第236話 スキルや魔法だけではなく驚愕のアイテムまで出ちゃいました
「お見事でした。僕も見習うとこがありましたよ」
「ヨウはんにそんな事言われたら、照れるやないか。ウチ等も必死やってんで?」×コトエ
「うふふ、勝てて良かったわ。倒し切れなかったら泣いちゃうとこよ?」×ユウカ
「もう、魔力も空っぽですー、疲れた~」×マユ
「私も~ こんなに強い魔物初めてだったもの」×ナホ
「「でも、楽しかったですぅ~」」×ミミ・ルル
「あはは、もう動けへんくせに、よう言うわ」×コトエ
「今日は全部持ってかれたわね、素敵だったわよ?」×ソフィア
「そそ、流石だったわ。惚れちゃいそうよ?」×アリーシャ
「あはは、だから照れるって♪ 誉め過ぎやで?」
「にしし、今日はコトエ達の取り合いになりそうだね~」×ナギサ
「今日は僕からだよ、コトエ?」×ツドイ
「次、私かな?」×ソフィア
「うふふ、いえ私でしょ?」×アリーシャ
「ちょ、ちょと待ってえな、洒落ならへんて~~~」×コトエ
「あはははは♪」×全員
コトエさん達は皆に揉みくちゃにされながら、笑顔が絶えなかった。
う~ん、今日は僕も争奪戦に負けない様にしなきゃね♪
そして、コトエさん達も宝探しや宝物庫の金銀財宝に目が眩んでおり、目がお金マークになっていた。
「いや~ こんな報酬あるんやったら、通っても良えかもしれへんな~」×コトエ
「毎日こんな激戦出来る訳ないでしょ?」×ユウカ
「せやな~ ちなみにヨウはんは、どれぐらいでオークキャッスル攻略したんや?」
「言ってなかったっけ?」
「聞いてへんかな?」
「えっと、ナギサさんが1分ぐらいで倒しちゃったかな?」
「はい?」×全員
「ナギサったら遣り過ぎちゃってさ、城が廃城みたいになっちゃって崩れそうだったんだから?」×アヤメ
「だから、謝ってるでしょー、まさか城までボロボロになるなんて思わなかったんだもの」×ナギサ
「あ、あのオークキングは?」×ユウカ
「私達は姿を見てないのよねー、ドロップ品は転がってたよ?」×ノノ
「フフ、宝箱も少なかったので、消し飛んでいたのかもしれませんね」×リラ
「・・・・・・・・・・・・」×全員
「あ、あかん、頭が痛あなってきた・・・」×コトエ
「き、き・・・規格外過ぎるでしょーーーーーーーーー」×全員
「にしし♪」×ナギサ
この後は皆でピンアップル狩りをしてから、クラフトビールを取りに行き、帰る事になった。
着実に皆が強くなってきて嬉しい限りだ♪
もう、全員上級ダンジョンでも大丈夫だとは思うけど、念には念を入れてモットモット強くなって貰おうかな。
クレセント本部へ帰ると皆で夕飯になり、クラフトビールで乾杯する。
もちろん、話題はオークキャッスルで持ち切りだ!
