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第222話 命懸けのお金儲けは儲かるようです


 僕達は、アッサリと1億ものお金を持ち逃げした男を見つけ出し、こっそりと部屋に進入した。


 男は昼間だと言うのに、まだ寝ておりアルコールの匂いが部屋に充満していた。



「ん! んん~ あ~ 頭痛え・・・


「昨日はちょっと飲み過ぎたか・・・ふふふ、だが当分遊んで暮らせると思うと酒の量も増えるんだよな。


さて、今日は何をして遊ぼうか、クラブにでも出かけるか」



 男はパンツしか履いておらずフラフラと歩いてトイレに行ったようだ。


 僕達は<隠蔽>や<気配遮断>を駆使しているが、ツドイさんは普通にソファーに座っている。


 まさか、自分の部屋に誰かが居るなんて、考えもしなかったのか、全く気付いていなかったようだ。



「ふぅ~ ん? うおっ! だ、誰だお前は? どこから、入りやがった・・・」



 ようやく、ツドイさんに気付いた男は、ツドイさんを警戒しているようだ。


 対してツドイさんは、冷ややかな視線で男を見ており、無言のままだった。



「な、なんなんだよ・・・女か・・・昨日、酔って連れて来たって訳じゃないよな?


・・・それにしても良い女だな。良く見たら、とんでもない美人じゃないか。


なあ、何で黙ってるんだ? 何が目的で人の部屋に入って来やがったんだ?


言わないと、警察を呼ぶぞ?」


「・・・どんなクズかと思ったら、何の取柄も無さそうな男だね?」×ツドイ


「なっ! 俺を、馬鹿にしてやがんのか?」


「僕の名前は、神戸集かみど つどいって言うんだよね、心当たりあるでしょ?」


「神戸だと・・・ま、まさか社長の娘か」


「ピンポーン! 大当たり~♪」


「くっ! どうして、この場所が・・・まさか、もう警察に通報してるのか?」


「あはは、まさか♪ 僕はそんなに優しくないよ?」


「ふふ、あはははは! 馬鹿な奴め。大方、怒りのあまり考えも無しで乗り込んで来たんだろ?」


「フゥ~ 言いたい事はそれだけかな? 謝罪する気持ちとかは無いんだね?」


「ごめんなさいって言ったら、許してくれるのか? 時間の無駄ってやつだろ♪」


「なるほどね、予想通りのクズで良かったよ。豪遊してるみたいだから、分かってたんだけどね」


「もう、お喋りは良いだろ? 悪いが眠ってもら・・・な、なんだ? 体が動かねえ。なんでだ・・・お前何をしやがった?」


「くくっ! 本当に馬鹿だよね? 何時まで経っても気付かないから心配したよ?」



 ツドイさんは、<麻痺眼>で男を動けない様に拘束したようだ。


 意識はあるのに身体が全く動かないのは、よほど恐怖を感じるのか、男はダラダラと大量の汗を掻いている。



「いくら僕でも、君には少し怒ってるんだよね、ちょっと痛い思いもして貰おうかな」


「ひっ! ま、待ってくれ。謝る・・・金も全額返すから許してくれ」


「遅いよ?」



 ベッキィイイイイイ!



