第217話 深淵にあるお店は恐ろしいですね
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レイさんと楽しく食事をした後、俺は断腸の思いで家に帰った。
本当は、今日もレイさんの家に行きたかったけど、早く部屋を借りる段取りをすることにした。
セキュリティーの高いマンションと言っても全然分からないので、手っ取り早くナギ姉に聞くことにする。
ネギ姉の住んでる所は見た事無いけど、きっと良い所に住んでる筈だし、詳しいだろうと思い電話してみる。
プルル~! 「は~い」
「あっ! ナギ姉? コウタだけど」
「はいはい、どうしたの?」
「ちょっと、聞きたい事があって、今時間大丈夫かな?」
「良いわよ♪ なになに? 今度こそ恋の相談かな?」
「だから違うって、えっと、俺もそろそろ1人暮らししようと思ってるんだけど、どっか良い所あるかな?」
「ふぅ~ん、へええ~、コウタが1人暮らしか~♪」
「な、なんだよ、別に良いだろ?」
「んふふ、あんた実家に彼女連れて行ったそうじゃない? 本当に1人暮らしなのかな~」
「あ、あんときは、彼女じゃなかったんだって」
「ふふ~ん、じゃ、今は彼女なんだ?」
「あっ・・・」
「んふふ、やるわねコウタも、ついに彼女が出来たんだ♪」
「はぁ~ ナギ姉には勝てねえな、分かったよ。正直に言うよ・・・」
「んふふ、どんな女性なの?」
「そっからかよ? まあ良いけど・・・同じクランの先輩なんだけど、ずっと俺に色々と指導してくれて、凄くお世話になってる女性なんだ」
「ほうほう♪」
「そんで、最近俺とパーティを組んでくれて、2人でダンジョン探索するようになったんだ」
「なるほど。同じパーティって事は、コウタのスキルを伝えたの?」
「あのスキルだけは、言ってねえよ」
「んふふ、偉いじゃない。でも、コウタのドロップ率には驚いたでしょうね」
「ああ、絶対誰にも言うなって、逆に釘を刺されたよ」
「ふむふむ、中々信頼のおけそうな女性じゃない?」
「ああ、すげー信頼してる。メチャクチャ優しくて、綺麗な女性なんだ」
「このこの~ 惚気ちゃって♪」
「か、揶揄うなよな」
「んふふ、それから?」
「全く・・・それから、何度かレイさんの部屋で飲んで泊まらせて貰ったんだけど、何時もレイさんの部屋ばかり行くのは悪いかなと思ってさ」
「にひひ、泊ったんだ~」
「酔い潰れて寝ちゃっただけだよ」
「な~んだ・・・それで、自分の部屋を借りたくなった訳か~
でも、タイミング的には丁度良いかもね。
そろそろ、スキルオーブが余ってきたんでしょ?」
「・・・相変わらず怖いぐらい鋭いな~ そうなんだよ。それを元手にしてセキュリティーの高い部屋を借りたいんだ」
「んふふ、それを理由にして彼女も同じマンションに誘ったんでしょ?」
「うはっ! なんで、そこまで分かんだよ、怖いって」
「アンタの考えそうな事だもの♪ どうせ同じマンションに住むんならシェアしないかって、彼女に言われたんじゃない?」
「・・・・・・参りました!」
「あはは、本当に分かりやすいんだから♪」
「そっかー、コウタが彼女と同棲するのか~ んふふ、楽しみだね?」
「参ったから、それでどうなんだよ?」
「にひひ、良いわ。マンションは任せときなさい、良い所紹介して上げるから」
「流石、ナギ姉頼れる~♪ あっ、そんなに良い所じゃなくて良いからな?」
「生意気ね~ お姉ちゃんの世話には、ならないってとこかな?