共通の話題があると、やはり盛り上がりが違う。感想を言い合っていたが、いつしか反省会の様になっていく。
「んふふ、予想通り、今日はコトエ達が囲まれてるわね~」×アヤメ
「あはは、今日はモテモテやわ」×コトエ
「食後だけど、今日は皆で口紅を引こうか?」×ナギサ
「良いね、それいただき!」×ツドイ
「えっ? なんでや、なんか意味があるんかいな?」×コトエ
「な、なんか皆の目が怖いんだけど?」×ユウカ
「「えっ! ええっ!!」」×マユ・ナホ
「「わわわっ!」」×ミミ・ルル
「コトエ?」×ツドイ
「は、はい、姉さん?」×コトエ
「んっ! んんんーーーーーー、ぷはっ!」
「唇頂き♪」
「私達も~♪」×全員
「「「「「「うひゃ~~~!!!!!」」」」」」×コトエ達
コトエさん達はメンバー全員からキスの嵐を受け、顔がキスマークだらけになっていた。
ちゃっかりと、セナさんが写真に撮っている。後で見るのが楽しみだったりする。
「もう駄目・・・ヨウ君、先に行ってて良い?」×ソフィア
「良いですよ?」
「ちょ、ちょとー、ソフィア・アリーシャー」×コトエ
コトエさん達はソフィアさん達とアリーシャさん達に連れられ、ベッドルームへ消えていった。
「ソフィアとアリーシャってスイッチが入ると、止まんないからね~」×ナギサ
「ナギサが、けしかけたんでしょー」×アヤメ
「僕も後で行こっと」×ツドイ
「フフ、あれだけ頑張ったのですから、労って上げませんと」×リラ
「フフ~ 同感です」×ノノ
「あの~ ちょっと寂しいんですけど?」
「んふふ、喜んでるくせに~」×アヤメ
「そ、そんな事ありますよ?」
「あるんかーい!」×ナギサ
「あはははは♪」
今日は皆テンションが高かったせいか、乱れた夜になり色んな場所で桃源郷が作られた。
リビングには、至る所に皆で取ってきた金銀財宝が置かれており、どこかの成功者みたいになっていた。
でも美女と財宝って、なんでこんなに似合うんだろと思いながら飲む、お酒が美味しかったりする。
僕は神に感謝し、幸せを噛みしめた。
そして翌朝、何時にもましてカオス状態の周りを見て、頭がクラクラしてしまう。
隣を見るとコトエさんの可愛い寝顔があった。
僕はコトエさんの寝顔をニコニコしながら見ていると、パチッ! っとコトエさんの目が開く。
「ヨ、ヨウはん?」
「おはよーございます」
「ね、寝顔みたらあかんて、恥ずかしいやんか・・・」
「とっても、可愛かったですよ?」
「も、もう敵わんな」
「昨日は大変でしたね?」
「ほんまやで、でも嬉しかったけどな。どや、ヨウはん、ウチ等も強うなったかな?」
「はい、もちろんです」
「嬉しいな。頑張った甲斐があったわ」
「でも、慢心しちゃ駄目ですよ?」
「ヨウはん達を見とったら、慢心なんて出来るかいな? 追いつけるか分からへんけど、頑張るで?」
「そんな、可愛い事言ったら抱きしめちゃいますよ?」
「・・・もう明るいから恥ずかしいんやけど?」
「ん! んんん~♪」
今日は、朝のイチャイチャタイムが長引いた事は仕方のない事だと思う。
皆で朝食を食べた後、僕達はシドニーダンジョンの攻略に乗り出した。
昨日は階層争奪模擬戦に参加していないので、飛ばし飛ばし階層を攻略し地下19階へ辿り着いた。
この階層は、まだ来ていないので、実質ここからスタートになる。
来て直ぐに分かったが、強い魔力の反応を捉えた。
この反応はレイドボスだろう。僕達は喜んで強い魔力を感じるところまで駆けつける。
視界に入ったのは巨大なゴーレムだった。
どうやら、オーラゴーレムと言うらしい。
「うわ~ おっきいね~」×ナギサ
「でっ? どうするのヨウ君?」×アヤメ
「ん~ ハワイのエルダーリッチぐらいの強さかな~」
「フフ、それならヨウ様には、物足りないようですね」×リラ
「それじゃ僕だね?」×ツドイ
「ツドイはシドニーで働き過ぎでしょ? 私が行くわ!」×ノノ
「あはは、じゃノノさんに任せちゃいます」
「フフ~ 畏まりました。ヨウ様」
ノノさんは笑顔で全長8メートルはある、オーラゴーレムに対峙した。
流石に魔物だけあり、女性であるノノさん1人にも躊躇なく丸太のような剛腕が振り下ろされる。
「フフ~ すっごい迫力だね~」×ノノ
「エンチャント<風属性>! <身体強化><腕力強化><敏捷強化><超振動>おまけに<風斬>!」
「<双鏡連斬>!!!!!」
シュババババババババババババババババッ!!!!!!!
