第175話 やっぱり別れって寂しいですよね
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「そう言えば、あの部屋に男を入れたのは、初めてだったよな?」×ケリー
「あ、当たり前でしょ?」×スーザン
「へえ~ それは、光栄ですね」
「直ぐに、ギルドがくれた新しいマンションへ引っ越しするし、あの部屋での良い思い出が出来ちゃったね」×モニカ
「こ、こら、こんな道端でする話じゃないでしょ? まあ同意するけどさ」×アデル
「うふふ、でも、まさか自分のベッドでなんてね。想像も出来なかったな~ 幸せを感じちゃった♪」×アルシア
「アリーシャは、特にクルものがあったんじゃない?」×スーザン
「うふふ、そうね♪ 夢が叶ったような感動があったわ」×アリーシャ
「あ~ ヨウとしばらく会えないと思うと、やっぱり寂しいな」×ケリー
「大丈夫ですよ? 僕またハワイまで会いに来ますから」
「うふふ、ありがと。でも、私達も日本に会いに行くわ」×アリーシャ
「もうヨウ君の事、忘れられそうにないしね」×モニカ
「せめて、ヨウ君が明日帰るまで、たっぷり甘えちゃおうかな」×スーザン
「あはは、嬉しいですね」
僕はアリーシャさん達と、タクシーで別荘に帰る事にした。
別荘へ帰ると、カンナさん達がメイド服で出迎えてくれ、全員からキスをして貰った。
流石にハワイだけあり、皆大胆になってきて、とても嬉しい♪
「お帰り~ おっ! アリーシャさん達。幸せそうな顔してるわね~ ヨウ君とのデートは堪能したみたいね」×アヤメ
「うふふ、はい、大変幸せな時間でした。皆さんのお気遣い感謝します」×アリーシャ
「んっ? ヨウ君は疲れてるかと思ったら、満足そうな顔してるわね、なるほどなるほど、そーいうことかー」×ナギサ
僕は内心、ギクギクしていたが、何とか表情には出さなかったと思う。女性の感の良さには恐れ入る。
「あはは、それよりも、良い匂いがしますね~」
「フフ、ハワイ最後の夕飯ですから、シオさんが気合入れて作ってくれてますよ」×リラ
「それは楽しみですね。僕もうお腹ペコペコですよ」
「んふふ、そう言うと思ったわ行きましょ」×アヤメ
皆でBBQダイニングエリアへ行くと、既にテーブルに乗りきらないぐらいの料理が並んでいた。
「ヨウ君、ナイスタイミング! 丁度全部完成したよー、今日もとっても楽しい料理だったわ」×シオ
「さっ、食べて食べて」
「うわ~ メチャクチャ気合入ってますね。シオさん、ありがとう」
「フフ~ ヨウ様、乾杯しましょ」×ノノ
「はい、えっと、皆さん楽しかったハワイ旅行も、今日で最後になっちゃいましたけど、楽しんでくれたかな?」
「最高~~~~~~~~~~~~~~♪」×全員
「あはは、皆が楽しんでくれたなら僕も最高に嬉しいです。では、最後の夜も思いっ切り楽しみましょう。乾杯!」
「乾杯~~~~~~~~~~~~~~♪」×全員
僕達はクラフトビールを一気に飲み干し、山の様に積まれた料理をドンドン食べていった。
流石シオさん。どれもこれも美味しすぎて、手が止まらない!
皆と、ハワイの出来事を語りながら楽しく食べていると、余計に美味しく感じる。
満足するまで料理を堪能すると、動けなくなる程お腹が一杯になり、皆で水着に着替えてデッキチェアーに寝転び休憩することにした。
30分程寝転がりながら休憩すると、お腹も落ち着いてきたようだ。
お酒でも飲もうかと思っていると、何故か全員で僕を取り囲んでいた。
「えっと、どうしたんですか、皆さん?」
「んふふ、ねーねー、ヨウ君。今日の私達の水着を見て何か気付かない?」×アヤメ
「えっ? 今日も皆さん、とってもセクシーでドキドキしちゃいますけど・・・ん~ ごめんなさい。僕には分からないです」
「にひひ、じゃ教えて上げようかな♪ 今日は全員ビキニなんだよ~ 何故だか分かるかな?」×ナギサ
「あっ! そう言えばそうですね、何故かって何か意味があるんですか?」
「あるんだよね! このハワイ旅行、最後の僕達からのサプライズだよ♪」×ツドイ
「フフ~ じゃ行きますね~ 3・2・1」×ノノ
「え~~~~~~い♪」×全員
「えっ! えええええええええええええっ!!!!!!!!!!」
次の瞬間、その場に居る全員が、水着のブラを外してトップレスを披露してくれた!
