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第181話 ソフィアさん達の家に遊びに行っちゃいました

評価やブックマーク等、応援して下さった全ての方、ありがとうございます。

誤字報告も助かります。


「もう、どうしてロシアに来てくれるって、教えてくれなかったんですか?」×ソフィア


「えへへ、ちょっと驚かせたかったからさ」


「ちょっとじゃないです! すっごく驚きましたよ? でも、凄く嬉しかったです♪」


「僕も、皆と久しぶりに会えて嬉しいよ」


「うふふ、じゃとりあえず、私達の家に来てください。接待させていただきます」


「ありがとう」



 僕達はソフィアさん達の家に招待されたので、是非家を見せて貰う事にした。



「へえ~ へえ~ 此処が、ソフィアさん達の家なんだ」


「ヨウ君、待って、お願い。急いで片付けるから」×ソフィア


「多少、散らかってても良いですよ?」


「駄目です! 絶対駄目です! 徹底的に片付けますよ」×イナ


「「「「「急ごーーー!」」」」」



 ソフィアさん達は、初めて見る様な必死な表情で家に入って行った。



「うふふ、ソファア達の気持ちは分かるわ。ゆっくりと待ちましょ」×アヤメ


「はい、でも、中々良い感じの家ですね~」



 ソフィアさん達の家は敷地が広いのか、隣接した家は無く真っ白で可愛らしい佇まいだった。


 まるで、小さなお城のようだ、実にソフィアさん達らしい。


 急いでくれたのか、思ったより早く家の中へ入れてくれた。



「うわー、うわー!」


「へえ~ 真っ白で綺麗な部屋ね、すっごく豪華」×ナギサ


「ウフフ、ヨウ君の部屋に比べたら、恥ずかしいんですけどね」×ソフィア


「あの部屋は別格だからね、比べちゃ駄目だよ」×ツドイ


「フフ、そう言えばヨウ様。今建設中のクレセント本部もソフィアさん達に意見を聞いておかないとですね」×リラ


「あっ! そうですね」


「えっと、話しには聞いてたけど、そんな壮大な計画に私達が意見しても良いのかな?」×ソフィア


「もちろんですよ? クレセントメンバー全員で決めようと思ってますから」


「すごいよ~ 今のヨウ君の部屋が普通に思えるぐらい、メチャクチャお金掛けてるから」×ナギサ


「あの部屋が普通ですか?」×カーチャ


「フフ、ビルの立案図と計画書、完成模型も用意しております」×リラ


「うわ~ リラ姉、いつの間に・・・」×ノノ


「相変わらず、リラって恐ろしい人ね」×アヤメ


「流石、リラさんですね」


「フフ、ありがとうございます」


「「「「「「・・・・・・」」」」」」


「これ、本気なんだよね?」×アリサ


「本当に、これ自宅なんですか?」×レシャ


「んふふ、クレセントクラン本部兼自宅かな?」×アヤメ


「ふあ~ おっそろしい・・・」×ベッキー


「流石、ヨウ君スケールが違うわ・・・」×ソフィア


「何言ってるのよ? ソフィア達の家でもあるんだからね?」×ナギサ


「うふふ、これに比べたら、私達の家はウサギ小屋ですね?」×イナ


「ここも、可愛くて良い家だと思いますよ?」


「うふふ、普通は大きな家って言ってくれるのよ?」×カーチャ


「なるほど。確かに僕の実家に比べたら、すっごく大きいです。僕も感覚が、おかしくなってきちゃったのかな・・・」


「フフ、ヨウ様は個人では世界一の資産家なのですから、それでよろしいかと」×リラ


「そそ、ヨウ君も自覚しとかなきゃ」×ナギサ


「そうなのかな・・・でもこれぐらいの家にしなきゃ、お金が全然減らないんですよね」


「このビルって3兆円ぐらいだったよね? 確かにヨウ君なら、お小遣い程度なんだよね」×ツドイ


「「「「「「・・・・・・」」」」」」


「もう駄目、話の次元が違いすぎるわ・・・」×ベッキー


「うふふ、でも大金持ちって言っても、ヨウ君の魅力の1つなだけよ?」×ソフィア


「ヨウ君と一緒にいれるなら、お金なんて要らないもの♪」


「確かに♪」×全員


「えっ! い、いや~ 照れちゃいますよ?」


「あはははは♪」×全員


「ところでヨウ君。せっかくモスクワに来てくれたんだから、どこか案内しますよ?」×ソフィア


「「「「「あっ!」」」」」


「本当ですか? じゃ僕、ダンジョンに行って見たいです♪」


「・・・ヨウ君にそんな事言ったら一択だよ?」×ツドイ


「うふふ、ヨウ君らしいですね」×イナ


「では、一度ギルドへ行かないとだね」×アリサ


「そう言えば、ソフィアさん達に、お土産があるんですよ」


「「「「「「わ~~~♪」」」」」」



 ゴトッ! ゴドゴトゴトッ!!



「「「「「「わっ?」」」」」」



 ゴトゴトゴトゴトゴトゴトッ!