オーラゴーレムが振り下ろした剛腕は、ノノさんの眼前で細切れになり、肩口まで一瞬で無くなった。
次の瞬間オーラゴーレムの足元から崩れていき、まるでビルの倒壊のように地面へ瓦礫の山ができると光の粒子となり消えていった。
以前、戦ったレイドボスであるエルダーリッチと強さは大差ないが、あの頃に比べ僕達は格段に強くなったようだ。
ノノさんは僕達に笑顔でピースサインを決めてくれた。
「フフ、ノノお見事でした」×リラ
パチパチパチパチ~ ×アヤメ達
「えへへ、それほどでも~」×ノノ
「スキルの重ね掛けも速くなりましたね~」
「うん、今のは早かったね」×ツドイ
「そ、そうかな~」
「んふふ、照れちゃって可愛いじゃない」×アヤメ
「にしし、ヨウ君、御褒美、御褒美」×ナギサ
「で、では、軽くですよ?」
「チュ♪」
「フフ~ 幸せ気分です~」×ノノ
「「「「・・・・・・・・」」」」
「次は私がやろっかな~」×アヤメ
「私でしょ?」×ナギサ
「ナギサはオークキャッスルで戦ったじゃない?」
「あ~ そう言えば、私、御褒美貰ってなーい」
「僕も照れるんですが・・・」
「早く早く~♪」
結局全員にキスをして、ダンジョンなのに照れまくってから、次の階層に歩を進めることになった。
オーラゴーレムから<強化魔法>の魔法スクロールと山の様な鉱石とインゴットがドロップした。
希少な金属も含まれており帰ってから、ミナミさんが喜ぶ顔が目に浮かぶ。
「うわ~ 強化魔法って、なになに?」×アヤメ
「えっと<鑑定>してみますね~」
「<強化魔法>:自身のステータス値の最大半数までの値まで他者へ任意に付与する事が出来る。自身のステータスは減ることが無い」
「ええっ! ちょっと待って、自分に掛けたらステータスが実質1.5倍になるの?」×アヤメ
「・・・自身に掛けたらそうですが、私達のステータス値で一般の人に掛けたら一気に、数十倍になってしまいますね」×リラ
「「「「「うはーーー!!!!!」」」」」
「また、とんでもない魔法じゃない?」×ナギサ
「でも、任意って書いてあるから調整出来そうですよ?」
「ちょっと、検証してからじゃないと、危なくて使えないね」×ツドイ
「流石、レイドボスの魔法ですね~」×ノノ
また暇な時に検証することにして、先に進むことにした。
地下20階ではバジリスクと言うトカゲの様な魔物が現れ、猛毒を持っているので念のため遠距離攻撃で倒していく。
そして、いよいよ地下20階のボス戦に挑むことにした。
ボスはクィーンナーガと言う大きなヘビだったが、リラさんが瞬殺してしまった・・・
皆強くなったものである。
ドロップ品は<範囲指定>スキルオーブと、素材に宝箱金宝箱(採集ハサミ)だった。
「やたー♪ この<範囲指定>って、スキル効果や魔法効果が任意で選べる様になるみたいよ?」×アヤメ
「「「「「おお~~~!!!!!」」」」」
「これで、ツドイが暴走する心配が無くなったわね」×ナギサ
「僕の評価がヨウ君並みになっちゃった」×ツドイ
「ブッ!? それはないですよー、ツドイさん」
「あはは♪」
「こっちも凄いわよ?」×アヤメ
「金宝箱なのに普通のハサミかと思ったら、これとんでもないわ」
「へえ~ どれどれ、僕も<鑑定>してみよう」
「採集ハサミ:ダンジョンアイテムシリーズの1つ(このハサミで採集するとレア度上昇、採集数上昇効果が付く)」
「うはー、これメチャクチャ良いじゃないですか?」
「私も嬉しい~♪ これでフルーツ採集したら、凄く美味しくなるんじゃない?」×ナギサ
「ダンジョンアイテムか~ こんなのもあるんだね~」×ノノ
「フフ、これは是非、荻田夫妻にも渡しておきたいですね」×リラ
「それ名案だ! このダンジョン攻略が終わったら渡しに行きましょうか」
「って事は、もっと欲しいとこだよね?」×ツドイ
「はい、せめてメンバー全員分は確保したいですね」
「もう、どれだけ美味しい物が欲しいのよー」×アヤメ
「あははは♪」
良いアイテムが出て気分良く地下21階に進むと、そこは雷が降り注ぐ危険な島だった。
「なによこれ、雷が雨みたいに降って来るんだけど?」×ナギサ
「なかなか、危険なフィールドだね」×ツドイ
