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第45話 新たに計画が増えちゃった

皆様のお陰で遂に【日間】ローファンタジー10位になりました。

評価やブックマークして下さった方、本当にありがとうございます。


「んふふ、これがドンペリなんだ一度飲んで見たかったのよね、美味しいわ」


「ナギサ様は、何時も何を飲まれてるんですか?」


「ん~、ワインが多いかな? でも最近ヨウ君がウイスキーに嵌っちゃって水割りも飲んでるわよ」


「此処で飲ませて貰ったのが美味しかったんで、皆にも進めてみました」


「うふふ、三日月様が気に入ってくれたなら嬉しいですね」


「三日月様がサービスして下さった2号店も、凄い早さで改築されてるんですよ? 来月にはオープン出来そうな勢いで吃驚してます」


「本当に、ありがとうございます」


「いえいえ、ほんのサービスですから。しかし、流石にリラさんの段取りは早いですね」


「フフ、恐れ入ります」


「ほんのですか・・・三日月様はスケールが違いますね、本当に何の対価も無くて良いのですか?」


「ああ、勿論ですよママさんへのサービスですから。スズカさん借りちゃいましたからね」


「うふふ、何れスズカちゃんにも店を任されるのですか?」


「そうですね、スズカさんが望めば何時でも良いですよ」


「ええっ? 私そんなの全然早いし、そこまでして貰う訳にはいかないよ」


「ヨウ様、スズカ様にお店を任すなら超高級クラブとかは如何でしょう? 其方の方が私達も立ち入りやすくなると思われます」


「リラさんが、そう言うなら僕も賛同します。ママさんからの許可が出れば、やってみませんかスズカさん?」


「ちょ、超高級・・・クラブ?」


「ママ・・・私ちょっと現実感が湧かないんだけど?」


「私もですよ・・・クラブに友人は居ますけど、超高級となると・・・」


「そうだ、もし宜しければ費用はこちらで負担致しますので、東京の超高級クラブに見学しに行かれますか?」


「えっ? 東京にですか?」


「はい、同じ大阪なら見学しにくいかと思って。その点、東京なら超高級クラブも多そうですからね、ママさんと二人でどうです?」


「フフ、ヨウ様、それなら人材確保の調査もしておかれると良いかと思います」


「・・・引き抜きですわね?」


「はい、良い人材無くして良い店はありえませんから。しかし、期間限定で借りられるのも良いかと思われます」


「なるほど、流石リラさんですね。有望な人材探しも含めてって事ですね」


「はい、2号店にも人が欲しいんじゃないかと思われますし、色々なお店から人材を借りれれば、次々と新しい女性が入れ替わる事になりますので、期間の調整によっては新しい武器にもなるのでは」


「うふふ、その通りですわ、今は喉から手が出る程欲しいですが、借りて来るのでしたら固定客が難しくなりそうですが、そこは私の手腕と言う事ですね」


「フフ、その通りです。ママさんなら、そこも上手く捌く事が出来るのでは?」


「全く恐ろしい人も世の中には要るものですね、私より貴女の方がよっぽど上手く出来そうな気がしますわ」


「リラさんがママさんやってる店ですか? 確かに僕なら毎日行っちゃいそうです」


「フフ、ありがとうございます」


「リラさん、どれぐらいですか?」


「はい、複数のクラブへの下見として3千万、有望な人材の引き抜きで1億、人材の借り受けシステムの構築として見せ金に3億は欲しい所でしょうか」


「ねーねー? 強引なヘッドハンティングって問題にならないの?」


「もちろん、問題になりますが、そこもママさんの手腕次第になりますね」


「僕も聞きたいんだけど見せ金って何?」


「うふふ、おそらくリラさんは今言ってたように、此方は強引な引き抜きも出来るぞっ?


