は勿論クーデリア自身も自分が首位で試験をクリア出来ると思っていたのだから。


「誰に負けたぁ!?」


「ロストです、彼強かったですよ」


その名はゲネシスでは最早知らぬ者は居ない、数多くの者に失敗作と嗤われる者の名。

ゲイルはその名を聞き自身の髭を弄りながら何処か納得した様に頷く。

ゲイルは彼を失敗作と嗤う事は無かった、おおよそ国の上の連中が嘲笑う対象として吊るし上げたのだろう、と考えてさえいた。

そしてゲイルの思惑通り、彼は失敗作の名とは裏腹に試験機での出撃を繰り返し、アンコニュの撃墜、友好国であるヴィンセント魔法大国への救援を成し遂げたのだ。







ヴィンセント魔法大国・都市グラーツ

緑豊かな森や山を切り開いた高低差の激しい都市でヴィンセント魔法大国内にある要の地であり、自然の城塞とも呼ばれているその都市の孤児院にて。


「だぁーーー!負けたぁ!!!」


ヴィンセント魔法大国が用意したパイロットのシミュレーション機械で試験を受けていた茶髪に茶色の目、筋肉質の少年、ジェームズ・マルティネスは悔しそうに叫び、頭を掻きながらシュミレーション機械の座席から立ち上がった。


「クッソーーー!1位どころか2位すら取れなかったぜっ!」


「お前3位なんだからまだ良いじゃねぇか俺なんか63位だぞ!」


そう言いながらジェームズの背を叩く黒髪の少年。

少年はジェームズの友人であり、連合内でパイロット試験を受けた大勢の中でパイロット候補にまで上り詰めた腕前を持つがそれでも少年は最終試験で100名中63位の結果に終わった訳だが。


「それよりさっさと行くぞ、ちびっ子達が待ってるんだから」


「そうだな!シスターにも報告しねぇと!」


そう言ってジェームズとその友人は試験室から出ていった。







イコル聖王国・聖地



聖地と名付けられた要の地、そこに建てられた神血教会・エオニアの大聖堂、その一室にて。

ウルフカットの銀色の髪に青い目の少女ソフィー・アンダーソンと金髪ポニテに赤目の少女ヴィクトリア・ガルシアはシミュレーション画面に緑色の文字を見た後二人して顔を見合わせた。


「なんとか合格範囲なのかな?」


「みたいだね」


ソフィーの言葉にヴィクトリアは頷く、そして2人は同時に椅子から立ち上がる。

2人は神血教会で開かれた試験に参加した中で飛び抜けて操作技術が向上しパイロット候補にまで上り詰めた実力者である。

そんな2人の服装は肌に張り付く様な黒色のシャツとショートスパッツを着用していた。


「試験も終わった事だし早く報告して帰ってお風呂入ろ」


「賛成〜!背中洗ってあげる!」


椅子に掛けておいた外套を着ながらヴィクトリアがそう告げればソフィーも同じく外套を着ながら賛成する。

2人はそのまま手を繋ぎシミュレーション室から出て行き、係の者へ順位等を報告した後自宅へと向かって走っていった。







フィーニス帝国・グレイフォートレス



城壁に囲まれた要塞都市であり、フィーニス帝国の要の地であるその都市の帝城にて。

他のパイロット候補者達と同様に椅子に座りながらシミュレーション機械の画面を見つめる白い長い髪に青い瞳の少女、テレサ・オースティン。

その隣に金髪ロングの碧眼の少女、シャルル・フォン・フィーニスが一緒に画面を見つめていた。

シャルルはその名の通りフィーニスの皇族でありフィーニス帝国第一皇女である。

テレサとは仲の良い友人であり、3つ下と言うこともありテレサはシャルル達からしたら可愛い義理の妹でもある。


「失格……でしょうか……」


「何言ってるの、ちゃんと画面を見なさい」


落ち込み俯くテレサにシャルルは苦笑いしながらその肩を優しく叩き画面を指差す。

その指に釣られてテレサの視線は下から前の画面へと移る。


【6位 テレサ・オースティン】


【7位 シャルル・フォン・フィーニス】


幾ら見ても自分とシャルルの順位はパイロットに選ばれる5位までを下回っていた、シャルルの言いたい事がいまいち分からず首を傾げるテレサにシャルルは内心可愛いと思いながら画面に表示されているランキングの1番下に書かれている文字を読み上げる。


