第196話 美味しいワインのお披露目ですね
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こうして、新たにアールさん達がハーレムメンバーに加わり、メイドさんが32人になった。
これで、少しはクラン本部の管理も楽になったかな。
僕達はアールさんがハーレムメンバーに入った事を皆に伝え、細やかな歓迎会をすることにした。
今日は平日なので、夕食を食べ終わる頃にはスズカさんは、お店に行くのだが今日は少し待って貰う事にした。
夕食が始まったので、早速『霧のワイン』を皆に飲んで貰おう。
「えっと、今日は、ちょっと最初にワインを飲んで貰っても良いですか?」
「うわっ! ヨウ君がそう言うって事は、良いワインが手に入ったのかな?」×シオ
「あはは、まあ、そんな感じです」
「お~~~♪」×全員
「スズカはこの後、仕事で悪いんだけど、ちょっとだけ味見してってね」×アヤメ
「それぐらい全然良いですよ」×スズカ
「ではでは、食前なので1杯だけ、どぞどぞ」
「えっ! この香り・・・嘘でしょ?」×シオ
「にひひ、流石シオだね~ 香りだけで分かっちゃうんだ?」×ナギサ
「分かるわよ。これ絶対、普通のワインじゃないでしょ?」
「まっ、とりあえず飲んで見てよ」×アヤメ
「いただきまーす♪」×全員
「んんっ!」
皆ワインを少し口へ含むと、驚きの表情から徐々に恍惚とした表情に変わっていく。
その気持ちが分かるだけに、僕も嬉しい気分になってきた♪
「な、なんやこれ? 勝手に口角が上がっていきよるんだがー♪」×コトエ
「これ素晴らしいわ・・・」×アリーシャ
「うふふ、また驚かされましたね」×ソフィア
「ふ~ 旨いなこれ」×ミナミ
「皆さん気に入ってくれたみたいですね? どうですか、シオさん?」
「何て物持ってくるのよ・・・これ、ダンジョン産でしょ?」×シオ
「えええっ?」×全員
「お~ 流石シオさん、分かっちゃいましたか」
「分かるわよ、こんなの市場にあるわけないでしょ?」
「ふあ~ ダンジョン産のお酒まであるんだ?」×スズカ
「んふふ、今日ダンジョンで見つけた『霧のワイン』って言うのよ」×アヤメ
「スズカのお店で使って貰おうと思って、沢山汲んできたのよ?」
「良いんですか? 嬉しいんですけど♪」
「・・・ねえ、ちょっと聞きたいんだけど、ボトル1本の値段どれぐらいにするのかな?」×シオ
「1億円だよ!」×ツドイ
「はい?」×全員
「じょ、冗談だよね?」×スズカ
「フフ、本当ですよ。ヨウ様と相談した結果、1本1億円での価格になりました」×リラ
「うひゃ~ 今飲んだこれって、めっちゃ高いんじゃ?」×イスズ
「んふふ、グラス1杯なら、大体1600万円ね」×アヤメ
「うはー!」×全員
「買う、私買う! お願い、私に売って」×シオ
「ええっ? シオさんに売るわけないじゃないですか」
「そんな事言わずに売ってよー、一生のお願い、お願いーーー!」
「そうじゃなくて、シオさんなら無料で好きなだけ渡しますよー、何なら1トン程渡しときましょうか?」
「い、1トンって・・・量がおかしくない?」
「フフ、1000リットルですから、ボトルなら1300本ぐらいですね」×リラ
「・・・1300億円?」
「フフ~ そうなるね~」×ノノ
「ヨウ様、この『霧のワイン』に見合う、ボトルとケースを幾つか発注しておきましたから、それから配られた方が宜しいかと」×リラ
「うはー、流石リラさん。やることが早すぎますね」
「フフ、ありがとうございます」
「っと言う訳で、ボトルが出来次第、スズカさんお願いしますね」
「もう、ヨウ君。冗談みたいな事が本気なんだから。うふふ、店の娘達が驚くのが眼に浮かぶわ」×スズカ
「あはは、何本か試飲しちゃっても良いですからね」
「うわ~ 皆喜ぶわ」
「しかし、ダンジョンって、お酒もあるんですね~」×リッカ
「そうなんですよ、でもボス戦でドロップした鍵がないと行けない所だから、敷居は高いですね~」
「うはー、そんなのヨウ君しか手に入らないんじゃ?」