「「「「「「・・・・・・」」」」」」



 僕はソフィアさん達に渡したかったスキルオーブを、次々にテーブルへ置いていった。



「ヨ、ヨウ君?」×ソフィア


「ささ、習得しちゃって下さい♪」


「・・・また、こんなにスキルオーブを」


「今更、遠慮は無しですよ?」


「もう、分かったわ。皆も習得させて貰いましょ」


「「「「「え、ええ・・・」」」」」


「うわ~ どれもこれも便利そう」×ベッキー


「そーなんですよ、特に<念話>スキルは、どれだけ離れていても、ダンジョンの中と外でも通話が可能の優れものです!」


「それって、凄すぎない?」×アリサ


「ヨウ君の凄さには、恐れ入りますね」×イナ


「でも、今回は私達も、プレゼントがあるんですよ?」×カーチャ


「ほらほら、ソフィア」×レシャ


「うふふ、はい、ヨウ君♪」×ソフィア



 ソフィアさんはお返しとばかりに、スキルオーブを1つ手渡してくれたので、<鑑定>スキルで確認してみる。



「ええっ! これって職業系スキルじゃないですか、それも<裁縫師>スキルって僕達も所有してないものを」


「ええっ! 凄いじゃない」×アヤメ


「ウフフ、持ってなくて良かったわ♪ ようやく、ヨウ君達に1つだけ恩返しが出来たわね」×ソフィア


「ありがとうございます。フミさんが喜びますよ」


「フミさんには、私達の服も作って貰いましたからね、喜んで貰えたら嬉しいです」


「ソフィアさん達も頑張ってますね~ でも無理してませんか?」


「ええ、無理なんてしてないわよ。<激運>スキルを貰ってからは、ボス戦もしてないわ」


「そうなんだよね~ レア種のボスが出現したら、私達だけでは厳しいからね。ボス戦出来ないんです」×ベッキー


「なるほど。じゃ、とりあえずは僕達と一緒にボス戦を全てクリアしときましょうか?」


「わ~ 良いんですか? 地下21階以降に行けないから、もっと強くなるまで我慢してたんですよ」×イナ


「はい、僕もダンジョンに行きたかったから、丁度良いですよ」


「ウフフ、ありがとねヨウ君。じゃ、まずギルドへ行こっか」×レシャ


「はい」



 モスクワのダンジョンに潜るのは初めてなので、モスクワギルド本部へ行き手続きをすることになった。


 ギルドへ着いて外観を見てみると、お城の様なイメージをしていたけど近代的なビルだった。


 近代的なビルと言っても、日本とは内装が全く違い、国が変わるとギルドも趣が変わっていて見ているだけで実に楽しい♪


 おっと、忘れてた。初めて来るギルドでは、絡まれない様にプチ威圧をするって決めたんだった。


 僕はメイドさん達を迎えた時のようにプチ威圧を放った。



「「「「「「えっ?」」」」」」


「ヨ、ヨウ君・・・」×ソフィア


「んふふ、驚いちゃった? 心配しなくても良いわよ。ヨウ君って絡まれやすいから、やってるだけだからね」×ナギサ


「畏怖モードって、ところかな」


「凄いよヨウ君・・・何かオーラみたいなものを感じるわ」×ソフィア


「あはは、そう言ってくれるなら、上手く調整出来たかな」


「あっ! ソフィアさん。未確認飛行生命体見ました? 凄かったですね~」×受付嬢


「えっ? ええっ」


「ソフィアさん。そ、その少年は、一体何者なんですか?」


「どうしたの? そんなに震えて?」×ソフィア


「大きな声で言わないで下さい!


後ろに居る少年ですよ・・・明らかに普通じゃないですよね?


見て下さいよ。周りの人皆見てるじゃないですか・・・


何故か、あの少年には威厳みたいなものを感じるんですよ?」


「うふふ、まあ貴女には言っても良いかな・・・彼は貴女が会いたがっていた私達の恋人よ」


「えええっ! あっ! 私が大きい声だしちゃった・・・あわわ! って、ホントですか?」


「ウフフ、本当よ」


「うわ~ うわ~ 彼がソフィアさんの♪ えっ? 私達?」


「そう、私達の恋人よ!」


「そ、それじゃあ、ソフィアさん達全員を、彼は射止めちゃったんですか?」


「そうなるわね」



 受付嬢さんはソフィアさんと小声で話をしていると思っていたら、何故か受付嬢さんの首がグリンっと回って僕を凝視している。



「か、可愛い・・・


って、良く見たら、周りの女性達も普通じゃないじゃないですか・・・


何なんですか? あの美しい女性達は?