「【1位は資格無しとし2位〜6位までを戦闘機パイロットとする】って書かれているでしょう?合格よテレサ!!」


順位の繰り上げ、それでもシャルルは合格範囲に入っていない訳だがテレサはその範囲に入った、その事をなりより喜んだ。

内心、テレサが戦場に赴く事に心配もあるが彼女の実力から新たな戦闘機が生産されれば直ぐにパイロットとして選ばれるだろう事はシャルル本人も理解していた、故に直ぐにシャルル達と合流出来る、また彼とも共に戦えると思っていた。

実際は5機の戦闘機を最後にそれ以降の戦闘機開発の計画は今の所ないのだがそれを彼女は知らない。


「あの方は戦闘機に乗らないのでしょうか」


「予想だけれど墜落した試作機を改修してるらしいしそれに乗るんじゃないかしら」


シミュレーションを終え、2人は共に部屋を出て女性更衣室にて着替えを行って廊下を歩く、試験結果を係の者に伝える為に。






(((((これから彼の下で共に戦える!)))))


試験を終えパイロットに選ばれた5人はその事に少し楽しみを覚えていた。

失敗作と嘲笑われようと国の為に戦う彼の下で戦う術を学び、共に戦える事を。

だが皆は知らない。

1位を掻っ攫ったロストことエル・ヴァルドリン自身は戦闘機隊のパイロットになるつもりはない事を。彼はどこまでいってもテストパイロットなのだから。







パイロット試験終了から1週間程経った今日、俺達のいる基地にパイロット試験の最終ランキング2〜6位の5名が一式空中戦闘機のパイロットとして配属された。

まぁ配属されたって言っても俺は改修の終わった試作機でエルフの国の上空のアンコニュの討伐してるんですけどね!

仕方無いじゃん!セシリアの故郷取り戻す手伝いしたいし!取り戻す為にもエルフ達の保護や合流を行いつつ反攻作戦をする前に出来る限りアンコニュから制空権奪いたいし!


ちなみになんで今日配属されたか分かったか、それは通信でセシリアが教えてくれたから。

《今馬車に乗って5人のパイロットが到着しましたよ!》って言ってた。

それで部隊の話になって、今現在もその話は続いている。


Ceciliaセシリア《もしエルが部隊を持つとしたらエルは部隊名を何にしますか?》


ってセシリアに聞かれたから少し考えた後に俺はベオがプレゼントで送ってくれた本に載ってた古代語で気に入った単語を言った。


banal(バナール)、banal隊」


Cecilia《バナール……どういう意味ですか?》


「秘密」


案の定セシリアが聞いてきたけど気恥ずかしさから秘密にさせてもらった。


《《えっ》》


通信機からセシリアとエミリーの声が聞こえた。

いや待ってなんでエミリーまで楽しみに聞いてたのかな?


Beo(ベオ)《……なるほど、【ありふれた】か、となるとありふれた日常とかそう言った願いを込めたな?》


「なんで分かる……まって今の無し」


Cecilia《ふふ……ありふれた日常ですか》


待ったをかけるも時すでに遅く、セシリア達にバナールの意味を知られてしまい恥ずかしさに襲われる。

いくら古代語の本を贈ってきた本人だとしてもまさか単語の意味まで知っていたとは思わなかった、百歩譲って単語の意味を知ってたとしてもそこからどういった願いを込めたかまで特定されるとは思わなかった。

気恥ずかしさに襲われながらエルフの国の上空のアンコニュを何体か倒した後到着したパイロットと顔合わせする為に基地へと帰還する。


セシリアの指示のもと滑走路へと着陸を果たしガタガタと揺れながらゆっくりと速度を落としていきそのまま格納庫へと試作機を収納する。

そして今や当たり前になってしまった着地法、コックピットから飛び降りてセシリアに抱きかかえてもらう。


「では行きましょうか♪」


「いや待ってその前に降ろしてぇ?!」


そして当たり前の様にセシリアが俺をお姫様抱っこのままパイロット達と顔合わせの為に動き出す、降ろして、と言う懇願は叶えては貰えなかった……。


「「「「「………………」」」」」


「………………」


気まずい!顔合わせにお姫様抱っこで登場したから気まずいし恥ずかしいよぉ!!