「絶対とは言い切れないけど、限りなく入手は難しいでしょうね」×アヤメ
「まったく相変わらず、とんでもねえな」×ケリー
「あっそうだ! フミさんが喜びそうな物も見つけましたよ」
「ほ、本当ですか?」×フミ
「んふふ、じゃーん! シャインシルクって言う繭玉なの、すっごく綺麗でしょ?」×ナギサ
「キャー、そ、それって沢山ありますの?」
「フフ、沢山取って来ましたよ」×リラ
「ありがとうございます。早速、明日から糸を紡いでみますわ」
「おい? 私達には無いのか?」×ミナミ
「ん~ 残念ながら、後はスイーツフイッシュって言う鮎と、レインボーサーモンぐらいかな」
「はわわ! そんな良い物があるなら、先に言ってよーーー」×シオ
「そんなに慌てなくても、後で渡すからさ」×ナギサ
「そだ、職人さん達に、インスピノートを追加で渡しときますね」
「おっ良いな、それも欲しかったんだ」×ミナミ
「わーい♪」×ヒメ
「うふふ、嬉しいですわ」×フミ
「実は私も欲しかったんだよね。料理の飾りつけをデッサンしよっと」×シオ
「ナハハ、私はデザインには拘らないからな~」×セツナ
「デザインだけとは限らないんじゃない? 新たなポーションとか閃くかもよ?」×アヤメ
「なるほど・・・ナハハ、私もやっぱり欲しいかも?」
「私にも良いかな? 歌詞とか作曲で良いの浮かびそうなんだよね」×イスズ
「あ~ なるほど。そう言われてみれば、色々と使えそうですね、また取ってきます」
「ありがとー♪ そういえば、次のコンサート決まったんだよね」
「おお~~」×全員
「おめでとー、以外と早く決まりましたね?」
「そうなの~ でも、たった5曲のミニコンサートなんだよね・・・」
「なるほど、様子見ってとこかしら?」×アヤメ
「はい、やはり以前の事件がありますので、規模を縮小せざるを得ませんでした」×イズミ
「でも、良かったじゃないですか、念願のコンサートが出来て」
「うふふ、そうね、贅沢言ってられないもんね」×イスズ
「ミニコンサートって言っても、心配だから僕達も行きますね」
「本当に良いの? すっごく助かるんだけど」
「そんなに遠慮しなくても良いわよ、Sランク冒険者がガードするって言ったら暴動の抑止力にもなるんじゃない?」×アヤメ
「Sランクって、言っちゃっても良いんですか?」
「もうそれぐらいなら、言っちゃっても良いんじゃない? どうかなヨウ君?」×ナギサ
「はい、サングラスで顔を隠しておいたら大丈夫かな」
「ヨウ様、イスズさんのガードは、私達に任せて貰っても良いでしょうか?」×リラ
「僕もボディガードしちゃいますよ?」
「駄目よ? ヨウ君が<威圧>スキル使っちゃったら観客が死んじゃうわ、私達でも加減しないとだもの」
「フフ~ そうですよヨウ様、私達に任せて下さい」
「若干、信頼されて無いような気もしますが、そう言う事なら僕は観客しちゃおうかな」
「んふふ、信頼してない訳じゃ無いけど、念のためよ?」×アヤメ
「・・・死屍累々?」×ツドイ
「ツドイさん何か言いました?」
「僕、何も言って無いよ?」
「シッカリ聞こえましたー、10分間こちょこちょコースをプレゼントしちゃいます」
「10分? 僕死んじゃうよ?」
「逃がしませんよ?」
「あはは・・・」
ツドイさんは次の瞬間、皆の視界から消え去り、逃走を図ったが僕から逃げられる筈もなかったりする。
「えっ? ツドイさん消えちゃった?」×イスズ
ガシッ! 「ニャアアア! ごめんヨウ君~~~ にゃはは! 擽ったいよー」
「ヨウ君から逃げれる訳ないでしょ? ホント、ツドイは懲りないんだから」×アヤメ
「・・・リッカ見えたか、今の?」×キョウコ
「見える訳ないでしょ?」×リッカ
「私達もかなり強くなったと思うんだけど、こんなお遊び程度の動きが見えないんだから、恐ろしいよね?」×マイ
「ヨウ君だけじゃなく、アヤメさん達も別格よ?」×アズサ
「そうね、目指すところはコトエさん達かな」×ナナエ
「あはは、ウチ等も負けへんで? ソフィアやアリーシャ達にもな」×コトエ
