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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

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聖女は舞踏会で絶望を謳う~婚約破棄の裏側で、彼らが私に抱いたのは執着という名の毒~

作者: けん
掲載日:2026/06/22

ダークな感じになってます。苦手な方はごめんなさい!

純粋な溺愛が好みの方はブラウザバック推奨です。

甘いお話がお好きな方は「東の魔女は魔法が使えない~逃げたい魔女と一途な王子~」をぜひどうぞ!

     ♠



「……エリスごめん。僕には他に大事な人ができたんだ。婚約は破棄してほしい」



 私の婚約者ヴァレンティンは申し訳なさそうな顔をしながらも、その瞳の奥には隠しきれない高揚が滲んでいる。




 ヴァレンティンと『大事な人』ミナとの噂は以前から耳にしていたし、二人が出会ったときから、ある種の予感はしていた。




 私の印象としては、ミナにはこれといって秀でたところはなかった。



 けれど、ヴァレンティンへの好意を隠さず、時折可愛らしくはにかむ態度は男心……特に庇護欲をくすぐるのだろう。



 私はそれを客観的に見ていた。



 ミナはヴァレンティンより半歩後ろから、私の様子を窺っている。


 彼に護られている構図の彼女を見れば、どうしても私が悪人のように映る。



 しかし、彼女に対抗心を燃やすのは滑稽だと自尊心が告げる。



 だから、私はそうすることはしなかった。



 周囲の期待通りに愚かな女を演じることもできたけれど……



 そんな私が大人になってヴァレンティンにしていたことと言えば、彼のイメージを上げるために私自身を着飾り、美しく、賢く振る舞うことだけだった。



 良かれと思ってしていたことは、可愛らしさとは正反対の、感情の伴わない行動に見えたのかもしれない。



 それが私なりの愛情表現だったわけだけれど、彼にとっては仕事のパートナーとしての満足しか得られず、彼の欲望を埋めるには至らなかった。


 ……そんなところだろう。




 時間と共に愛情は育つものだと教わったけれど、愛の欠片すらないところには何も育たないのかもしれない。




「ヴァレンティン……悪いんだけど、なぜ今ここでそれを言う必要があるのかしら?」




 場所は王宮の舞踏会、かなりの人数が私たちに注目してしまっている。



 噂好きな貴族たちの囁き声が耳に届き、嘲笑のような視線が、皮膚の上を這うように私を射抜く。



 ここで私が涙でも流せば、同情を誘うことができるだろうか。



 視線を落とすと鮮やかで無駄に質のよいドレス生地が視界を埋め尽くす。



 私はギュっとスカートを握り締めた――



 ――「エリスは淡い色よりはっきりした色のドレスが似合うよ」



 ヴァレンティンが一緒にドレスを選んでくれていた頃を思い出す。




 婚約したばかりの頃は、二人でお揃いのコーディネートをするのが約束だった。


 顔を合わせれば、互いに恥ずかしそうに褒め合ったものだ。

 ヴァレンティンの言葉選びは(つたな)いながらも真っ直ぐな気持ちを表現していた。



 ダンスを失敗しても「次こそは成功できますように」とクスクスとお互い顔を見合わせ笑い合った。



 それがいつの日か彼と私はペアとは思えないほどに乖離(かいり)した装いをするようになっていた。



 そして完璧に踊れるようになったダンスを喜び合うこともなかった――





 私の今日のエスコートは直前にキャンセルされ、彼はミナと一緒にいた。



 おそらく、わたしはここに来ないと思っていたのだろう。



 ミナは無邪気な笑顔を振り撒き、表情はクルクルと変わり、私がずっと着たかったパステルカラーのドレスを着て、彼の腕にしがみついていた。



 私は事実確認のために声をかけてしまったけれど、ヴァレンティンは「ああ……」と、さも良い機会だという雰囲気さえあった。




 それで突然の婚約破棄宣言。




 我が家のほうが家格が下なので、表立って文句も言えないと踏んだのだろう、随分な扱いだと思う。



「ちゃんとした手続きはまた今度にしよう」



 そう言い残して、ヴァレンティンは去って行った。



 ミナはキョトンとした表情で、彼に上目遣いで「もう良いの? 終わったの?」と聞いていた。




 ――ああ、もう、これは仕方がないわね





「へー。アイツすごいな」




 いきなり真横から声が聞こえ、驚いてそちらに視線を送る。


 皆が遠巻きにしていたと思っていたのに、いつの間にこんなに近距離にいたのだろう。




「あ、俺の名前はルシアン」




「……存じております」




