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202/208

第201話 同級生が遊びに来るようです


 僕達はクラン本部へ帰ると直ぐにシオさんが、何処に居るか探した。


 今日は、たまたまお店が休みだったらしく、厨房で料理の研究をしていた。



「シオさーん!」


「はいはーい、あっ! お帰りなさい、ヨウ君」×シオ


「ただいまです。今日はシオさんに良いお土産を手に入れたので、先に渡しに来ました」


「ほ、本当に? キャアアアアア!!!!!!! ヨウ君、大好きーーー♪」



 シオさんは僕に抱き着き、顔中にキスをしてくれた。


 予想通りとは言え、これだけ喜んで貰えると僕も嬉しくなる。



「んふふ、シオ喜び過ぎ。でも、今日はすっごい良い物だよー」×ナギサ


「あ~ん、もう、どれだけ私を喜ばせるのよ~ 早く見せて見せて~」


「あはは、じゃ、まず食材から出そうかな」


「ええっ! 食材以外もあるの?」


「んふふ、楽しみにしてなさいな」



 僕はシオさんを驚かすために、最初に軽トラックぐらいの大きさがあるエンペラーマンモスの肉を、調理台の上に取り出した。


 そのあまりの大きさと重さに、頑丈に作られた調理台がミシミシと悲鳴を上げている。


 シオさんを見ると凄く驚いたのか、口をポカンと開けて巨大な肉塊を見上げている。


 僕達は、予想を超える程驚いているシオさんを見て、笑顔になっていく。



「な、な、なによ、これぇーーー!」×シオ


「んふふ、これはね~ エンペラーマンモスって言う魔物のお肉よ? すっごく大きいでしょ?」×ナギサ


「大きいって、もんじゃないわよ? 一体何人前あるのよー」


「しかも、幻級に美味? 漫画肉?」


「あはは、シオさんも<鑑定>するのが早くなってきましたね。漫画肉ってそそるでしょ?」


「丸齧りで、引き千切って食べるんだよね? そそらない訳ないよー! 早速、試食作ってみるわ。楽しみ~」


「こらこら、慌てないの。まだ、あるんだからさ」


「あ~ん、悶え死にしそ~ ナギサも大好き~」


「わわっ! ちょ、ちょっとシオ~」



 それから、ナギサさんから始まり、アヤメさん達も次々とシオさんにキスをしていく。


 気付いたら僕達は、シオさんのキスマークだらけになっていた。



「早く早く、見せてー」


「あはは、じゃ全部出しますね」



 僕はスノーラビットの肉やレインボーサーモンと言った、今日獲れた新鮮な食材を次々に出していき、最後にベヒーモスの肉塊を出した。



「うわ! うわっ! うわ~ ええっ? ベ、ベヒーモスの肉塊って・・・」


「えへへ! 凄いでしょ? メチャクチャ強かったですから、味も期待出来ると思いますよ?」


「そんな、超有名な魔獣まで倒しちゃったんだ? ちょっと、本気で料理の研究したいかも?」


「はい、ゆっくり研究してくれて良いですよ。最後にシオさんには最高に良い物渡しときますね」



 僕は時間停止のアイテムポーチを取り出し、シオさんに手渡した。



「カバン? ってこれ、ええっ! これ時間停止のアイテムポーチじゃない?