部屋に入ってから皆固まったまま。


「初めまして、私はここでロストの補佐をしていますセシリア・フォン・セレスティアです、よろしくお願いしますね♪」


「っ、私はクーデリア・オルドリッジっと申しますっ!本日より此方に配属となりました!よろしくお願いします!」


我に返った少女の1人がセシリアに次いで元気良く自己紹介をしてくれた、黒髪ロングに黒いツリ目の娘がクーデリア・オルドリッジさんで歳は同い年、一式空中戦闘機の1番機を担ってもらう予定。


「「「「よろしくお願いします!!!」」」」


クーデリアさんに続く形で他の4人も同時に元気良く挨拶をして頭を下げた。


ジェームズ・マルティネスくん、 茶髪、茶目、筋肉質の少年で俺と同い年、2番機を担う、戦闘機隊で唯一の男性。


ソフィー・アンダーソンさん、銀色の髪をエミリーと同じウルフカット、青い目で俺の一つ下、話によればヴィクトリアさんとは幼馴染らしい。戦闘機は3番機を担う。


金髪ポニテに赤目のヴィクトリア・ガルシアさん、ソフィーさんと同じく俺の一つ年下で戦闘機は4番機を担ってもらう。


最後に、白い長い髪に青い瞳のテレサ・オースティンさん ソフィーさんとヴィクトリアさん同様俺の一つ年下で5番機を担ってもらう。


以上5名が一式空中戦闘機のパイロットの予定である。

何故予定かなのかは、これから俺と共に最終訓練を受けてもらうからで、この最終訓練に耐えられなければ悪いが実家に帰ってもらう。


取り敢えず今日は5人をこの基地の内部を案内する。

セシリアが頑なに降ろさないお陰で俺はお姫様抱っこされたまま基地内をクーデリアさん達と共に移動する。

よく皆で集まって他愛の無い会話をしたりする広間や食堂、浴場等を見ていった後にそれぞれが寝泊まりする部屋へと案内する。


部屋はどれも同じである、唯一俺とセシリアの部屋だけが少し大きめなだけ。

基地に最初に来た俺達だけデカい部屋を選べたんだ、俺としては寝るだけだからクランクさんと同じ位小さくても良いんだけどセシリアが譲らないんだよね。

ベッドとかタンス、本棚しか無い殺風景だった俺の部屋も今じゃセシリアの私物で溢れてるんだけどね。なんなら寝る時以外一緒に居る時間が増えた気もする、その為にわざわざ私物を俺の部屋に持ってきたのだろうか……と言うかセシリアの部屋は俺の向かい側だからわざわざ俺の部屋に私物持ってこなくても直ぐ取りに行けるよね?あれかな?俺の部屋をセシリアの物置みたいにしてるのかね?私は構わんよ。