 彼はヴァレンティンの友人の一人だった。


 会うたび自己紹介をしてきたので覚えてしまった。




「やっと覚えてくれたんだ。嬉しいよ」




 彼は公爵家の次男坊で、交友関係は広く、将来は外交官になるだろうと言われている。



 ちなみにこういったパーティーで連れてくる女性は毎回違う。



 地位もあり優秀で、何より見た目も良い。



 何もかも手にしているような人間で、陰では彼のことを苦手とする人も多いようだった。




 そのほとんどが、醜い妬みだけれど。




「今は私の近くにいらっしゃらないほうがよろしいかと」



 冷たく告げても、ルシアンは気にする様子もなく笑っている。



 すると、視線の先でミナがヴァレンティンに何か告げて、こちらにやってきた。




 ミナは笑顔で私に近づくとこう囁いた。





「落ち込まないでくださいね。ヴァレンティンはエリス様のことを愛していなかっただけですから」





 私は何も言えず、固まってしまった。




 スルリと私から離れていったミナは一度だけ振り返り、小さく手を振り、微笑んでいた。




 ルシアンは「ははっ! これは面白い」と笑っている。




「殴られたいんですか?」




 私が睨むとルシアンは肩をすくめる。




「もうすでにさっき、他の女の子に殴られたばかりなんだ。ほら見てよ、可哀想でしょ?」




 彼はトントンと左頬を指差しながら見せてくる。よく見ると赤くなっているのがわかる。




 周りを見ると彼のパートナーらしき女性はいない。



 おそらく本日のパートナーの平手打ちを食らったのだろう。





「最低ですね」



「酷いな、君のために駆けつけたのに」





 ――私のために……ね



「叩かれておかしくなったんですか?」





     ◆





 会場の隅、俺の視界にはずっとあの背中があった。



 その彼女が至近距離で俺を睨んでいる。



 そんな表情ですら、自分を見ていると思うだけで、体が熱くなるのがわかる――





 ――俺が初めてエリスと出会ったのは今から四年前だった。



 彼女は清廉潔白を絵に描いたような人で、俺の周りに群がる女たちとは全然違った。



 最初は友人の婚約者として見ていたし、彼女は俺のことを苦手だという雰囲気を出していたから、必要以上には近づかなかった。



 ある日のパーティーの休憩室で、友人たちが俺のことを話しているのが聞こえた。



 いつもなら明るくその輪に入って行ったのだが、少しだけ開いていたドアから漏れ聞こえてきた内容は、雰囲気的に悪意が込められていたのを感じた。




 彼らに比べて、自分が恵まれた環境にいることはわかっていたけれど、次男という立場上、自分で道を切り拓く必要もある。




 お互いに損得勘定が働く関係がほとんどで、心のどこかで、純粋な友人関係を築けないのは仕方ないと諦めていた部分も多かった。




 そうやって本来の性格とは違う自分を演じるのは、知らず知らず心が摩耗するだけだった。




 ドアの前に立ち尽くし、何もできずにぼんやりしているとエリスの凛とした声が響いた。




「彼は与えられた役割を模索して全うしてるのよ。私たちにはわからない葛藤もきっとあるわ」




 常に仮面をつけているような状況で人と接していたのに、すべてを彼女に見透かされているようで恥ずかしくなった。




 それからというもの、俺は常に彼女に視線を送り、彼女だけを見つめた。




 すると彼女の行動にはいつも配慮と、隠された慈愛が満ちていた。




 いつしか俺は、彼女の前でなら本当の自分でいられるような気がしてきた。




 彼女がヴァレンティンに送る視線、そっと触れる指先、囁きながら交わす笑顔、そのすべてが欲しくなった。



 彼女だけが俺を癒し、包み込んでくれる。



 それだけを夢見て、虎視眈々とチャンスを狙っていた。



 僅かな隙すら見逃さないように……



 そしてさっき、俺は少し離れた場所でエリスとヴァレンティンのやり取りを見ていた。



 普通ではなさそうな雰囲気に気づいた俺は、思わずパートナーの女の子に「好きな子がピンチみたいだから行くね」と言ってしまい、引っ叩かれた。




 エリスを手放すなんて、ヴァレンティンも正気の沙汰ではないな。

 叩かれた頬を(さす)りながらも嬉しさがこみ上げ、思わずニヤついてしまう。




 これは神が与えてくれたチャンス……



 それとも、一緒に堕ちる悪魔の囁きか。



 早鐘のような鼓動をあなたに聞かせたい。



 ――そしてあなたの美しい指先で俺の震える心臓を(えぐ)って潰して……





     ♥





 エリス様からだいぶ離れたところまで辿り着くと、私はそっとヴァレンティンから離れる。




 ヴァレンティンが友人たちの元へ去り、ようやく訪れた静寂に、私は誰にも聞こえない声で毒づく。