この国一番かもしれない、ソフィアさん達より綺麗じゃないですか?」


「彼女達は、そうね師匠ってところかしら。


失礼な態度をとっては駄目よ? 彼女達は私達の何百倍も強い強者なんですから」


「かはっ! じょ、冗談ですよね?」


「冗談? 彼女達の誰が相手でも、5秒もあったら私達は皆殺しにされるわ」


「ん~ 頑張ったら、5秒持つかな・・・」×ベッキー


「見栄張り過ぎよ。良いとこ2~3秒じゃない?」×アリサ


「冷静に考えたら、3秒持たすのは至難の業ですね」×イナ


「ふあ~ そうだよね・・・だって、動かれたら見えないんだもの」×レシャ


「ウフフ、まあ瞬殺なのは間違いないですね」×カーチャ


「そ、そんな、昨日あれだけの強さを見せたソフィアさん達が・・・」×受付嬢


「でも、本当の事よ? 誠心誠意で対応してね」×ソフィア


「はい、もちろんです」



 受付嬢さんは直ぐに手続きをしてくれたので、少しだけギルドの中を見学することにした。


 今日はプチ威圧をしているので、絡まれる事もなく平和に過ごせているのが嬉しい。



「おい、そこの少年」


「あれっ? 僕ですか?」


「ああ、そうだ! それにしても、お前凄いな? 絶対、唯者じゃねえだろ?」


「「「「「・・・・・・」」」」」


「僕、絶対ヨウ君の絡まれスキルは、カンストしてると思うんだよね?」×ツドイ


「僕、そんなスキル持ってませんよー」


「んふふ、どう転んでもヨウ君って絡まれちゃう運命なんだね♪」×アヤメ


「貴方ですか・・・」×ソフィア


「なんだ? ソフィアの連れだったのか?」


「そうです。私達の大切なお客様に、ちょっかい掛けないでくれますか?」


「まあ、そう言うなよ。俺達の事は分かってんだろ?」


「ねーねー、ソフィア。知ってる人みたいだけど誰なの?」×ナギサ


「この人はユーリー・・・有名な戦闘狂よ」


「なるほどね、ソフィア達にも挑んでくるんだ?」×アヤメ


「いいえ、この人は女性は相手にしないのよ」


「へえ~ まだ、マシな人って事ね」


「おいおい、マシはねえだろ? 女性を見下してる訳じゃねえぞ? 幾ら強くても女性相手に本気に成れないだけだからな。


だが、男で強そうな奴は中々居ないんだよな・・・


そこの少年、若そうだが絶対強いだろ? 久しぶりに見つけた強者なんだよ。


なあ、頼むよ、俺とちょっとだけ模擬戦してくれよ」


「ん~ 貴方いくら戦闘狂って言っても相手を選んだ方が良いんじゃない? ヨウ様が相手じゃ模擬戦になんてならないわよ?」×ノノ


「なんでだよ? そんなものやってみなくちゃ分からないだろ?」


「フフ、せめて、それが分かるようになるまで鍛えたらどうでしょうか?」×リラ


「そうね、ハッキリ言うけど、貴方ソフィア達にも勝てないわよ?」×アヤメ


「だから、戦ってもいねえのに、何でそんな事が分かるんだよ?」


「強くなっていくと、大体相手の力量が分かるようになるんだよ?」×ツドイ


「はあ? 言っとくが、俺も強さには自信があるんだぞ?」


「えっと、僕達はこれからダンジョンに行くんですけど、ユーリーさん良かったら着いて来ますか?」


「僕達の戦闘を見て、それでも僕と模擬戦をしたかったら、帰りにでも相手しますよ?」


「分かった。ありがてえ、くぅ~ 楽しみだな♪」


「もう、ヨウ君は甘いんだから、こんなの相手にしてたらキリが無いよ?」×アヤメ


「まあ、今日は特別って事で? それに戦闘狂の人も嫌いじゃないですから」


「ごめんねヨウ君、ユーリーって、しつこいから納得させないと分からないんだよ」×ソフィア


「そーそー、迷惑なんだから」×ベッキー


「まあ、そう言うなよ。俺もダンジョンで手伝うからよ」×ユーリー


「はぁ~ 全く分かって無いよね・・・」×アリサ


「フフ、ヨウ様の強さを目の当たりにしてから、まだ同じ事が言えたら称賛しましょう」×リラ


「そうね」×カーチャ



 僕達はギルド見学も終えたので、早速いつもソフィアさんが行っている上級ダンジョンへ向かった。


 上級ダンジョンはギルドから結構離れているそうなので、タクシーで移動することになった。


 ツドイさんが車を持っているんだけど、ナンバーが無いから乗れないんですよね。


 もう、何度も行ったダンジョンだけど、初めてのダンジョンは心が躍る!



