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夏の思い出(仮)  作者: カッパ君
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幽霊…?

(たちばな) 晃生(こうせい)28歳 幽霊と思ってたら、生きてました!良かった!見えない人だった!


幼馴染の佐藤(さとう) 進次郎(しんじろう)にモテるからと誘われて、ちょっと不純な動機で始めたサーフィンも結局一切モテないままハマってしまって、10年。

去年から、俺の家から車で一時間、進次郎の転勤先の海に通う様になってから

夏になると、ワンピース着た幽霊を時々見るようになりました…

この年で、幽霊デビューするとか…

進次郎に 言っても、

『疲れてんだろ。ゆっくり休めっ』

しか言われないし、

一緒に、海に行っても、俺しか見てないし…

やっぱり、幽霊だよな…

別の海に行こうかと悩むけど、

進次郎との晩酌も捨てがたく

進次郎のペット、マロ眉のシバ犬 マロも可愛いし

で、結局、休みの取れた土日とか、夏休み中とか、通っちゃてる自分がいる。


今日も本当は、進次郎と一緒に来るはずだったけど、

進次郎宅に着いて、行くぞ!ってなった瞬間に、進次郎に、急な仕事が入り、

『マロは、幽霊を祓える!一緒に海に連れて行け!海に入れたら、帰ってから、シャンプーよろしくなっ!』

って、マロを託され、海に到着。

マロをキャリーから出して、リード付けようとした

瞬間 ダッシュされた… 幽霊の方に…

マロ、本当に 祓えるんだな。スゲーなマロ。

これから、マロには、最高級ジャーキーをお土産にしよう。そうしよう。うん。

はっ!いや、捕まえないと、でも、幽霊いらっしゃるんですけど…

マロを呼んでも戻ってこない。捕まえないとだよな。

幽霊…取り憑かれても、マロが祓ってくれる!よし!


覚悟を決めて 近づけば、

ワンピース着た色白の可愛い、イヤ、美人だな!

美人な幽霊から、挨拶された。

『おはようございます。このわんちゃんの飼い主ですか?触ってもいいですか。

お腹出してキュンキュン言ってるんです。』


マロさんや、俺にもお腹撫でさせてくださいよ!

シャンプーの時以外は触らしてくれないじゃないですか!


あれ?幽霊って挨拶するのか。

生きてる時と一緒だな。

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