っと言う脅しに大金を見せるだけで、人材の借り受け交渉が優位に進むと考えておられるのでは?」


「へええ~、そこまで考えてるの凄いね」


「えっと、じゃ多めとしてママさんに5億ほど渡しておきますから自由に使って下さい」


「ご、5億・・・本気で言ってるのですか?」


「もちろん本気ですよ? だって僕スズカさんのパトロンですから」


「ヨウ君・・・どうして私なんかにそんなに良くしてくれるの?」


「私、何にも返せないよ・・・」


「ん~、そうですね、スズカさんなら何時か僕達が楽しい時間を過ごせる空間を造ってくれるような気がするんですよ。


それに、全然お金になりそうにない田舎者丸出しの僕に丁寧な対応してくれたじゃないですか?」


「それは私もだよ?」


「僕の話を聞いてくれて凄く楽しかったんです。


だからスズカさんに僕の出来る限りの事をして上げたくて。


同じ様な境遇の同じ様な新人でしたからね、一緒に頑張りましょう」


「そんな、たったあれだけの事で・・・それに色々な話をしてくれて私の方が助かったのに」


「んふふ、スズカちゃん。そんなに自分を卑下する事も無いわよ、もしスズカちゃんがヨウ君に不快な態度とっていたら、この店も今頃無かったかもしれないんだから」


「フフ、そうですねヨウ様に不快な思いをさせる店なんて、私達が看過出来るとは思えませんもの」


「僕そんな物騒じゃないですよ?」


「あらっ? じゃ、もし私がこの店でセクハラとかされたらどうする?」


「・・・・・そんな店なら世界中の地図から消してやりますよ」


「ゾクッ・・・・・・」×キャバ嬢


「ほらね~、スズカちゃんのお陰でヨウ君が上機嫌になったんだもの、そう考えるとスズカちゃんって、そこら辺の会社社長なんか目じゃないくらい凄い仕事したんだよ?」


「さっきも私達に絡んできた男性の腕を握り潰しちゃったもんね、人を見る目がないと悲惨な結果になる良い例よ」


「ヨウ君ってそんなに強いの?」


「そんな事ないですよ? 攻撃力ならアヤメさんかツドイさんの方が凄いですから」


「攻撃力と強さは別だよ? 三日月君と戦ったら僕達、全員5秒で死んじゃう」


「あはは、きっとそうなるわね、死んだ事に気付けないかもね」


「物騒な事言わないで下さいよ」


「フフ~、それだけヨウ様は規格外って事です」


「フフ、それに逃げる事も不可能ですから、対峙した時点で魔物も人も終わりですね」


「ちょっと待って下さい、皆信じちゃいますよー」


「「「「「事実だもん(です)」」」」」


「あぅ~」


「うふふ、話は変わりますが、皆さんとても綺麗ですけど何かあったんですの?」


「んふふ、実はヨウ君がエステに連れてってくれたんですよ」


「エステですか? 私も良く行きますけど、皆さんちょっと綺麗すぎません?」


「凄かったですよ~、3人ぐらい付きっ切りでやってくれたから」


「そう言えば、普通そんなのありえないよね? ヨウ君店の人に何て言ったの?」


「な、内緒です・・・」


「フフ、メイク・ヘアデザイナー・ネイルと正確には6~7人付いてくれましたから」


「まあ、羨ましい事ですね」


「良かったら、ママさん達も行って見ます? 今日と同じにはならないかもしれませんが」


「まあ、紹介して下さいますの?」


「ここのお店で働いてる証明みたいな物ってありますか?」


「ええ、従業員には、このお店の名前が入ったカードを渡してありますけど」


「じゃ、それを見せたら無料でやってくれるように頼んでおきますね」


「それって私達も良いんですか?」


「はい、アイナさん達も試しにどうぞ」


「ありがとうございます、嬉しいです♪」×キャバ嬢全員


「フフ、ヨウ様期間はどうされますか?」


「そうですね、そんなに広くないお店だったから期間よりも人数制限があるかもですね・・・」


「それでしたら期間未定で週に1回ならどうでしょうか?」