「……(ようや)く邪魔者がいなくなった」





 一人になった私は思わず小声で呟く。




 私は壁際からエリス様を観察する。彼女は常に美しい。




 彼女が、今日もまた誰かに聖女のような視線を投げかけている。




 あぁ、本当に、あの首筋の曲線を見るたびに心臓が跳ねる。




 ヴァレンティンは友人との会話に盛り上がっているみたいで私はしばしの自由時間。



 彼も公衆の面前で婚約破棄をしたあとなのに、よくもまあ、どうしてこんなに普通でいられるのかしら。



 正直頭がおかしいんじゃないかなって思う。興味ないけど。



 でも、やっとヴァレンティンがエリス様を解放してくれたから、今日はとってもハッピーな気分。



 一気に渋みの強いワインを(あお)る。


 あー美味し。




 再びエリス様の方を見ると、彼女の視線の先にはルシアンがいる。



 あの軽薄な男が私のエリス様の近くにいるだけで苛々が止まらない。



 一人片付けたと思ったら、また一人。


 美しい花に蛆虫(うじむし)みたいな男共が集ってきて鬱陶しいったらありゃしない。



 ルシアンに鋭い視線を送った後、再び可憐なエリス様を見る。



 それにしてもエリス様の驚いた顔、ぞくぞくしちゃった。


 あまりにも可愛くってキスしたくなった。



 こうやって私の願望はすぐに顔を出す。危ない危ない。



 ビックリさせちゃったのはゴメンナサイって思うけど、でも本当のことだもん。


 エリス様のことをほんとに愛してるのは私だけなんだから。



 なのに今もほら、老若男女、みんなの視線を集めちゃって、エリス様ったら罪深いな。



 彼女ったら、ずっとそう。無自覚に人を寄せ付けちゃう。



 そんな私もエリス様の魅力に堕ちた人間の一人なんだけど――






 ――「もっと背筋を伸ばして歩いたほうが美しく見えるわよ」




 エリス様との出会いは今から三年前、今回と同じ、貴族たちが一同に会する、王宮の舞踏会でのことだった。



 突然背後から言われて振り返ると、一輪挿しの薔薇のように気高く美しい女性が立っていて、息が止まるかと思った。




「エリスこっちだよ!」




 遠くから彼女を呼ぶ男性の声がする。彼女は一度振り返り、少しだけ手を挙げ「待ってて」と合図を送る。




「突然ごめんなさいね」




 彼女は眉を下げ、微笑んだ。




「いえ……」




 男爵令嬢で、壁の花として立っている私に話しかける人はほぼいない。だから、一瞬自分に言われたのかすらわからなかった。




「少しごめんなさいね」




 そう言いながら、彼女は私の背骨に沿わせるように手を滑らせる。



 ぞくぞくしてしまう私をよそに、彼女は腰の辺りをぐっと押した。


 そして、扇を持つ手で私の腹部をそっと器用に撫でる。



「……ここ。ここに力を入れることを意識すると全然違うわよ」



 次に、彼女の瞳が私のドレスをなぞる。私には似合わない、大胆に肩の開いた装い。


 そのあまりの恥ずかしさに、私はたまらず視線を落とした。



 親からの「身分が上の男でも誘惑してこい。愛人になっても構わない」という残酷な言葉が頭をよぎる。



 私はあまりに恥ずかしくて下を向いた。



「あなたはパステルカラーが似合いそうね。そうだわ、周りも元気になれるような色味なんてどうかしら?」



 そう言って、再び私に一歩近づくと、そっと私の頬に触れる。



「あなたには笑顔が似合うわ。笑わないなんて勿体ない」



 そう言い残して、彼女は颯爽と去って行った。




「ミナ!!」




 遠くから、父親が下品に私を呼びつける声がする。



 ああ、(うるさ)い。



 私は彼女に触れられた頬がすべての熱を奪ったかのように熱くなっているのを感じた――




 あれからずっと、エリス様の言いつけはきちんと守ってる。



 私の笑顔、可愛いって思ってくれたかな。



 ああ……「あなたは良い子」って抱きしめて、甘く溶かして……





     ♠





 ダンスの音楽が止み、会場内が一瞬静寂に包まれる。


 隙をつくように周囲の人間の下世話な興味が私に(まと)わりつく。



 それに合わせたかのようにスローなダンス曲が流れ始める。






「エリス嬢、良かったら相手がいない同士、一緒に踊りませんか?」




 ウインクをしながらルシアンは右手を差し出してくる。



 軽薄な雰囲気を出しつつ、こちらの様子を窺う視線は私を惑わそうとしているようだ。




「喜んで」




 ここで断っても悪目立ちするだろうと判断し、そっと手を添える。



 その瞬間、ルシアンの瞳が潤んだように見えた。



 しかし、一度ゆっくりと目を閉じ、再び視線が絡んだときは既に獲物を狙う鋭いものに変化していた。