エルフの救出作戦での一件以降セシリアの距離感が異様に近くなった気がするのは恐らく気の所為とかでは無いんだろうね。


それぞれの部屋に案内し、送り届けられた荷物をエミリー達、魔法使いの少女達が運んでいるその間に俺達は格納庫に保管されている一式空中戦闘機を見に行く。

ちなみに何故エミリー達が荷物を部屋に運んでいるか、簡単な話同じ女性だからです。

故に唯一男のジェームズくんはクランクさんや整備のおっさん達が荷物を運び入れているよ。


クーデリアさん達を連れて格納庫へと到着。

シミュレーションでしか見たことのない自分達に与えられた戦闘機を5人は興奮気味に見つめていた。


「ロストさん、翼に付いてるあの取っ手ってなんですか?」


「あぁあれは魔法使い達を輸送する時に使うんだよ」


戦闘機を見つめていたジェームズくんが戦闘機の翼を指差しながら聞いてきたから5人に聞こえるように答える。

一式空中戦闘機の両翼には魔法使い達を輸送する為に掴まらせる取っ手が左右に2つずつ、計4つあるんだ。


「名称では戦闘機となっているけど事実上戦場の主力は未だ魔法使い達であり一式空中戦闘機は実質彼女達の支援機なんだよね、知っての通りアンコニュに支配された地域は支配されてない地域に比べ魔素が殆ど無いと言っても良いくらい少ない、その為一式戦闘機には魔力貯蔵庫が搭載されててそれによって魔法使い達に供給する事が出来るんだ、供給するのは魔法使い達が自分でやるからこちらが気にする必要もないし」


一式空中戦闘機によって魔法使い達の戦線への高速輸送を可能とし、輸送後は彼女達の動く魔力補給地となるわけだ。それに一式戦闘機自体も武装してるから魔法使い達と共にアンコニュを倒せるし魔力貯蔵庫の魔力が無くなったらそのまま撤退するも良し、戦線から離脱して魔力を補給後再び高速飛行で戦線復帰しても良し。

魔力の補給は要の地が正常に作動してる所なら空中だろうと何処だろうと幾らでも補給出来る。

でもまずはこの5人が戦場で死なないように訓練を付けなきゃね。


「という事で悪いけど、クーデリアさん達5人には明日から戦場に出る為の訓練をするからね」


まずはシミュレーションでは感じることの無いあの浮遊感や押さえつけられるGに慣れてもらわないとね、後走り込みなども必要かな。

その後はエミリー達魔法使いとの連携訓練も必要だ、訓練には長い月日が必要だろうなぁ。

その間のアンコニュの対応は変わらず俺がやれば良いだけだし問題は無いね。


その日の夜、俺達は新たに仲間に加わった5人の歓迎会を開いた。

テーブルに並べられた豪勢な料理がゆっくりと口に運ばれてくる。

そう、運ばれてくるんだ。


「あ〜ん♡」


当たり前な様に隣に座り、当たり前の様に料理を俺の口へと運ぶセシリア、抵抗せずに料理を口に入れてしっかりと味わう。

その間に俺を挟むようにセシリアの反対に座ったクーデリアが俺の空いたコップに水を注ぐ。

クーデリア達とは互いに仲良くなる為に呼び捨てで呼び合う事になったよ。


ジェームズは飯好きらしく料理をがっついて食べておりクランクさんや整備のおっさんが笑いながらジェームズの皿に肉などをどんどん取って置いてあげてる。

またソフィー、ヴィクトリア、テレサの3人の傍にはエミリー達魔法使いの女の子達が集まって仲良くお喋りしてる、こうして皆打ち解けたなら歓迎会も成功だね。


「ロストさんのその左目の傷ってどうしたんです?」


「私と会った時には既にありましたが……今日こそは教えてくれますよね?」


気になったのかクーデリアがそう問い掛ければセシリアもそれに便乗する。

この基地に来て1年経った今、ここの古株であるセシリアですら知らない俺の左目の傷。

ここで知ってるのは当時現場に居たクランクさんただ1人だ。


「名誉の傷だよ」


あまり知って良い気持ちになれるものでもないのでこれについてはまだ教えない。

ただ名誉の傷ではあると思っているからそれだけ告げてそれっきり口を固く閉ざしコップの水を飲む。

話す気が無い、と分かればセシリアもクーデリアもそれ以上聞くことはない。

少し悪く思いながらもクーデリア達と歓迎会を楽しむ。

せっかく楽しい歓迎会を暗いものにするのは良くないからね。

そうして皆で楽しく過ごし歓迎会は終わりを告げそれぞれ部屋で眠りにつく。


「お休みなさい、セシリア」


「お休みなさい、エル」


部屋の前でセシリアと別れた俺は自室に入り直ぐにベッドで眠りに就いた。

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