まあ、お姉ちゃんに部屋を買って貰った。なんて彼女に言えないもんね~」
「そうだよ、情けないだろ? だから、俺が借りれるレベルの部屋で頼むよ」
「分かったわ。バッチリセキュリティーの高いマンションを段取りして上げる。
ところでコウタ。引っ越しが終わってからで良いから、一度彼女を連れて来なさいよね?」
「イイッーーー! 嫌だよ! レイさんが、気を遣うだろ?」
「馬鹿ね? 実家じゃないわよ、私が住んでるマンションによ?」
「ええっ! ナギ姉のマンションって、ヨウ兄さんのクラン兼自宅だろ?」
「そーよ、良く考えてみなさいよ? アンタの彼女になるんならヨウ君に挨拶しとかなきゃ駄目でしょ?
コウタが冒険者じゃなかったら、別に良いんだけど、分かるでしょ?」
「そか、何時までもアレを隠し通せないもんな・・・分かったよ」
「んふふ、宜しい♪ 私もコウタの彼女に会うの楽しみにしとくわ。
あっそうそう。ヨウ君に失礼な態度とったら、私でも庇えないから注意しときなさいよ?」
「えっ? そんなに、ヨウ兄さんって怖いのか?」
「違うって、周りの女性達がブチ切れるのよ。もちろん、私も含めてね♪」
「・・・俺には、スゲエプレッシャーなんだが?」
「我慢しなさい!
後は良い事教えて上げる、そろそろ初級ダンジョン終わったでしょ?」
「ああ、ボス戦はまだ、だけどな」
「んふふ、偉い偉い。ちゃんと忠告を守ってるんだね。
クレセントって言うクラブに行って、占いをして貰いなさい」
「まさか、恋占いして来いってんじゃないだろ?」
「それでも良いけど、ダンジョンの道標ってところね」
「分かったよ。ありがとな、ナギ姉」
「んふふ、今日は素直じゃない?」
「ナギ姉には、感謝してるんだぞ?」
「どーいたしまして♪ じゃ、またね~」
なんやかんやで、頼りになるナギ姉のお陰で部屋は何とかなるとして、親にも言っとかないとな。
俺は両親に1人暮らしをする事を伝えると、以外にもアッサリと了承してくれた。
まあ、母さんには、だらけた生活を送らない様に注意されたけどね。
弟のソウタはアッサリしたもんだったけど、妹のナミは寂しがってくれた。
俺も永年住んだ、この家を出るのかと思うと、少し感慨深くなる。
翌朝、俺はレイさんとギルドで待ち合わせをして初級ダンジョンへ潜り、今日は早めに切り上げる事にした。
そして、スキルオーブをオークションへ掛けて貰う為、サワさんかイツミさんを探した。
運良く2人共居たので声を掛けると、何時もの個室に案内してくれたのでオークションの事を聞いて見る事にする。
「はい、今日の素材代は何時もの様に、ギルドカードに入金しておきました」×イツミ
「ありがとうございます。ちょっと、今日はオークションの事も聞きたいんですけど良いですか?」
「もちろん良いですよ♪ 何か良い物ドロップしましたか?」
「えっと、見て貰った方が早いですね」
俺は<敏捷強化><腕力強化><身体強化>と言った比較的よくオークションに出ているスキルをテーブルへ並べていった。
「わわっ! スキルオーブ? それもこんなに凄いじゃないですか?」×イツミ
「たまたまですよ、これをオークションに掛けて貰いたいんですよ」
「畏まりました! 宮上様、申し訳ありませんが、お部屋の移動をお願いしても宜しいでしょうか?」×サワ
「はい、レイさんも良いですか?」
「ああ、まあ予想通りだしな」
俺達は個室を出るとサワさんに案内され、メチャクチャ豪華な部屋に案内された。
ドアには『VIP ROOM』と表示されている。
「はい?」
「ふふ、だから、金額の桁が違うって言っただろ?」
「でも、まさかVIPルームだなんて思わないじゃないですか?」
「スキルオーブを売るってのは、そう言う事なんだよ」
「・・・・・・」
俺はしばらく絶句していたが、しばらくすると、凄く威厳のある方々が3人も入って来た。
俺は何か取り調べでもされるのかと、戦々恐々としてしまった。
「初めまして。私は社長の瀧見です」
「ええっ! ギ、ギルマス?」
「ハハハ、そうギルドマスターと言った方が、良かったかな?