「うぎゃああああああああああああああああああ!!!!!!」



 ツドイさんは男の膝に回し蹴りを放つと、骨が粉粉に砕け千切れんばかりに変な方向に向いている。


 それから、しばらく男の悲鳴が鳴り響いたが、直ぐに気絶したので静かになったようだ。


 男を見ると手足が4本とも変な方向に曲がっているので、這って歩くこともできないだろう。



「ちょっとは、反省してくれたかな?」×ツドイ


「フフ、罪を償って貰うのは、これからですから」×リラ


「とても、過酷な仕事ですので、反省しながら稼いで貰いましょう」


「ツドイさんの両親にしたことを思えば、もっと痛めつけてやりたいとこですけど、どんな仕事なんです?」


「はい、極寒の海でのカニ漁とか良いと思います。10年程掛ければ1億円を返せるでしょう」


「うわ~ それ大変な仕事そう。でも10年も掛かるなら利息も貰わないとね」×アヤメ


「フフ~ じゃ、15年程一生懸命働いて貰おっか」×ノノ


「えっと・・・あったあった。やっぱり、盗んだお金は現金で持ち込んでたみたいね。うわ~ この男もう数百万も使い込んでるわよ」×ナギサ


「・・・ツドイさんの両親から盗んだお金で豪遊なんて許せませんね、リラさん20年程カニ漁で稼がして上げて下さい」


「フフ、畏まりました。この男には嫌と言う程、反省して貰いましょう」



 僕達は男の持ち金を全て回収し、リラさんの伝手でカニ遠洋漁の船に叩き込んでやった。


 せめてもの情けで、ツドイさんが痛めつけた怪我は全て治して上げた。


 カニ遠洋漁の船長さんには迷惑をかけるけど、この男がやった事を説明し十分な報酬を渡すと快く引き受けてくれた。


 聞くと非常に危険な仕事らしいが、自業自得だからと了承しておいた。


 男は泣きながら許してくれと懇願していたが、ツドイさんに時間の無駄だよと切り捨てられていた。


 犯罪を犯して捕まらないと思っている、お気楽脳は治らないと思うけど、たっぷり反省して貰おう。


 そして、僕達はせっかくシドニーへ訪れたので舞い戻り、観光&ダンジョン探索をすることにした。



「ありがとね。皆のお陰で助かったよ」×ツドイ


「んふふ、可愛い事言うじゃない」×ナギサ


「フフ、私達の間で遠慮なんて要りませんよ?」×リラ


「そそ、家族だもんね~」×ノノ


「ありがと、次はアヤメの番だよ?」


「わ、分かってるわよ~ はぁ~ 気が重いわ・・・」


「ひょっとして、僕のせいです?」


「違うわ! って・・・少しそうかもか・・・」


「あぅ~」


「もう、だから違うって・・・もう白状しちゃうけど。私が年下好きなのは家族も全員知ってるんだよ・・・」


「あはは、なるほどね♪ ヨウ君を連れて行ったら揶揄われると?」×ナギサ


「絶対に弄られるのが目に見えてるのよ~」


「あぅ~ ごめんなさい」


「だから、ヨウ君のせいじゃないんだよ~ いや、ヨウ君が可愛すぎるからかも?」


「そ、そんな事、無いですよ~」


「そんな事、あるんです~」


「わわっ!」



 僕はアヤメさんに正面からハグされ、アヤメさんの豊満な胸に顔を埋める事になった。


 人通りもあるシドニーの町に居るんだけど、誰も知っている人が居ないので開放的な気分になっている。


 だから、僕も何時もよりは大胆な行動に出てしまった。


 僕はアヤメさんの腰に手を回しハグされたまま、優しくキスをした。


 当然アヤメさんは驚いたのか、顔が赤く成っていく。



「も、もう、こんな所で駄目でしょヨウ君?」×アヤメ


「えへへ、でもどうせ、知っている人は誰も居ませんし?」


「あ~ アヤメだけは、狡いですよ?」×ノノ