 ルシアンは慣れた手つきで私を舞踏会場の中央まで導く。




「こんな真ん中で踊るんですか?」




 思わず笑って問いかけてしまう。




「なるべく大勢に見せつけたいので」




 自信たっぷりに宣言する姿はどこか滑稽で可愛らしかった。



 私はルシアンの耳元に口元を寄せ囁く。


 (にわか)に周りがざわついたのを肌で感じたけれど、今は関係ない。





「……ありがとうございます」






     ♣






 会場に小さなどよめきが聞こえ、視線をそちらに送ると、華麗にダンスをする男女が見えた。



 ……皆の視線を集める二人を見つめながら、僕は手の中のグラスを無意識に強く握った。




「おい、ヴァレンティン。あれエリスとルシアンじゃないか?」





 友人の一人が好奇心を抑えられない声色で聞いてくる。



 僕は返事もせず、エリスを見つめる。



 いつもそうだ、彼女は僕の手からすり抜ける――





――「はじめまして、ヴァレンティン様。エリスと申します」




 初対面の日、まだ幼かった彼女は少しぎこちないカーテシーをして、緊張気味に僕に挨拶をした。



 そんな僕も彼女の可愛らしさに当てられて、随分としどろもどろな挨拶をしていたと思う。




 こんなに可愛らしい女の子が僕の婚約者になるなんて、なんて幸せなんだと普段は信じてもいない神に感謝した。



 それからずっと僕は浮かれていたと思う。



 一緒にお茶をするときも、勉強するときも、ダンスをするときも彼女だけを見つめていた。



 そしてあるとき、気づいてしまった。



 僕の感情と彼女の感情には明らかな温度の違いがあると……




 エリスは誰にでも親切だった。常に平等で、誰かを蹴落とすなんてことは考えもしていないようだった。



 貴族社会では常に誰かが誰かを陥れようと企んでいる。



 だが彼女は、それを優雅に(かわ)し、逆に相手を魅了してしまう。




 その様子を目にする度に、僕はドロドロとしたものが自分の中に渦巻いていることに気づいた。




 しかし独占できない事実に気づいたところで引き返せるわけもなく、行き着いた先は「彼女を傷つけたい」という願望だった。




 そうすることで彼女にとっての『特別』となり、ずっと心を手に入れられるのだと信じて已まなかった。




 エリスは僕の酷い仕打ちにも、ほんの少し悲しそうな表情はするものの、泣いて縋るわけでもなく、苛烈に罵るわけでもなく、小さく微笑むだけだった。




 ……僕の願望はただ渇きだけを与えてくる。



 今だってそうだ。婚約破棄したばかりだというのに、彼女の感情は読めない。


 それどころか僕の存在など興味ないと言わんばかりに、他の男と笑い合い、体を密着させている。



 (ふち)がひび割れたグラスが指に食い込む。流れ出る()がワインに流れ、色を濃くする。



 彼女を今すぐにでも(さら)いたい衝動に駆られる。



 ……ああ……僕だけを見て、(ひざまず)いて愛を乞えばいい……君がいないと僕の渇きは(とど)まることを知らないんだ……




 彼女を壊して、優しく拾い集めて




 ――閉じ込めたい





     ♠





 ダンスが終わり、ルシアンと私は向き合って礼をする。




 ルシアンは再び素早く私の手を取り、その指先に口づける。


 彼の体温が混ざった香水が鼻先を(くすぐ)る。




「もう少し一緒にいられないか?」




 上目遣いの熱を帯びた視線を真正面から受ける。


 私は視線を外し、少し(うつむ)く。




「今日は少し疲れてしまったから、もう帰りますね」




 ルシアンは必死に「送るよ」と提案してくるが、婚約破棄を通達された女には過ぎた慈悲だと思う。




 丁重にお断りして別れを告げ、王宮の長い廊下を一人歩く。




 私は舞踏会で絡み合ったすべての視線を思い出す。




 それは執着、羨望、独占欲。




 そこに含まれた私に対する甘い思惑に思わず笑みがこぼれる。




 愚かで、浅はかで、愛おしい……だけど私は満足できない。




 私は知っている。人が最も美しい瞬間は、絶望の淵で自分の破滅に気づいたとき。



 ――そう、その顔が見たい。それを目の当たりにしたとき、私は解放される。




 私の仕込んだ毒はゆっくり、ゆっくりと体を巡る。




「婚約破棄……ドレス……熱を帯びたダンス……」




 あの三人にはまだ足りない。




 彼らが堕ちる日を乙女のように夢を見る。




 手に持った扇を口元からゆっくりと真っ直ぐ首に沿わせ、勢いよく開く。





「ああ……つまらないわ」






 扇に隠された呟きは、闇夜に消えていった――


ぜひ長編作品のほうもご覧くださいね!


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