スキルオーブをオークションに掛けてくれるそうだね?」
「は、はい、俺とレイさんの連名で<敏捷強化><腕力強化><身体強化>スキルを、各2個出品したいんですけど?」
「素晴らしい! いや、本当にありがとう。
我が大阪ギルドが世界一のオークション会場になったとは言え、スキルオーブの出品は幾らあっても助かるのだよ。
流石は、グランドクロスのAランク冒険者だね?」
「いや、私よりコウタの方が凄い奴だよ」
「なるほど。宮上君はDランクだったね、有望な新人は大歓迎だよ。
宮上君も、今回のスキルオーブの出品で、Aランクに成るのは確実なんだがね」
「ええっ? そうなんですか?」
「スキルオーブを出品するのは、桁が違うって言っただろ?」
「ハハハ、その通りだね。おそらく、素材を売るのとでは比べ物にならない大金が手に入るだろう。
そこで、お礼と言ってはなんだが、2人に我がギルドが所有するマンションの1室を提供したいのだが、どうだね?」
「うはっ! ギルド所有のマンションって、あの有名な億ションなのでは?」×レイ
「その通りだよ。そこの40階の部屋が最近空いたのだが、如何かね?
大金が手に入るのだ、そこならセキュリティーも万全だし、安心だと思うのだが」
「で、でも、そんな良い所なら、家賃も高いんじゃないんですか?」×コウタ
「これだけのスキルオーブを提供してくれたのだから、最低1年は無料で構わんよ。
そうだね。年間5~6個のスキルオーブを提供してくれたら永遠に無料にしようじゃないか?」
「ふふ、流石ギルマス。繋ぎ止めるのが上手いですね?」×レイ
「ハハハ、それだけ、君達が有望だと言う事だね」
「コウタ、良かったな。希望が叶ったじゃないか?」
「はい、願ったり叶ったりで嬉しい限りです」
「喜んで貰えて私も嬉しいよ。これから何か相談事があれば、岩永部長に言ってくれたまえ。それでは、私は失礼するよ」
「ありがとうございました」
ギルマスが部屋を出た後、斗沢支部長がレイさんに話しかけ、俺には岩永部長が語り掛けて来た。
「私は部長をしている岩永です。これから宜しくお願いするよ」
「はい、此方こそ、宜しくお願いします」
「次のオークションは1週間後になるから、此方から連絡させて貰うよ。
マンションの入居手続きが終わるのも1週間後ぐらいだね。
詳しい話は、サワ君かイツミ君から説明して貰うよ」
「はい、色々とありがとうございます」
「いやいや、此方こそありがとう。
ああ、それと、ナギサ君にも宜しく伝えておいてくれると助かるよ」
「えっ・・・まさか?」
「フフフ、まあ、そう言う事だね。では、私も失礼するよ、ではまた」
斗沢支部長と岩永部長も部屋を後にし、部屋にはレイさんとサワさん達が残った。
参った・・・何かタイミングが良すぎると思ったら、ナギ姉がギルマスに話をつけてくれたのか。
ギルマスに頼み事するなんて、ナギ姉どんだけ巨大な力持ってんだよ・・・
いや、ヨウ兄さんの力かな・・・全く恐ろしい人達だ。
かと言うものの、俺の予想外の方法とは言え、ナギ姉に頼んでいたセキュリティーの高いマンションも手に入りそうなので感謝しかない。
しかも無料だし、ナギ姉に買って貰った訳でもない、全く恐ろしい姉である。
「しかし、スゲエ事になったな~ まさか、あの有名なマンションに住めるなんてな」
「そんなに、有名なんですか?」
「そっか、コウタは新人だからな知らないのも無理もないけどな、冒険者なら皆憧れてんだぞ?」