「了解です!」



 僕は人が見ているのも構わず、全員とキスを交わすと、皆照れて顔が赤くなってしまった。



「フフ、人目を気にしないのも、たまには良いかもですね」×リラ


「うんうん、すっごい開放的~」×ノノ


「じゃあさ、シドニーでは皆大胆になっちゃおう計画で?」×ツドイ


「どんな、計画なのよ~」×アヤメ


「んふふ、良いじゃない、面白そうだし?」×ナギサ


「あはは、了解です♪」



 僕は早速、リラさんとノノさんの腰に手を回し、抱き寄せながら歩くことにした。


 本当なら肩を抱き寄せたいんだけど、身長差があるので仕方ない。



「あんっ!」×ノノ


「ヨ、ヨウ様?」×リラ


「大胆過ぎました?」


「フフ、いえ幸せな気分です♪」


「フフ~ 確かに♪」


「んふふ、バカップル達め~」×ナギサ


「あはは♪」×全員



 今回は突然決まった海外旅行だったけど、ツドイさんの両親に会い助ける事もできたので、上々の気分でダンジョンへ向かう事にした。


 アヤメさん達の様な美しい女性達と、イチャイチャしながら歩いているので、何時も以上に視線を集めてしまっている。


 でも、今日はそんな事気にしない様に振る舞う事にした。


 まあ、そうは言っても、照れる物は照れるんですけどね。


 シドニーにも当然の様にダンジョンがあるんだけど、僕達は先ずシドニーギルド本部に行く事にした。


 シドニーには有名なオペラハウスがあるんだけど、まずダンジョンに行くのは、僕らしいと言われてしまった。


 シドニーギルド本部に到着し外観を見てみると、都会だけはあり近代的なビルの様だ。


 中へ入ってみるとオーストラリアは、東洋系の人達も多く居るのにも拘わらず、僕達は非常に注目されている。


 やはり、アヤメさん達の美しさは突出しているのが伺える。


 僕は初めて来るダンジョンなので、入場申請をするため、受付嬢の所へ歩を進めた。


 並んでいる受付嬢は、皆さん綺麗な女性達なのは各国共通なのだろうか。


 僕は目移りしそうになるが、アヤメさん達にバレない様に、手が空いている受付嬢さんの所へ行く。



「あの~」


「あらっ? どうしたのかしら?」


「ダンジョン入場申請がしたいんですけど?」


「えっ?」


「・・・言っときますけど、僕18才ですからね?」


「ええっ! す、すみません。しばらくお待ちください」



 後ろを振り向くと、アヤメさん達は苦笑しているようだ・・・


 僕がジト目を向けると、一生懸命笑うのを我慢している・・・


 唯でさえ日本人は若く見られるんだから、海外の方から見たら童顔の僕が、子供に見られるのは仕方ない。


 しかし、外国のカウンターって、日本に比べて少し高いせいか、向こうから見ると僕の顔しか見えないんだよね。



「大変申し訳ありませんでした。此方の用紙に記入をお願い致します」


「はい、やっぱり、僕は冒険者に見えませんか?」


「すみませんでした。でも貴方はとても可愛らしいので、見惚れてただけですよ?」


「あはは、お世辞が上手いですね~♪ お姉さんも美人さんですよ?」


「うふふ、意外と遊び人なのですね? 後ろの女性達に怒られますよ?」


「えっと、本当の事なので大丈夫だと思います」


「うふふ、御上手ですね♪ 全員の冒険者カードをよろしいですか?」


「はい」


「えっ! ええっ? Sランク・・・それも6人共・・・


あっ! 失礼しました」


「良いですよ?」


「・・・大変すみませんが、別室にお越し願っても宜しいでしょうか?」


「良いですけど、時間が掛かりそうですか?」