・・・夢みたい! これ、本当に私には最高の贈り物だよ! あ、ありがとう」



 シオさんは喜びのあまり泣き崩れてしまい、僕はオロオロとしてしまった。


 今度は逆に皆でシオさんを抱き締め、落ち着くまで抱擁することにした。



「あ、ありがとう。人生最高の日になったわ♪」


「それだけ喜んでくれると、僕も最高に嬉しいですね」


「<虚空庫>と違って容量が少なそうだから、今日手に入れたアイテムポーチ4つ全部渡しときますね」


「うわ~ これ1つでも、とんでもない価値があると思うんだけど・・・」


「んふふ、そんなこと今更でしょ?」


「そうなんだけど、ヨウ君には驚かされっぱなしね」


「早速、今からマンモスの肉を焼いてみるね、楽しみにしてて」


「はい」



 僕達はリビングへ戻り他の職人さん達にも、今日の素材をお披露目していく事にした。


 案の定、職人さん達は目の色を変え、素材を吟味していく。


 特に気になっていたイエティからドロップした羅氷瞳を、セツナさんに聞いてみることにした。



「これ凄いね~ 1つ1つに、かなり強い冷気の魔力が詰まってるよ。


パッと思いつくだけでも、冷蔵庫やエアコン、パソコンの冷却等、色々と使えると思う。


ちなみに、家庭用の冷蔵庫なら、これ1つで3年ぐらい使えるかも?」×セツナ


「ええっ? そんなに使えるの? 電気代凄く助かるじゃない?」×アヤメ


「ナハハ、これが沢山あったら、日本の電気代が半分ぐらいで済むかもね」


「えっと、5万個ぐらいありますよ?」


「はい? なんて言ったのかな、ヨウ君?」


「羅氷瞳なら、5万個ぐらいあります。って言ったんだけど?」


「うはっ! それだけあったら、日本のエネルギー問題が激変しちゃうよ?」


「同じぐらいの大きさで熱の魔力が込められた物があれば、発電機も作れそうだけどね」


「ほほ~ お金持ちになっちゃいそうですね?」


「あはは、ヨウ君は、もう十分お金持ちじゃない?」×ナギサ


「そうなんですけど、便利になる事は良い事ですよね?」


「ナハハ、そうだね。間違い無いよ」


「とっても良いアクセサリーも出来ちゃいますよ? スノークリスタルも素敵ですけど」×ヒメ


「あ~ なるほど。装備品にも良いですね」


「うふふ、私は毛皮類が良いですね。どれも素敵なコートが出来そうですわ。


特にベヒーモスの皮なんて、最高の装備が作れそう♪」×フミ


「私は隕鉄だな、面白い武器が作れそうだ♪」×ミナミ



 職人さん達は、皆嬉しそうに専門的な話をしている。


 満足してくれたようなので、全部預ける事にした。


 そして、いよいよ、シオさんが作ってくれた夕食が出来たそうなので、速足で向かう事にする。


 テーブルの上には待ってましたと言わんばかりに、大きな骨付き肉が盛り付けられており、生唾を飲みそうになる。



「美味しそ~♪ さすがシオさん。僕のイメージ通りです!」


「うふふ、でしょーでしょー、私もこんな感じで食べたかったの」×シオ


「うひゃ~ 大きな肉やな~」×コトエ


「「うわ~ すっご~い。海賊になった気分です!」」×ミミ・ルル


「うふふ、海賊にどんなイメージ持ってるのよ?」×ユウカ


「えっと、僕から説明させて貰うと、これは正真正銘『漫画肉』です!」


「えっ? 漫画肉って凄く弾力があるお肉を、パクっとして引き千切って、モグモグする奴ですよね?」×マユ


「あはは、大体そんな感じですね」


「うわ~ 私、一度食べて見たかったんです」×ナホ


「うはっ! マンモスの肉かいな、相変わらずヨウはん達は凄いな~」×コトエ


「さっ、冷めないうちに食べて食べて」×シオ