「うふふ、言ったわね、コトエ?」×アリーシャ
「フフ、大きく出たわね」×ソフィア
「武闘家を舐めちゃ駄目よ?」×リッカ
「ナハハ、女の闘いも良いね~ でも、夜の闘いならスズカにも勝てないのに?」×セツナ
「な、何を言ってるんですか、セツナさん?」×スズカ
「そう言えば、最近・・・」×全員
「ナハハ、女帝スズカに成りつつあるもんね~」
「・・・スズカちゃん?」×アヤメ
「ご、誤解です! 女帝は間違いなく、アヤメ姉さん達ですから」
「そう言えば、メッチャ会話上手いし、夜もヤバかったわ」×コトエ
「キス上手いよね、スズカ?」×ソフィア
「スキンシップもプロだし?」×アリーシャ
「夜は師弟逆転してるような?」×リッカ
「そ、そう言えば、私これから仕事でした。行って来まーす!」
「もう、逃げるの早いんだから」×アヤメ
「あはは、でも流石に高級クラブのママさんだけあって、夜はプロってところね」×ナギサ
「やっぱり、そう言う才能があったんですね~」
「あらっ? ヨウ君。ツドイのお仕置き終わったの?」×アヤメ
「ハァーハァー、もう駄目、僕死んじゃう」×ツドイ
「あはは、余計な事言うからでしょ? まあツドイなりのスキンシップなのは分かってるんだけどさ」
「そそ、スキンシップは大事なんだよ? ところでアール達って、まだ表情が固いと思わないかな?」
「んふふ、そうね。ちょっとリラックスさせて上げちゃおうか?」
「じょ、冗談ですよね? ヒャ~! あはは、擽ったい、そんなとこ触っちゃ駄目ぇ~~~」×アール
アールさん達は逃げ惑っていたが、アッサリと捕まり揉みくちゃになりながら擽られていた。
何時の間にか全員参加の擽り大会になり、カオス的な状態になっていく。
皆良い表情で笑っているので、僕も参加することにした。
「えっ? ちょ、あははははは! ま、待って! あはははは! ヒィーヒィー」
今まで一方的に擽っていたナギサさんが、僕に擽られ終わるとグッタリと脱力状態になってしまった。
僕は次のターゲットを探すため視線を動かすと、皆僕の方を見ていたのか後ずさって行く。
「あれっ? 皆さん遠慮しなくても良いですよ?」
「ば、馬鹿野郎、誰が遠慮なんかするか。絶対弱点<看破>してるだろ?」×ミナミ
「お~ 分かります? とっても擽ったいツボってあるの知ってました? (ニヤッ」
「お、お前、それもう凶器だぞ?」
「あはは、ミナミさん欲しがりなんだから♪」
「ば、馬鹿、ちがっ! うはははは! ひぃ! や、やめ、うはははは! くたっ」
「あれっ? もう反応が無くなっちゃった・・・次は誰にしよっかな♪」
「キャアアアアアア!!!!!」×全員
僕が皆に視線を向けると、蜘蛛の子を散らす様に逃げ出したので、追い掛けていく♪
キッチリと全員擽り終わると、皆息を切らして倒れている。
しかし、息を切らしながら横たわっている皆を見ていると・・・いかん、いかん自重しなくては。
っと言いつつ、2回戦に突入してしまう今日この頃だった。
翌朝、目が覚めると目の前にはアールさんの可愛い寝顔があった。
すると、彼女も目が覚めたのかパチッっと眼を開けると、キョロキョロと周りを見渡し顔が真っ赤になっていく。
「信じられない事をしますね、ヨウ様は・・・」×アール
「あはは、我ながら、ちょっとカオスだとは思うけどね」
「えっと・・・痛くなかったかな?」
「・・・はい、痛いどころか・・・女に生まれてきて良かったと思いましたよ?」
「あはは、僕も男に生まれてきて良かったですよ」
「うふふ、本当にヨウ様は超人ですね、こんなに何から何まで凄い人が世の中に居たなんて、吃驚しちゃいますよ」
「ありがと。そんなに褒められると嬉しいですね」
「ヨウ様、これから宜しくお願いします」
「こちらこそ、末永く宜しくお願いします」
僕はアールさんを抱き寄せ、優しくキスをした。
鍛えられた、しなやかな筋肉にメリハリのあるスタイルが、とても魅力的で自分を抑えるのが大変だった。少しだけイチャイチャしてしまったのは仕方ない。
皆にも朝の日課であるキスで起こして行き、幸せな一時を過ごした。