「あれじゃないですか? 着いたみたいですよ」


「うふふ、落ち着いてヨウ君。ダンジョンは逃げないわよ」×アヤメ


「あはは、僕がダンジョン病なのは、分かってますよ?」


「んふふ、知ってたヨウ君? それって、人に移るんだよ?」×ナギサ


「フフ、そうですね。私達もスッカリ、ダンジョン好きになりましたから」×リラ


「あはは、それは嬉しかったりして」



 ソフィアさん達も上級ダンジョンへ到着したので、いよいよダンジョンへ潜ることにした。



「じゃ、ヨウ君達は初めてだから、皆で1階からスタートしましょうか」×ソフィア


「あっ! 良いですよ。ソフィアさん達は地下10階のボス部屋まで行っといて下さい」


「ええっ! 普通地下10階まで、早くても3日は掛かるんだけど?」×ベッキー


「あれっ? そうなんですか?」


「私達でも1日掛かりですよ?」×イナ


「でもまあ、何とかなると思いますから先に行っといて下さい」


「・・・本気ですか?」×アリサ


「はい、急がないと追い抜いちゃいますよ?」


「ウフフ、ヨウ君が言うと、冗談に聞こえませんね」×カーチャ


「じゃ、抜かれない様に、私達も行きますか」×レシャ



 僕はソフィアさん達に、手をブンブンと振ってダンジョンへ入って行った。



「おい、正気かよ?」×ユーリー


「ヨウ君達を常識で考えちゃ駄目よ?」×ソフィア


「そそ、私達も、なんど驚かされたことか・・・」×ベッキー


「さっ、急がないと本気で抜かれるかもよ」×レシャ


「そうね、間違っても待たせる訳にはいかないわ」×カーチャ


「嘘だろ?」×ユーリー


「貴方が戦いを挑んだ相手が、如何に偉大な人か思い知りなさい」×イナ



 私は皆と地下10階に転移し、ボス部屋を目指して走ることにした。



「ハーハー、どれだけ急ぐんだ?」×ユーリー


「別に、着いてこなくても良いんですよ?」×イナ


「OK! 文句言って悪かった、黙って着いてくよ」


「ウフフ、思ったより、聞き訳が良いじゃない?」×ベッキー


「そりゃーそうだろ? ひょっとしたら俺より強いかもしれないソフィア達が、それほど一目置く強者なんだぜ、出来る事ならコテンパンにされたいもんだ♪」


「ハァ~ 呆れた・・・本当に戦闘狂なんだから」×アリサ


「やほー♪ 追い付いちゃった」×ナギサ


「「「「「「えっ?」」」」」」


「「「「「「ええええええっ!!!!!」」」」」」


「なんだよ、このダンジョンに、来た事があったんじゃないか」×ユーリー