「俺としては、レイさんが喜んでくれているのが嬉しいですね」
「また、可愛い事言いやがって♪」
俺はレイさんに頬を摘ままれムニムニされていると、サワさんとイツミさんにクスクスと笑われてしまった。
「うふふ、とっても仲が良くて羨ましいですね~♪」×イツミ
「ふふ、マンションの準備が整い次第、連絡させていただきますね」×サワ
「はい、ありがとうございます」
俺は若干照れながらも、レイさんとギルドを後にした。
「ふふ、ちょっと照れちまったな」
「レイさんのせいですよ?」
「あはは、つい嬉しくてな♪」
「レイさんが、そこまで喜ぶなんて俺も早く見てみたくなりましたね」
「ふふ、たぶん、凄いところだぞ」
「あっそうだ! 引っ越しの時は、俺が<虚空庫>に入れちゃいますから言ってくださいね」
「便利だよな~ 下着とか見られねえようにしとかないとな?」
「下着ぐらいなら良いんじゃないですか?」
「ん? 見たいのか?」
「すみません。参りました・・・」
「あはは、照れるなら言うなよな♪」
「レイさん。今日1件付き合って貰って良いですか?」
「良いけどよ、どこ行くんだ?」
「えっと、クレセントって言うクラブです」
「クラブ?・・・どっかで聞いた事があるような気がするけど、クラブなんて女と行く所じゃねえだろ?」
「あれ、そうなんですか?」
「なんも知らねえって事は、誰かの勧めか・・・大体察しはついたけどよ、また頭が痛くなるような所じゃねえよな?」
「あはは、俺も分からないんですよ、とりあえず向かいますね?」
「ああ」
俺はスマホの地図を頼りに進んで行くと、周りはビルの建ち並ぶスナック街になっていく。
チラホラとドレスを来た、美しい女性を見かける様になり、ガン見しない様に気を付けた。
地図によると、どうやら、クレセントと言うクラブに着いたようだ。
「レイさん、どうやら此処っぽいです」
「・・・・・・・」
「どうしたんですか?」
「思い出した・・・此処は大阪で一番高いって、有名な高級クラブだぞ?」
「ええっ?」
「座るだけで100万とか聞いた事がある・・・」
「うはっ! 誰が行くんですか、そんなとこ?」
「お金持ちさんだよ? それも桁違いのな、コウタ。こんなとこ入ったら破産すんぞ?」
「ぐはっ! でも、一応聞くだけ聞いてみますね?」
「誰に聞いたが知らねえが、聞くだけにしとけよ?」
「はい、そうします」
俺は恐る恐る、ビルの中に入りエレベーターを見ると、クレセントと言うお店は地下にあるようだった。
俺とレイさんはエレベーターに乗り、地下へ下りる。
「な、なげえな。いったい地下何メートルにあるんだよ?」
「言われてみれば、メチャクチャ深そうですね・・・
どうしよう、レイさん? 俺ちょっと怖くなってきたんですけど?」
「あはは、深淵に向かってるみたいだからな♪」
「脅さないで下さいよ~」
俺とレイさんはエレベーターを下り、店の前に立つと、メチャクチャ豪華な扉が眼前に佇んでいる。
「・・・やっぱり、止めとこうかな?」
「ここまで来たんだ、聞くだけ聞いて見ろよ?」
「・・・はい」
俺は豪華な扉を開けると、そこは別世界のような煌びやかな空間だった。
ヤバイ! 絶対ヤバイ・・・どう考えても、俺が来るところじゃない。
扉から覗き見してる様な俺に対し、胸の開けた扇情的なドレスを来た美しい女性が語り掛けてくる。
「いらっしゃいませ」
「うふふ、お客様、どうぞお入り下さい」
「あ、あの俺、此処で占いするように言われて来たんですけど?」