今、僕の周り360度どこを見ても、大きな双丘がたわわに実っている。
「フフ、ヨウ様どうですか? 流石に少し恥ずかしいですが、今からトップレスパーティです♪」×リラ
「ひゃ~ こんな場所で脱ぐのは、やっぱ恥ずいな~ 大サービスやで?」×コトエ
「うふふ、驚いた表情してるけど嬉しいんでしょ~」×スズカ
「流石に写真は撮れないので、シッカリ記憶に残して下さいね!」×セナ
「わ、私達は、ヨウ様が希望されれば、何時でもトップレスになります」×カンナ
「ん~ 何か解放感があって良いな~ 風が気持ち良いよ」×ケリー
「お~い! ヨウ君、帰ってこーい♪」×ナギサ
「ちょっとやり過ぎちゃったかな? まだ茫然としてるわね・・・ミナミとケリーでプレスして上げちゃう?」×アヤメ
「あはは、面白そうだな」×ミナミ
「思いっ切り、やっても良いよな?」×ケリー
ムギュ! 僕は茫然としている中、大きくて凄く柔らかいものに圧迫されているようだ。
呼吸も出来ないほどなんだけど、何故かとても心地良い。
「ぷはっ! えっ! ええっ? まだ夢の中?」
「現実だよ! 早く正気に戻らないと後悔しちゃうよ?」×ツドイ
「うわっ! うわ~~~~~~~~ 桃源郷みたいだ♪」
「あはははははは♪」×全員
ハワイでの最後の夜に皆のお陰で至福の時を過ごし、最高の思い出を残す事が出来た。
とても、面白かったハワイ旅行も終わり、少し寂しい気分になる。
翌朝、楽しく過ごした別荘を後にした。
帰りの空港では、アリーシャさん達とマイクが見送りに来てくれた。
「あのヨウ君、本当にアイテムポーチ借りといて良いの」
「うん、マイクが十分強くなるまで貸しとくよ」
「あはは、何時になるか分かんないよ?」
「マイクは強くなるさ、僕が保証するよ」
「ありがとうヨウ君。実は最近ダンジョンが面白くて仕方ないんだ。こんな僕でも、少しずつ強く成っていくのが実感出来るんだよ」
「そそ、コツコツと頑張ってたら、絶対強くなるから頑張ってね」
「うん、僕頑張って強くなるよ」
「アリーシャさん達も見送りありがとう。また、直ぐにハワイまで会いに来ますね」
「うふふ、たぶん我慢出来なくなって、私達が日本に会いに行きそうです」
「あはは、その時は全力で接待しますね」
「ヨウ君、色々とありがとね・・・」
アリーシャさんは、目に涙を浮かべながら僕を抱き締めてくれた。
ケリーさん、スーザンさん、アデルさん、アルシアさん、モニカさんも僕達全員とハグをして別れを惜しんでくれた。
また、直ぐに会える事は分かってるんだけど、僕も泣きそうになってしまう。
僕達全員と別れの言葉を交わし、最後にアリーシャさん達と情熱的なキスをしてハワイを後にすることになった。
僕は泣きながら、手をブンブンと振って搭乗ゲートに入った。
「グスッ!」
「んふふ、もう、ヨウ君は別れに弱いんだから」
「アヤメさんも、涙目になってるじゃないですか」
「私も別れには弱いんだよね・・・すぐ涙が出ちゃうのよ」
「このハワイ旅行楽しかったから、余計寂しく感じちゃうね」×ナギサ
「僕も過去、最高に楽しい旅行だったな」×ツドイ
「フフ、時間に囚われない旅行は、良いものですね」×リラ
「あ~ 私も楽しかったな。何で楽しい時間は直ぐに過ぎちゃうんだろうね」×ノノ
「あはは、本当ですね。でも皆喜んでくれたみたいだし、来て良かったです」
「ありがとなヨウはん。ウチ等も、めっちゃ楽しかったわ」×コトエ
「私も初めての海外旅行、楽しかった~」×スズカ
「私は仕事で行ったのに思いっきり楽しんじゃいましたよ」×セナ
「私達も仕事だった筈なのに楽しい思いをさせて下さり、ありがとうございました」×カンナ
「いえいえ、僕も皆のお陰で楽しませて貰いました。皆さん来てくれてありがとう」
「にひひ、特にカンナさん達やセナさんは、特別な旅行になったしね♪」×ナギサ
「えっ! ひゃ~ 言わないで下さい。恥ずかしいじゃないですか」×セナ
「はい、一生忘れる事が出来ない、最高の思い出になりました」×カンナ
「もう、ナギサったら、カンナさん達が照れちゃったじゃない」×アヤメ
「んふふ、皆可愛いよね~ ヨウ君の気持ちが分かっちゃうな~」
「でしょ、でしょ♪」
「セナさんも、これからは頻繁に来て下さいね、現像室とか作っちゃいますから」
「はい、ありがとうございます。もうヨウ君の傍から離れられないかもです」
「そー言えば、イスズちゃん達にも会いに行かないとだね」×ツドイ