「それなら混まないですね。じゃ、それで頼んで貰っても良いですか?」


「畏まりました私が手配しておきます」


「ありがとうリラさん」


「あの、三日月様・・・期間未定とは?」


「え? ああ、このお店で働いている女性限定で、ずっと無料って事です」


「あ~、2号店もですね」



 それを聞いたキャバ嬢のお姉さん達から歓喜の声が聞こえてくる、嬉しさが伝わるのって良いよね。



「・・・ずっとって、さ、流石に三日月様のスケールの大きさには、何時も驚かされます」


「ありがとうございます、私達にとっては大大大サービスです♪」×キャバ嬢全員


「いえいえ、僕も皆が綺麗なら嬉しいですし」


「スズカ様は回数制限も外しておきますので、何時でも御利用出来るようにしておきますね」


「そうですね流石リラさん、皆さんも遠慮されるといけないのでママさんから言って上げて下さいね」


「分かりました、ありがたく頂戴致しますね、きっと皆大喜びしますよ」


「あわわ! 私だけ回数制限無しって、毎日高級エステ行けちゃうの? 良いのかな?」


「スズカちゃん勘違いしてはいけませんよ?「スズカちゃんのお客様」がスズカちゃん以外にも特別にサービスして下さっているのですからね。


スズカちゃんの為だけに、して下さっている三日月様の御好意を誤解しないようにね」


「はいママ、ヨウ君ありがとう。私もっと綺麗になれるように頑張るわ」


「僕から見たら、もう十分可愛いんだけど自分を磨くのは良い事だよね」


「えへへ! ありがとヨウ君♪ でも、アヤメさん達を見てると自信無くすよ~、皆綺麗すぎるよ・・・」


「んふふ、嬉しい事言ってくれるじゃない♪ でも、此処に居る女性達も吃驚するほど皆綺麗じゃない? 私達もヨウ君が喜ぶように綺麗に成らなくちゃね♪」


「これ以上綺麗に成られたら、ダンジョン活動に支障が出ちゃいますよ?」


「ヨウ君も誉め言葉が上手くなったわね~」


「にひひ♪ そりゃ、日本でハーレム作ってるぐらいだからね~」


「ナ、ナギサさん、ハーレムって言葉には抵抗があるから使わないで下さいよ~」


「「「「「あはは」」」」」



 ちょっと寄るだけのつもりが、話をしている内に長引いてしまい、店を出る時には真っ暗になっていた。


 接待してくれたスズカさん達にお礼を言い、店を後にした。



「・・・しかし、相変わらず凄いお客さんよね~、私達皆のエステ代って幾らぐらい掛かるんだろ?」


「うふふ、でも同時に怖さも分かったでしょ?」


「・・・ええ、ママの言う事が良く分かったわ、本当にスズカのお陰で助かってたんだね」


「そんな、私大した事してないのに」


「私も、たまたまリラさんに気付いて教えて貰ってなければ危なかったわよ」


「あ~、そう言えば、リラさんって人も危なそうな事言ってましたね、どういう人なんですか?」


「最高のコンシェルジュって呼ばれた人よ、お金持ち達が挙って頼りにした切れ者ね・・・怖い人よ。


今はスズカちゃんを気に入ってくれてるから多少何があっても許してくれるだろうけど、初見で怒らしてたら、こんな店消し飛んでたでしょうね」


「ゾクッ・・・・・・」×キャバ嬢


「良い? 絶対に人は見かけで判断しちゃ駄目よ、どんなお客様でも誠心誠意で接してね」


「はい」×キャバ嬢



意外とスマホで読んでいる方が多いのに驚いています。

皆さんスマホでも普通に読んでますか?私はスマホで読む時は音読にしています。

私はiPhoneなので「設定」➡「アクセシビリティ」➡「読み上げコンテンツ」を選択し「画面の読み上げ」をオンにしたら準備完了。

後は小説の画面を開き、上部に2本の指で触れ下にスワイプすると、画面の内容が読み上げられます。

Bluetoothのイヤホンで音読しているのですが目が疲れなくてお勧めですよ♪

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