「いえ、上司への報告とシドニーダンジョンの簡単な説明だけ、させていただきたいと思います」


「分かりました」



 僕はアヤメさん達を連れて別室へ行く事になった。


 別室と言っても中々豪華な応接室の様だ。


 受付嬢さんがコーヒーまで淹れてくれたので、少し寛ぐ事にした。


 暫く待つと先ほどの受付嬢さんと、もう1人受付嬢さんが部屋に入って来た。



「お待たせ致しました。私は受付嬢の長をしております、ナタリーと申します」


「僕はクレセントのリーダーをしている、三日月陽って言います。宜しくです」


「ところで、何故わざわざ別室でダンジョンの説明があるんですか?」


「はい、三日月様達はSランクパーティと言う事もあり、失礼の無いようにシドニーダンジョンのルールを御説明させていただこうと思いました」



 なるほど。でもまあシドニーダンジョンのルールは転移先として派遣してくれたメイドさんから聞いて知ってるんだけど、此処は大人しく聞いておこう。



「シドニーダンジョンでは、人気階層の混乱を避けるため、夜間に階層争奪模擬戦を行っております。


人気階層では、高額で売れる採集物や魔物ドロップ品がありますので、模擬戦を勝ち抜いた者が権利を取得出来る事になっております。


ですので、人気階層は遠慮していただくことになるので御了承下さい。


もちろん、通り抜けるだけなら問題ありません」


「大丈夫ですよ? 僕達も、その階層争奪模擬戦に出ますから」


「し、失礼ですが、階層争奪模擬戦には、シドニーギルドの中でも高ランクの者ばかりが鎬を削っておりますので、勝ち抜くには熾烈を極めているのですが・・・


三日月様達が、いくらSランクパーティと言えど・・・いえSランクだからこそ集中攻撃される恐れが」


「んふふ、面白そうじゃない?」×アヤメ


「ですね~ それって、次は何時あるんですか?」


「本気で参加されるのですか?」


「オーストラリアの中でも、シドニーのレベルは非常に高いのですが・・・」


「フフ、ヨウ様。明日の上級ダンジョン階層権利を掛けて、今日の夜8時に此処で模擬戦が行われるようです」×リラ


「なるほど。じゃ、それまでに上級ダンジョンの行ける階数を増やしておきましょうか」


「三日月様・・・模擬戦は1つのクランに付き3パーティまで参加出来るのですが、1パーティで挑むのはSランクと言えど無謀ではありませんか?」


「そんなに僕達が心配なら、君も見に来たら良いよ? 今日は僕1人でやるからさ」×ツドイ


「もう、ツドイそんなに気を使わなくて良いのに?」×ナギサ


「駄目だよ! シドニーでは、皆にお世話になったからね僕が行く!


ナタリーさん、日本のSランク冒険者を、舐めちゃ駄目だよ?」



 ゾクッ!



「も、申し訳御座いません」



 僕達はシドニーダンジョンの説明が終わったようなので、皆で手をフリフリしながら応接室を後にした。



「・・・ナタリーさん。あの人達、とても強そうには見えませんけど、大丈夫でしょうか?」


「ふぅ~ いくら外国でSランクと言っても、可愛い少年と美しい女性が5人なのですから、私も問題が起こる前にと忠告をしたつもりでしたが」


「何か誤解されたのでしょうか?」


「いえ、私達がとんでもない誤解をしていたのかもしれません。


今思えば、現在世界中の注目を浴びている日本のSランク冒険者なのです。


見た目通りの実力と思ったのは早計でした。


最後にツドイと呼ばれていた女性が放った言葉に、私は背筋に寒気が走りました・・・


私は間違っても、彼女を敵に回したくはありません」


「うは~ ナタリーさんが、そこまで言うなんて、やはり普通の冒険者じゃないんですね?