「存じております。宮上光汰様でしょうか?」
「はい、そうですけど、何で俺の名前を・・・」
何で俺の名前を知ってるのかと思い、思わず声に出てしまったが応対してくれた女性が声を掛けると、複数の美しい女性達が出迎えてくれた。
「話は伺っております。どうぞ、お入り下さい」
「あの、すみません。俺そんなにお金持ってないんですけど?」
「ウフフ、御心配なく、宮上様からお金は頂きませんから」
「ええっ?」
俺とレイさんは、出迎えてくれた美しい女性達の間を通り店内に入る。
女性達は扇情的なドレスを着ていたので、視線のやり場に困る程だった。
勧められるまま一際豪華な個室に通され、信じられない様なフカフカのソファーに腰掛ける。
これだけで100万円なのかと思うと、とても落ち着いてはいられなかった。
冷や汗まで出て来た俺の前に、また一段と美しい女性が現れた。
「いらっしゃいませ。私はクレセントのママをしているスズカと申します。
そんなに、緊張なさらなくても大丈夫ですよ?」
ママと名乗る女性は、俺とレイさんにオシボリを渡してくれた、良く見るとレイさんも汗を掻いているようだった。
「なあコウタ。分かるよな?」
「はい、何となくですけど? ママさんって、冒険者やってたりしますか?」
「あら? うふふ、へえ~ それが、解っちゃうんだ?
コウタ君って、凄いんだね♪ いえ女性の方が凄いのかな?」
ママさんは、突然フランクな喋り方になり、とても嬉しそうな笑顔でレイさんを見つめている。
その妖艶とも言える佇まいは、見ているだけでゾクゾクしてしまいそうだ。
「全くこええよな、こんな所にギルドでも見かけねえような強者が居るんだからよ」
「うふふ、貴女も強そうなんだけど、ステータスは40平均、スキルは7つって所かしら?」
「なっ! 嘘だろ?」
「うふふ、当たってる? 私の占いを聞きに来たんでしょ、とりあえずお酒でも如何ですか?」
「ふぅ~ 先に頭痛薬が欲しい所だが、貰おうか」
「うふふ、とりあえず、シャンパンからにしますね」
ママさんは俺とレイさんに、とても良い香りのするシャンパンを注ぎ入れてくれた。
「はい、どうぞ」
「・・・おい、これドンペリじゃねえのか?」
「うふふ、サービスだから、気にしなくても良いですよ」
「あの、俺此処に占いをして貰う様、聞いて来たんですけど、ママさんが占ってくれるんですか?」
「ええ、そうよ。誰にでも占いをする訳じゃないんだけどね」
「なるほどな。唯のバカ高い店って訳じゃなさそうだな・・・ダンジョンの情報屋って所か?」
「うふふ、お姉さんって良いわね。ファンになっちゃいそうよ?」
「おい、待て、お姉さん?」
「うふふ、私はこれでも18才ですよ?」
「なっ! 18才?」
「ええっ! 俺より年下?」
「そんなに老けて見えますか? 一応このお店でも最年少なんですけど?」
「18才で、その色気はヤバイだろ?」
「そんなに褒められたら、サービスしたくなっちゃうじゃないですか♪」
ママさんは、レイさんの隣に座り手を重ねているようだ。
その妖艶な微笑みは、見ているだけでゾクゾクとしてくる。
「ちょっと待て! 私は女だぞ?」
「うふふ、もちろん存じてますよ? 綺麗で、とても強いお姉さん♪」
「レイさん。モテすぎです・・・」
「馬鹿野郎! 女にモテてどうすんだよ?」
「あらら、コウタ君嫉妬しちゃったかな? 知ってます? 女性同士ならノーカンなんですよ♪」
「そう言えば、そうかも?」
「馬鹿野郎!」