こうして、今日もダンジョン生活をし、その日の夜に少し大変な事になった。
「あぅ~ ヨウ君。どうしよう・・・」×イスズ
「何かあったんですか?」
「私から説明しますね、イスズのミニコンサートが決まった事は、昨日お伝えした通りなんですが。
日程が決まったとたん参加希望者が殺到してしまって、断ると暴動になりそうなので受け入れたらしいのですが、今日で5万人を超えました」
「えええ~~~?」×全員
「どれだけ、人気あるのよー?」×アヤメ
「たった5曲のミニコンサートなんだよね?」×ナギサ
「そうなんだけど、あの事件から更に話題になっちゃったみたいで」×イスズ
「仕方なく場所は東京ドームになり、まだ増えそうなんです・・・」×イズミ
「うはー、やっぱり凄いですね、イスズさん」
「えへへ! って喜んでいられないのよー、どうしよ・・・」
「なんも心配せんでええって、アヤメ姉さん達がボディガードするんやったら、イスズには指1本触れられんから」×コトエ
「僕の予想では、その日の観客達は天国と地獄を同時に体験することになるかな」×ツドイ
「フフ、その人数なら、私達も全員参加になりそうですね」×リラ
「それなら、全員慣れとかなきゃね」×ノノ
「どういう意味なんですか?」×イスズ
「ん~ 出来れば使いたくなかったんだけど、何万人も抑え込むなら、使わない訳にもいかないんだよね」×アヤメ
「まっ! 説明するより、体験した方が早いかな?」×ナギサ
「マ、マジで、アレするんかいな?」×コトエ
「体験した事が無い人もいるんだから、慣れとかなきゃでしょ?」
「何を言ってるか全然分かんないんですけど?」×イスズ
「んふふ、たぶん使う事になるから、私達の<威圧>スキルに慣れよっか」×アヤメ
「ゴクッ・・・」×全員
「なんで、皆そんなに緊張しちゃってるんですか?」
「気をシッカリ持ってないと心臓が止まりそうになるの、簡単に言うとすっごい恐怖に包まれる感じかな?」×スズカ
「ちょっと、トイレ行ってくる~」×ヒメ
「「あ~ 私も行く~」」×ミミ・ルル
「・・・私、死んじゃわないかな?」×イスズ
「にひひ、<状態異常耐性>スキルがあるから、大丈夫だよ」×ナギサ
「皆がトイレ行く程なのか・・・私も行っとこ」×イスズ
そして、軽めに始まったアヤメさん達の<威圧>が終わる頃、皆はグッタリとしていた。
「ニャアアアアア! 怖い怖いって、変な汗が出るよぉーーー」×イスズ
「これでも、すっごい手加減してるんだよ?」×ノノ
「フフ、<状態異常耐性>スキルもあるんだから頑張って」×リラ
「ハァーハァー、やっぱアヤメ姉さん達には、一生勝てる気せんわ」×コトエ
「私達とは比べ物にならないね」×ソフィア
「ええ、魔物の方がずっと可愛く感じるわ」×アリーシャ
「こらこら、魔物と一緒にしないでよね? ヨウ君の<威圧>に比べたら私達なんて可愛いもんなんだからさ」×ナギサ
「私達がヨウ君に<威圧>禁止してるの分かった?」×アヤメ
「・・・私達が居た組織が壊滅したのって、ひょっとして?」×アール
「あ~ あの時は、少し怒ってたので、ちょっとだけ使いましたね・・・」
「・・・ヨウ様は、絶対に怒らせちゃ駄目なのが解りました」
「んふふ、あの時はアールさん達が不当な扱いをされてるのに、ヨウ君が怒ったんだよ?」×ナギサ
「ええっ? 私達のために怒ってくれたのですか?」
「ちょっと、僕が気に入らなかっただけだから、気にしなくて良いよ?」
「そうだったんですか・・・今更ですが、ありがとうございます」
「いえいえ、余計な事だったかもしれませんから、アールさん達が以前より楽しく過ごせていたら僕は満足ですよ」
「そんな、以前とは比べ物にならない程、快適な生活をさせていただいてます。本当にありがとうございました」
「なら、良かったです」
そして、翌日になりイスズさんのミニコンサートは、現在で既に7万人になってしまったそうだ。
当然のように締め切ったのだが、まだ申し込みが殺到しておりイスズさんの人気の程が伺える。
当日はどうなるのだろうと、少し心配になってきた。