「頂きまーす♪」×全員


「ぱくっ! ん~ ぶちっ! もぐもぐ、んあ~~~ 美味しい~」×アリサ


「ええっ! 何で焼いてあるお肉が、こんなに弾力があるの?」×ソフィア


「んふふ、なるほど、確かにこれ漫画肉だわ」×アヤメ


「モグモグ! ゴクン! スパイスが効いてて美味しい~ シオさん最高です!」


「うふふ、ありがと。私も満足の出来栄えだわ!」×シオ


「旨いなこれ、凄く気に入ったぞ?」×ミナミ


「ナハハ、ミナミには、凄く似合うからな~♪」×セツナ


「どういう意味なんだよ? 私は海賊か?」


「あはははは♪」×全員



 食事も終わり、今日もメチャクチャ食べて満腹になった。


 皆でソファーに座り、まったりとする。僕はこの時間が結構好きだったりする。


 すると、ツドイさんが何か提案があるらしく、皆で聞いてみる事になった。



「えっとね、僕ヨウ君が喜びそうな事考えたんだけど、皆でやってみないかな?」×ツドイ


「んふふ、本当にツドイはヨウ君の為に色々と考えてるよね~ 見習わないとだわ」×アヤメ


「でっ! 今度は何をするのかな?」×ナギサ


「オホンッ! パンパカパーン 第1回クレセント本部下着パーティ~♪」


「ええっ?」×全員


「フフ~ パジャマパーティじゃなくて、下着パーティなんだ?」×ノノ


「そだよ、ナイトタイムに良いと思うんだよね」×ツドイ


「1日着てた下着を見せるのは嫌よ? お風呂上りで新しい下着なら良いけどさ」×アヤメ


「にひひ、ヨウ君は、どっちが良いのかな?」



 皆の視線が僕に集まり、何故かジト目で見られてるような気がする・・・



「え、えっと、僕はどちらでも気にしませんよ?」


「駄目よ? 汗臭かったら嫌じゃない?」×アヤメ


「えっ? 何時も思うんですけど、とっても良い匂いですよ?」


「へえ~ ヨウはん、何気なく匂いチェックしてたんやな~」×コトエ


「そんな訳ないじゃないですか? すれ違うだけで皆さん、とっても良い匂いするんですよー」


「フフ、そうなんですか?」×リラ


「そうなんですよ?」


「あ~ ケリーが自分の匂いチェックしてる~」×モニカ


「ば、馬鹿野郎~ そんな事、言わなくて良いだろ?」×ケリー



 ケリーさんが照れていたので、僕はケリーさんに後ろから抱き着き、犬の様にクンクンしてみた。


 すると、ケリーさんの顔が一気に真っ赤になり、メチャクチャ照れている。



「だあ~ や、止めろって。今日ダンジョンで汗掻いたんだぞ?」


「そうなんだ? でもとっても良い匂いですよ? あっ! ひょっとして汗の匂いが良い匂いなのかな?」



 僕がそう言うと、女性達全員が僕を警戒しだした。


 カンナさん達メイドさんまで僕を警戒しているので、少し悪戯してみたくなってきた。



「だ、駄目よヨウ君? 女性にそんな事しちゃ」×アヤメ


「そんな事って、どんな事ですか?」


「えっと、ツドイさん?」


「僕も駄目だよ? あっ! 僕、お風呂入ってこよっかな」×ツドイ


「狡いわよツドイ。私も行こっかな~」×ナギサ


「あはは、そんなに慌てて、お風呂へ行かなくても良いじゃ無いですか?」


「ねー、カンナさん?」


「い、いくらヨウ様でも、それだけは駄目です! 駄目ですよ?」×カンナ


「じゃ、近い所でベッキーさん?」


「私もお風呂行かないと・・・あはは」×ベッキー


「まーまー、良いじゃ無いですか」


「イヤアアアアーーー」×全員



 僕が近寄ると皆逃げだし、全員お風呂へ行ってしまった・・・


 女性はやはり、匂いをとても気にするようだ。本当にとっても良い匂いなんだけどな~