だって、信じられない程美しい女性達でしたから、女の私でも見惚れちゃいましたもの」


「うふふ、三日月様も可愛い少年でしたね、ハーレムパーティなのも頷けます。ですが、唯の可愛い少年とは思えませんね」


「えっ? 私あんまり可愛すぎて、固まっちゃったぐらいの少年なんですよ?」


「念のために今日の模擬戦には、私が三日月様達に付くよう上司に断りを入れておきます」


「あ~ 狡いですよナタリーさん? 私も行きますよ~」


「うふふ、仕方ありませんね」


       ◇     ◇     ◇


 僕達はツドイさんに車を出して貰い、シドニーにある上級ダンジョンに到着すると多くの人がおり賑わっていた。


 車から下りて上級ダンジョンがあるギルド施設に入って行くと、案の定注目を集めることになった。



「うはー、おい、見てみろよ?」


「ん、なんだよ?」


「おお~~ これはまた、美人の姉ちゃん達が来たな」


「だろ? しかし、とんでもない美人だよな? 東洋系の様だが来るところ間違ってるんじゃねえか?」


「良く見てみろよ? 普通の服にも見えるが、ありゃ防護服だぜ」


「って事は、やっぱり冒険者なのかよ? あんな美人の冒険者も居るんだな」


「雑誌の表紙を飾るレベルだよな? 今日は良いもん見れたな♪」


「綺麗な黒髪よね~ どうやったら、あんなに艶々になるんだろ」


「ねーねー、見て見て? 可愛い男の子も居るわよ、同じパーティなんじゃない?」


「ホントだ♪ 可愛い~ 目がクリンクリンじゃない」


「ちょっと、声掛けてみよっと」


「あっ! もう狡いわ」


「Hi! 言葉分かるかな? 貴方達って中国人?」



 僕は行き成り、金髪の女性から声を掛けられたので、戸惑いながらも返事をする。



「はい、分かりますよ、僕達は日本人です」


「そーなんだ? 日本って今、凄く注目されてるわよね?」


「そうなのかな?」


「もう、ヨウ君嬉しそうな顔しちゃって」×アヤメ


「にひひ、こういう絡まれ方は珍しいからね~」×ナギサ


「そんな事無いですよ?」


「綺麗な女性達を連れてるけど、ダンジョン見学に来たのかな?」


「違いますよ~ 僕も冒険者ですからね?」


「ええっ?」


「うわ~ って事は、18才以上なんだ? 東洋人って若く見えるわね~」


「んふふ、何時もに比べたら良い対応よね?」×ナギサ


「もう、ナギサさん。僕の事見て、絶対楽しんでるでしょ~?」


「私だけじゃ無いんじゃない?」



 僕は皆に視線を向けると皆、目が泳いでいる・・・



「でも、日本から来たって事は、此処がどこだか分かってる?


此処ってオーストラリアの中でも1・2を争う上級ダンジョンだよ?」


「はい、でも僕達は、とっても強いから大丈夫ですよ?」


「え~ 全然強そうには見えないんだけど、誰がリーダーか分かんないけど考え直した方が良いんじゃない?」


「僕がリーダーですよ?」


「ええっ!」


「貴方がこの美人達のリーダーなの? ハーレムパーティみたいじゃない」


「ぶっ!? その言い方には、抵抗があるんですけど?」


「あはは、でも凄いじゃない? 女の私から見ても美人揃いよ?」


「ねーねー、誰が本命なの?」


「えっ? ええっと、全員大好きです♪ あはは、照れますね」


「僕達は皆ヨウ君の恋人だよ、ハーレムパーティみたいじゃなくて、ハーレムパーティだったりして」×ツドイ


「ヒュ~ やるじゃない? 貴方も凄く可愛いからね~」


「あはは、ありがとうございます」


「あ~ん、本当に可愛い~♪」


「駄目だよ? 僕達の恋人なんだからさ」


「うふふ、分かってるわ。貴女達には勝てそうにないもんね。


ねーねー、しばらくシドニーに居るのかな?」


「今日の階層争奪模擬戦に出るから、少なくとも明日も来るかな?」


「ええっ? あ、貴方達あれに出るの? すっごくレベル高いのに・・・」


「んふふ、大丈夫よ。私達もすっごく強いんだから」×アヤメ


「・・・とても強そうには見えないんだけど?」


「フフ、見掛けと実力は全く関係ありませんよ?」×リラ


「へえ~ 自信があるのね、でもシドニーでもトップレベルの人達ばかりが出るから気を付けてね」


「ありがとうございます」


「私も応援に行くわ、頑張ってね♪」



 僕達は初めて会う女性達に親切にされ、気分良くダンジョンに入ることになる。



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