「ん~ 僕達なら躱せない事も無いですけど、イチイチ躱すのもメンドクサイし、<結界>を張って進みましょうか」
「なるほどね、でも私達以外なら難易度高すぎでしょ?」×アヤメ
「フフ、おそらく、この島の魔物は雷耐性がある筈ですから、雷対策の装備が作れるのでは?」×リラ
「雷対策するために雷島に行かないとなんて、意地悪なとこだよね~」×ノノ
「あはは、まあそう言う事もありますよ」
「僕達で雷装備の素材を卸して上げたら、喜ぶだろうね?」×ツドイ
「ふむふむ、ナタリーさんが喜んでくれるなら価値が上がりますね~」
「にしし、ナタリーさんが気に入ったのかな?」×ナギサ
「そ、そんなのじゃないですよ?」
「フフ、私達なら良いですよ?」×リラ
「もうリラさんまで・・・正直好みのタイプではありますけど、僕達に少し怯えてるから駄目ですよ?」
「んふふ、私達は拒否もしないし、強制もしないからさ。成り行きで良いんじゃない?」×アヤメ
「変な誘導も無しですからね?」
「はいはい♪」
<結界>は僕が移動する度に全員の頭上へ張り、雷が降り注ぐ中、快適に進めるようになった。
地下21階では、サンダークロウラーが雷糸玉をドロップし、早速雷耐性装備が作れそうだ。
最初だけ雷対策を頑張ったら、何とかなるように出来てるようだ。
しかし、サンダークロウラーに攻撃すると雷属性の反撃効果まである。
僕達は耐性があるので平気だったけど、無ければ非常に厳しいだろう。
どうやら、降り注ぐ雷だけじゃなく、魔物を倒すにも雷耐性装備は必須のようだ。
地下23階では、サンダーフォックスから雷毛皮がドロップした。
地下25階では、サンダークリスタルがサンダークリスタル(宝石)と<雷属性強化>スキルオーブをゲットした。
「やたー! 魔法系スキルは嬉しいなっと♪」×アヤメ
「「「「「・・・・・・・・・」」」」」
「な、なによ~ そんなにジト目で見ないでも良いでしょ?」
「なんやかんや言っても、アヤメが一番危ないんだからね? 自重しなさいよ」×ナギサ
「分かってるわよ~ 新たに手に入った<範囲指定>スキルもあるんだからさ?」
「そっか、僕も手加減しなくて大丈夫になるんだ?」
「「「「「ヨウ君は、駄目です!」」」」」
「あぅぅ」
地下27階では、ギガントサイクロプスの素材がドロップし、地下28階ではサンダートレントがグルメナッツと言う木の実をドロップした。
地下29階では雷光梟が雷光羽をドロップし、地下30階では鵺の素材がドロップした。
そして地下30階のレアボスは、かの有名な麒麟さんだった。
なんて、有名で戦い甲斐のある魔物だと思ったら、アヤメさんが土属性魔法である<プチメテオ>で瞬殺してしまった。
「ん~ <範囲指定>スキル良いわね~」×アヤメ
「・・・まさに鬼に金棒ね、またアヤメが恐ろしくなっちゃった」×ナギサ
「誰が鬼なのよー、こんな優しい鬼なんて居る訳ないでしょ?」
「にひひ、さあドロップ、ドロップ♪」
「また、そうやって誤魔化すんだから、まあ良いけどね」
麒麟さんのドロップは<纏衣>スキルオーブ、各素材、金宝箱、白金宝箱だった。
<纏衣>スキルは自身に各属性魔法を纏い、攻守に優れたスキルらしい。
「へえ~ 雷属性を纏ったら、此処の魔物みたいになるのかな?」×ツドイ
「おそらく、それで間違いないかと思われますね」×リラ
「ではでは、宝箱も開けますね~♪」
「おっ! 金宝箱からは避雷盾って言う装備ですね、これがあったら此処の魔物から身を守れそう」
「あはは、また後付けか~」×ナギサ
「それより、白金宝箱なんて初めてよね?」×アヤメ
「にしし、楽しみだね~」×ナギサ
「ではでは、白金宝箱も開けますよ?」
「「「「「ワクワク♪」」」」」
「えっ・・・ゴールドスライムの置物?」
「あれっ? 大した事ない?」×ツドイ
「・・・いえ、逆ですね。鑑定するとなかなか怖い事が書いてありますよ?」×リラ
「どれどれ」×ノノ
「ゴールドスライム:金色をしたスライムの置物(ゴールドスライムを設置した建物内に一定時間いるとレアドロップ率上昇、ドロップ数上昇の恩恵が賜れる)」
「「「「「「ええええええええええっ!!!!!!!」」」」」」