 全員お風呂へ入るとツドイさんの提案通り、全員下着姿になってくれ、リビングのソファーでまったりお酒を飲んでいる。


 何時もメイド服を着ているカンナさん達まで下着なので、目のやり場に困ってしまう。


 当然の様に僕も服を脱がされ、パンツ1枚なんだけどね。


 そして、女性達は交代で僕の接待をしてくれている。なにこれ? 王様気分なんですけど。



「はーい、交代だよー! 次カンナ達ー」×ツドイ


「はい♪」


「ヨウ様。果物は如何ですか?」×カンナ


「頂きます!」



 カンナさんは、フォグレプの実を1つ摘まんで、僕の口の中へ入れてくれる♪


 これが、ハーレムの真髄なのだろうか・・・



「んふふ、ヨウ君、嬉しそうね~♪」×アヤメ


「にひひ、そりゃこんな美人な女性達に、交代で接待して貰ったら嬉しいよね~♪」×ナギサ


「・・・控えめに言って、天国です!」


「フフ、ヨウ様を喜ばすのは、ツドイに勝てませんね」×リラ


「ヨウ君は意外と奥手だからね。僕、色々考えちゃうよ」×ツドイ


「でも、こんな高層住宅で外の景色を見ながら、下着姿でいるなんて解放感が凄いわ」×アヤメ


「だよね~ いくら外から見えないとは言え、此方から見たら丸見えだし?」×ナギサ


「フフ、これだけ高さがあれば、視線も感じませんからね」×リラ


「フフ~ な~んか、セレブって感じだよね~」×ノノ


「それを感じるなら、全裸の方が良いんじゃないかな?」×ツドイ


「んふふ、それはそうなんだけどね。今は下着でも十分恥ずかしいんだよ?」×アヤメ


「ククッ! 僕らには、まだ貫禄が足りないよね?」


「えっと、次はコトエ達だよー」


「待ってましたー! さっ、皆並んで座ってや~」×コトエ



 コトエさん達は、ソファーに横1列に並んで座っていく、何をするんだろう?



「用意出来たで、ヨウはん此処に寝転がってや~ 膝枕ならぬ膝ベッドや」


「ええっ! そんな、僕男だし重いですよ?」


「かまへんかまへん、ヨウはんぐらい余裕やて」


「うふふ、さあ、ヨウ君どうぞ」×ユウカ


「お、お言葉に甘えます」



 僕は遠慮しながらコトエさん達の膝の上に寝転がると、皆下着姿なので感触がとても気持ち良くスベスベしている。


 そして、手足を皆でマッサージしてくれるので、僕は天国に登るような気持ち良さだった。



「しかし、何時みてもヨウ君の筋肉凄いですね~」×マユ


「うんうん、ギチギチに筋肉が詰まってるよ~」×ナホ


「「手足の筋肉も凄いですー、彫刻みたいですね」」×ミミ・ルル


「うふふ、思わず撫でまわしたくなっちゃいますね」×ユウカ


「ユウカが、エロい事言うの珍しいやないか?」×コトエ


「べ、別にHな意味じゃないからね?」


「皆もメチャクチャスタイル良くなってるじゃないですか? ひょっとして胸も大きくなってたり?」


「あはは、ヨウはんよう見とるな~ 身体が引き締まったせいかもしれんけど、ビューティポーションって胸も大きゅうなるんかいな?」


「ナハハ、気のせいじゃないよ? 私の検証結果では、自分が思っている理想に近づくんじゃないかと思ってるんだけどね~」×セツナ


「なるほど。ヨウはん巨乳好きやもんな、そんで、大きゅうなったんか」


「・・・えっと、ありがとう?」


「うふふ、ヨウ君、素直過ぎです♪」×ユウカ



 そんな天国の様な時間を過ごしていると、珍しく僕のスマホが鳴り電話に出てみると、久しぶりに声を聞く高校の同級生のようだ。


 電話の相手は高校の時、特に仲の良かった雪本夏樹ゆきもと なつき間島朱莉まじま あかり豊永謙二とよなが けんじ立川啓介たちかわ けいすけの4人の内、謙二からだった。



