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スティッチ  作者:
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絶望のトンネル~希望の会合へ

目が覚めた時、

僕はベッドの上。


横で母親が泣いている。

親父もいる。


状況はすぐにわかった。


とある晩、

私は泣いていた。

電話で当時の嫁に罵倒されたからだ。

罵倒されるには理由があり、

結婚生活がうまくいかず、ストレスがたまった。拍車をかけるように嫁の状態がおかしくなった。

そして、私の中で一つのボーダーが下がった。

このモラルの低下は何か想像してもらいたい。


話を戻すが、電話で追い詰められ、

自暴自棄になった私は、


心療内科で処方されてたハルシオンやマイスリーをビールと合わせて100錠近く飲んだ。

そこからは深い悲しみの中、意識がなくなった。


そして、ベッドの上だ。


この時に、気付いた。

もう、無駄な事はやめて生きようと。


しばらくして離婚が、成立した。

身体も心も治り、社会へ復帰する事になった。


復帰初日、

六月の暑い日だった。

久しぶりに会社のオフィスに入った私を、

他の社員は好奇な視線で見る。

少し気になったが、仕方が無い。

それもこれも自分がした事だ。

久しぶりの仕事が心の隙間を埋めてくれる。

その日は残業もなく、すぐに帰路についた。

電車の揺れは心地よかった。


日々仕事に追われ、離婚前の状態を取り戻していったが、

どこか、気持ちに隙間があった。

この虚無感を埋める方法が見つからなかった。


ある日、高校の親友から連絡があった。

名前は徹

いつも余裕があり落ち着いてる。

私が困っていると、助けてくれる本当にいい友人だ。

その徹の話は合コンの誘いだ。

徹『そろそろ気持ちも楽になってきたからいってみないか?』

私『あまり合コンいったことないけど、せっかくの機会だからいってみるよ』


合コン当日、

私は久しぶりにコンタクトをし、髪を整え出来る限りのオシャレをして、お店に向かった。


現地に着くと、徹が待っていた。

横に目をやると、同じく高校時代の親友の将人がいた。

将人は普段は愛想無いが、熱血漢で心を助けようとするいい奴だ。


そしてもう一人いるが知らない顔だ…

話をすると、彼らの知り合いらしい。

名前は求という。

ある程度のコミュニケーションをとって、

合コンに望んだ…


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