「まだ30分ちょっとしか経ってないのに・・・」×カーチャ


「いや、だから、ダンジョン内転移して来たんだろ?」


「・・・ヨウ君達以外なら、私達もそう考えるでしょうね」×レシャ


「あはは、別に信じなくても良いですよ?」


「ハワイもそうだったけど、外国のダンジョンってモンスターハウスが多いんだね」×ツドイ


「そそ、ちょっとした面白味だよね」×ノノ


「んふふ、取り合いだったもんね」×アヤメ


「モンスターハウスが面白味?」×ソフィア


「取り合いって、モンスターハウスを1人で?」×イナ


「えっ? 魔物が群れている方が、倒し易いじゃない?」×ナギサ


「ぶっちゃけると、魔法なら一撃だからね~」×アヤメ


「まさか本当に、たった30分程度で此処まで来たのか・・・」×ユーリー


「フフ、信じるのですか?」×リラ


「ヨウ君も言ってたけど、別に信じなくても良いですよ?」×ノノ


「・・・一体どんなスピードなんだよ」


「ククッ! こんなスピードだよ?」×ツドイ


「なっ!」



 ツドイさんは一瞬にしてユーリーさんの背後に移動したが、どうやらユーリーさんには見えなかったようだ。


 しかし、ソフィアさん達は、移動したツドイさんをシッカリと見つめていた。



「ソフィア達も強くなったね。僕の動きが見えたかな?」


「・・・いいえ、全く見えなかったわ。辛うじて気配が分かっただけよ」×ソフィア


「馬鹿な! 俺に見えないスピードで移動したって言うのかよ?」×ユーリー


「僕の動きが見えないんなら、ヨウ君に挑むのは100年早いよ?」×ツドイ


「まーまー、とりあえず進みましょうか」


「そうね、ヨウ君」×アヤメ



 僕達はソフィアさん達と合流したので、スピードを抑えボス部屋へ移動した。


 ユーリーさんは先程の事が信じられないのか、ずっと怪訝な表情をしている。


 ボス部屋の前には待ち人もおらず、とりあえずボス戦をするために、全員でボス部屋に入った。


 すると、そこには赤褐色の大きな猿がいた。



「レ、レア種・・・キラーエイプだと?」×ユーリー


「・・・本当にレア種しか出ないんだね? 良いのか悪いのか」×ソフィア


「あはは、僕達にとってはラッキーなんですけどね」


「んふふ、そそ♪ 素材も良いの出るしね~」×ナギサ


「んっと、ソフィアさん達だけで、戦ってみますか?」


「「「「「「ええっ!」」」」」」



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