「久しぶりだなヨウ、元気にしてるか?」×謙二


「本当に久しぶりだな~ 僕は元気だよ」


「そっちも元気かな?」


「ああ、俺達も大学生活を満喫してるぞ」


「とりあえず、ヨウが生きてて良かったよ」


「こらこら、勝手に殺すなよな?」


「あはは、悪い悪い。だって、冒険者は危ない仕事だって言うしな、これでも心配してたんだぞ?」


「ありがとう、なんとかコツコツ頑張ってるよ」


「ヨウは意外と堅実だからな、弱い魔物相手にコツコツ頑張ってるのが想像出来るよ」


「ぐっ! 言い返せないじゃないか?」


「あはは、それで良いんだよ。くれぐれも無理だけはするなよな?」



 久しぶりに話をする親友の謙二は、本当に僕の事を心配してくれてるんだなと思い、嬉しい気持ちになる。



「うん、分かってるありがとな」


「あっそうだ! お前の家、なんか建て替えるみたいで、工事してるの知ってるか?」


「んっ? ああ、なんかリフォームするって言ってたかな・・・」


「リフォームって規模じゃないぞ? お前の妹のヒカリちゃんに聞くまで、追い出されたんじゃないかと思ってたんだからな?」


「そうなんだ。あはは、知らなかったな~」


「なんか変だな・・・まあ、良いけどよ」


「ところで、何か用事があったんじゃないのか?」


「そーだそーだ、喜べヨウ! 俺達4人で大阪に遊びに行く事になったぞ」


「ええっ? マジで?」


「あはは、マジだ! ヨウが関西弁使ってるの面白いな」


「そんな事より、何時来るんだ?」


「ヨウの都合が良い日教えてくれよ、こっちで調整するから気にしなくて良いぞ?」


「僕は結構自由が効くから何時でも良いんだけど?」


「そっか、冒険者だもんな、ちょっと羨ましいぞ?」


「なら、皆と相談して日程調整するわ」


「ああ、そうだ。ヨウがウサギ小屋に住んでるのは分かってるから、どっかホテル用意しといてくれよな?」


「し、失礼な! 謙二達が泊まるとこぐらい、用意出来るんだからな?」


「あはは、見栄張らなくて良いって。生活に困ってるなら俺達が援助してやるからな?」


「こらこら、これでも、僕は大阪で結構頑張ってるんだぞ?」


「うんうん、何か欲しい物考えとけよ? じゃ、また連絡するからなー」


「あっ! 電話切られちゃった・・・くそう、ヒカリと同じぐらい僕を信じてないんだから・・・」


「んふふ、地元の友達が、大阪に遊びに来るのかな?」×アヤメ


「そうなんですよ。今度4人で大阪に遊びに来るらしくて・・・」


「へえ~ ヨウ君の友達か~ 会うのが楽しみだわ」×ナギサ


「・・・どうしよう」


「フフ、友達にハーレムを知られたくないのですね?」×リラ


「ええ~ 良いじゃ無いですか? 久しぶりに会う友達が、大阪でモテモテになってて驚かすのも楽しそうだし?」×ノノ


「でも、幾ら何でも照れますよ~ ワンルーム借りちゃおうかな・・・」


「駄目だよ? 親友なんだから嘘なんて付かない方が良いよ?」×ツドイ


「僕も嘘なんて付きたくないけど、大丈夫かな~」


「皆クランメンバーって言っとけば、それ以上聞かれないんじゃない?」×ナギサ


「でも、聞かれたら正直に言わないと駄目よ?」×アヤメ


「それしか無いですよね・・・」


「友達が来てる間、ウチ等遠慮してもええで?」×コトエ


「私達も国へ帰ってても良いわよ?」×ソフィア


「そうね、私達も良いわよ?」×アリーシャ


「いえ、やっぱり、ちゃんと皆を僕の友達に紹介したいので、聞かれたら正直に言う事にします」


「そだよ、どうせ何時かバレるんだしね」×ツドイ


「にひひ、でも知ったら吃驚するだろうな~」×ナギサ


「それは、間違いないわね」×アヤメ


「ところでヨウ様、女性の友達も来られるのでしょうか?」×リラ


「うん、男2名女2名の4人です」


「へえ~ 元彼女って事はないよね?」×ナギサ


「そ、そんな事、あるわけないじゃないですかー」


「ホントに~?」×アヤメ


「言っときますけど、僕は大阪に来るまで女性には全くと言って良い程、モテませんでしたからね?」


「地元には、年上の女性は居なかったのかな?」×ツドイ


「フフ~ ヨウ様は、年上好きの年上殺しですからね」×ノノ


「ちゃ、ちゃんと、同い年のコトエさん達も好きになってくれましたよ?」


「ウチ等、年上に見えたって言って無かったっけな?」×コトエ


「・・・言って無いです・・・っと思います」


「うふふ、そう言う事にしておきましょうか♪」×ユウカ



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