そして、リラさんが発注してくれていた『霧のワイン』のボトルが完成したので確認してみると、高級感溢れるケースにシルクの様な布に包まれていた。
数種類あるボトルも洗練されたデザインで、見ただけで高そうなのが分かる。
どれも素敵なデザインだったので、全部採用することにした。
早速ボトルに『霧のワイン』を詰めていって貰い、スズカさんに100本程渡しておいた。
スズカさんは喜んでお店に持っていき、皆で試飲して貰うそうだ♪
◇ ◇ ◇
<スズカ視点>
私は上階のスタージョン・ハーベスト・ハンターズ・ブルー・コールドのお店で働いている姉さん達を呼んで『霧のワイン』の試飲をして貰う事にした。
「どうしたの、スズカちゃん皆を集めて? まさか何かあったの?」×シノママ
「うふふ、実はとっても良いワインが手に入ったんで、皆で試飲して貰おうと思って来て貰ったんですよ」×スズカ
「へえ~ そんなに、良いワインなんだ?」×アイナ
「はい♪ 今日からお店にも置こうと思ってるんですよ、とっても美味しいから姉さん達も飲んで下さい」
「嬉しそうな顔しちゃって、よっぽど美味しいワインなのね」×アイカ
「そーなんですよ。まあ飲んでみて下さい」
私はボトルケースから『霧のワイン』を取り出し、姉さん達に注いでいった。
「・・・ちょっと待って、何? その豪華なケースは?」×モモカ
「・・・嫌な予感がしてきたわ」×マイナ
「これってケースとボトルだけで、どれだけお金掛かってるの?」×ジュリ
「まあまあ、そんな事より飲んで飲んで下さい! さっ、セリアちゃん達も」
「私達も飲んで良いんですか?」×セリア
「もちろんよ、さっ、皆も飲んでみて」
「わ~ 頂きます♪」×ホステス達
私は皆の反応を笑顔で見ていると、予想通り皆驚いた表情から恍惚とした表情になっていく。言葉も忘れ、あまりの美味しさに酔いしれていた。
「お、美味しい~~~♪」×全員
「そうでしょーーー♪」
「これ、とんでもないワインね、こんな美味しいワイン飲んだ事無いわ」×アイナ
「私はあまりワインは飲まないのですが、これは素晴らしいですね」×セリア
「・・・スズカちゃん? いえ、スズカママ?」×シノママ
「はい?」
「これ、ひょっとして、ダンジョン産なんじゃない?」
「お~ 流石シノママ、分かっちゃいます?」
「ええ~~~!」×全員
「ダンジョン産のお酒なんて、聞いた事無いわよ?」×アイカ
「うん、ダンジョン産のお酒は、初めてなんだって」
「やっぱりね、長くこの業界に居るけど、こんな素晴らしいワインなんて飲んだ事ないもの。
ところでスズカちゃん。このワイン一体どれぐらいで販売する気なの?」×シノママ
「1億円です!」
「は、はい?」×全員
うふふ、これこれ! この皆の驚く顔が見たかったのよね~♪
「1億円分も仕入れたの?」×モモカ
「違う、違う、ボトル1本が1億円だったりして」
「はい?」×全員
「冗談でしょ?」×マイナ
「本当ですよ? ボトル1本でグラス6杯ぐらいだから、今皆が飲んだのは1600万円ぐらいかな?」
「嘘でしょ~」×全員
「うふふ、だからホントだって」
「わ、私1600万円飲んじゃったの?」×ジュリ
「私達も飲んじゃいましたよ?」×セリア
「お披露目だから良いんだよ?」
「・・・それは、あのお方がお決めになったのですか?」×シノママ
「もちろん、そうですよシノママ」
「フ~ ウフフ、相変わらず、あのお方には驚かされますね。
このワインは、スズカママのお店だけで売った方が良いですわ」
「分かりました。じゃ、そうしますね」
「でも、姉さん達にも1本ずつ渡しておきますから、自由に使って下さいね」
「ええっ? 1億円のワインを貰えるの?」×アイナ
「うふふ、私達には、とっても良い武器になりそうでしょ?」
「ウフフ、スズカママも、悪い娘になってきたわね?」×シノママ
「あはは、シノママに鍛えられてますから」
「まあ、これは1本取られたわね」
「でも、皆さん、使いどころを間違えてはいけませんよ?」
「は、はい」×全員




