その日談
短めです。
最後の方、消して編集しました。
既にご覧になった方々は申し訳ございませが
改めて読んで頂けると幸いです。
「夜!にぃに!おっ帰り〜」
夕方、僕と夜は家に帰ってきてエプロン姿の星からお出迎えを受けた。
「ただいま。星?夕飯作ってくれてたのか?」
「そうだよー今日は和牛でナポリタンでーす」
「ただいまです。お姉ちゃん、色々矛盾してるです…
はい、これお土産のフルーツサンドイッチです。」
「お!ありがとう!うちこれ好き〜!
にゃははーナポリタンは嘘嘘。和牛寿司だよ〜!」
フルーツサンドイッチを上機嫌に受け取った星は今晩のメニューを言うが
寿司なんて偉い豪勢だし凄くテンション高いなとは思ったものの、宝くじの事も
あったし聞くほどでもないと思った僕は夜と一緒に手洗い、うがいをする為に
洗面所に行こうとしたのだが…
「あっ、先ににぃにはお風呂入ってて!夜とガールズトークしたいから!」
「御意」
「それじゃお姉ちゃん、終わったら行くです」
と夜が言って改めて僕達は洗面台へ向かった。
******
ガールズトークねぇ…。
僕は今、湯船に浸かって星の言葉を思い返していた。
別に、今回が初めてじゃない。星か夜がそう言った場合、僕は潔くあの子達が
気兼ねなく話せる様、家から出たりこうして風呂に行ったりと気配りをしているし
なんて言ったて同性の二人で唯一無二の姉妹で双子なのだ、僕が混じるのは無粋だ。
だがら話題がなんなのか、なにを話しているのか分からないし
本人達に聞いたこともない。でも今回のガールズトークが行われるタイミングが
気掛かりでしょうがなかった…
デート…つまらなかったのかな…。
僕は本日二回目で泣きそうだった…思考が不安で渦巻いている…
だって星も…夜もあんなに楽しそうにしていたのに…演技だったんじゃないのかって。
だから今ガールズトークで愚痴を言い合っているのではないか…
あんな兄、リサイクルにも出せやしないなんて思っているんじゃないか…。
そんな訳ないだろう!星もずっと手を握ってくれたじゃないか!夜も…は!
必死に夜のおっぱ●の感触を思い出して落ち着…かない!ダメだ!
なにを考えているんだ!僕わ!妹を思考の抑制に使って何が兄だ!
パチン!
はぁ、はぁ…柔らかかったな…お●ぱい…。
ダメだった。
抑制どころか前を走り出していた…頬を叩いたのが悪かったのか…
入浴中、僕はいじけた子供の様にアイテムボックスで湯を出したり入れたりして
のぼせるまで妹達に謝罪の念を送り続けた。
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ガールズトーク中?の姉妹
「…それで?にぃにとのデートどうだった?」
「…愛に溺れてしまいした…」
「でしょ〜?もう最っ高だよねぇ、うちのにぃにって」
「……」
「ん?どうしちゃったの?夜?」
「…いや」
「んー?わ!夜!顔真っ赤!どれだけ好きなの!」
「う、うるさいです!お…お姉ちゃんだって真っ赤っかじゃない!」
「え?!嘘!‥鏡は…あった!…うわぁ真っ赤だねぇ。あははは」
「もうっ……」
「ごめんってばぁ。うちもにぃに大好きなんだもん。それで?元気がないのは何が原因?」
「……」
「…黙ってちゃ分からないよ?…英戦の事?」
「……うん」
「…そっか…怖いんだね?」
「…うん………あ、あのね?…私ね…おにぃとずっと一緒に居たい…」
「……うん、分かってる…大丈夫だよ?」
「…本当?」
「本当だよ?…にぃには歴代最強の「得る者」だから
きっと死んだりしないよ?…それよりうちらも、にぃにを死なせない様に今回の英戦は
絶対に勝とう。うちもにぃにが居なくなるのは嫌だもん……だから、ね?」
「…うん、ごめんお姉ちゃん…弱気になってた。
今世紀は…私も行って良いんだよね?…頑張るから…だから泣かないで?」
「はは…うちが泣いちゃってたか…」
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ピシッ