四
おねえさんはいすにすわると「じつは、あとからもうひとりくるんですー。あたしのじょうしにあたる人なんだけどー」と言いました。ぼくはおねえさんとふたりっきりでずっと話せると思ったから、少しざんねんでした。せっかくのデートのふんいきがぶちこわしになると思いました。それに、だれが来るのかもしんぱいでした。でも、ぼくはその気もちをかくして「わかりました」と言いました。それから、ぼくとおねえさんはお店の人をよんで、のみものをちゅうもんしました。ぼくはアイスティーをたのみました。おねえさんはアイスコーヒーをたのみました。
ちゅうもんがおわると、おねえさんは「きょうはきてくれてありがとー」と言ってから、「あ、そうそう、ハンコとみぶんしょうめいしょうはもってきてくれたー」ときいてきました。ぼくは「あ、はい」と言ってから、かばんからハンコとがくせいしょうをとりだして、テーブルの上におきました。おねえさんも、もっていたかばんから、パンフレットと、もうしこみようしみたいな紙をなんまいかとりだして、それをテーブルの上におきました。おねえさんはそのあとすぐに、ぼくが1万円をもってきたがどうかもきいてきました。ぼくはもってきたとこたえて、さいふをポケットから取り出して、入っていた1万円さつを見せました。
それから、おねえさんはとてもまじめなかおになってから、あらたまってじこしょうかいをしました。そのときにめいしもくれました。おねえさんはじこうしょうかいがおわると、「あたし人にうまくせつめいするのちょっとにがてだから、もしわかりにくかったらごめんなさいねー」と言ってから、せつめいをはじめました。
おねえさんはいっしょうけんめいなようすでせつめいをしました。おねえさんのせつめいのないようは、ぼくに、おねえさんのはたらいているかいしゃがやっているクラブのかいいんになってほしいということでした。いろいろとパンプレットをぼくに見せながら、クラブのかいいんになったら、とてもとくをするということをいっぱい話しました。かいいんになると、いろいろなホテルや、りょかんや、お店や、レジャーしせつが、安くつかえるそうです。ほかにも、おねえさんがはたらいているかいしゃとていけいをむすんでいるお店のしょうひんが、いろいろとやすくかえるそうです。ぼくはゆうめいなでんきやさんのミニコンポとかもやすくかえるのがいいなあと思いました。ひこうきや電車もわりびきになるそうです。ぼくは電車がすきだから、それもいいなあと思いました。それいがいにも、おねえさんのかいしゃでは、ときどきかいいんをあつめたパーティーのようなイベントもするそうで、であいのばがたくさんできると言いました。そこでかのじょもすぐにできると言いました。
あと、おねえさんは、クラブのにゅうかいいがいに、DVDのセットもいっしょにかってほしいと言ってきました。そのDVDセットのないようは、これからしゃかい人になるときにひつようになるビジネスマナーのこうざでした。セットには、ほかにえらいきぎょうかの人のインタビューや、こうえんのようすも入っているということでした。いろいろなことわざやかくげんを学べるこうざも入っているということでした。そして、そのDVDセットねだんは20かんセットで30万円するということでした。おねえさんは、DVDはとてもためになると言いました。これからしゃかいにでたり、しゅうしょくかつどうをしたりするときに、やくにたつと言いました。とてもいしきがたかまると言いました。ぼくは30万もするのはちょっとたかすぎるなあと思ったけど、人をうたがうのはいけないと思ったし、目の前にいるおねえさんをがっかりさせたりおこらせたりしたくないと思いました。ぼくはすなおに話をきいていました。
ぼくはおねえさんのせつめいをきいて、かいいんになってもいいなと少し思いました。先生にはしょうじきに言いたいと思います。ぼくはかいいんになったら、おねえさんとこいびとになって、チューとかができると思いました。おっぱいとかにもさわらしてくれると思いました。おねえさんはとてもおっぱいが大きくて、白いシャツのえりのあいたところからおっぱいのたにまが少し見えていたので、ぼくはせつめいのとちゅうなんどもおっぱいのたにまを見てしまいました。そのせいで、ぼくのちんちんはずっとはれつしてしまいそうなほどかたくなっていました。