「はい、イスズさん達は忙しいだろうけど、何とかします」
「イスズさん達の戦闘訓練の方は、既にリッカさんに依頼してあります」×リラ
「相変わらず段取りが早いですね、ありがとうリラさん」
「リッカさん達には、お世話になりっぱなしだから、何かお礼をしないとですね」
「ん~ 組織の人間じゃなかったら、ハーレムに誘っちゃうんだけどね~」×ナギサ
「ヨウ君、ハーレムメンバーには甘いからね、組織に入ってる内は拙いわね」×アヤメ
「フフ、ならリッカさん達をヘッドハンティングしては如何ですか?」×リラ
「あはは、それ良いですね」
「彼女達って優秀だから、組織も手放さないかも?」×ツドイ
「ヨウ様に恩を売るのは、向こうにとっても悪い話じゃないと思われますよ」×リラ
「そうですね、色々とお世話になってるし、少しぐらいの頼みは聞いても良いですね」
「フフ、では次にリッカさんと会う時にでも、ヨウ様の方から聞いて見るのは如何ですか?」
「はい、ちょっと、頑張って口説いちゃいます!」
こうして、楽しかったハワイ旅行も終わってしまったが、帰りのプライベートジェットでは、ハワイの思い出話で大いに盛り上がった。
まだ午前中だったけど、当然の様にお酒を飲み長いフライト時間も、あっと言う間に過ぎていった。
空港へ着くと職人さん達は家に帰るそうなので、また明日の夜集まる事にして僕達も家に帰る事にした。
「セナさんも一緒に来て貰えますか?」×リラ
「はい、良いですけど写真ですか?」
「フフ、実は既に現像室を作らせていただきましたので、セナさんには御確認をお願いしたいのです」
「ええっ!」×全員
「もう、作っちゃったんですかリラさん?」
「はい、セツナさんの隣室に手配しておきました。
もちろん、全自動現像機からプロ用の設備まで一式揃えました。
電化製品からアメニティに至るまで用意しましたので、そのまま住んで貰っても結構ですよ」
「うはーーー、マジですか?」
「んふふ、リラを舐めちゃ駄目よ? 何時も驚くぐらい段取りが早いんだから、感心を通り越して尊敬しちゃうわ」×アヤメ
「フフ~ 流石リラ姉だね」×ノノ
「あんな高級マンションに、住んじゃって良いんですか?」×セナ
「フフ、もちろんです。それにヨウ様のプライベート写真は、機密文書と同じですから、持ち帰らない方が良いと思いますよ」×リラ
「あわわ! そうでした。フィルムは、その部屋で厳重に保管しておきます」
「はい、あの部屋ならセキュリティーシステムは、万全ですから御安心下さい」
「ねーねー、その部屋見に行こうよ」×ナギサ
「あはは、そうですね一、見学させて貰いましょうか」
「賛成~♪」×全員
こうして僕達は先に、現像室を見に行く事になり皆で訪れてみると、そこには見たことも無いような、設備や薬品が綺麗に並べてあった。
「うわっ! うわ~~~ 凄いです♪ 本当に何から何まで揃ってるじゃないですか。それに広~い、こんなに広い現像室なんて、見た事ありませんよ」×セナ
「フフ、もし、足りない物があったら言ってください。直ぐに用意致します」×リラ
「あっ! これってスマホで撮った写真を、現像出来るやつだよね?」×ナギサ
「そうです。それは、全自動のやつですね~」×セナ
「へええ~ そんな事も出来ちゃうんだ。僕もお気に入りの写真を現像して貰っちゃおうかな」
「僕も、ヨウ君の写真を現像して貰っちゃお」×ツドイ
「あ~ 私もしよっかな」×アヤメ
「ウチ等もしてええかな?」×コトエ
「あはは、じゃ、順番にしましょうか」
「わ~い♪」×全員
僕達は旅行の疲れも忘れ、各自のスマホで撮った写真を次々に現像していった。
やはり、皆ハワイで写メを撮りまくっており、皆の楽しそうな写真を見てると、とても面白かった。
僕もアヤメさん達と撮った、お気に入りの写真を現像して貰ったので、部屋に飾っておこう。
「あっ! これ懐かしいわね、ヨウ君と初めて撮った写真じゃない?」×アヤメ
「はい、僕のお気に入りです♪」
「もう、アヤメだけ狡いわよ?」×ナギサ
「あはは、ナギサさんの写真も一杯ありますよ」
「うわっ ホントだ~ 何か嬉しいわね」
「でっ! 誰が狡いってナギサ?」×アヤメ
「失言でした。アヤメ様」
「よろしい!」
セナさんは旅行帰りで疲れているのに、現像室がよほど嬉しかったのか、試運転を兼ねて旅行中の写真を現像してくれるらしい。
大量にあるので時間が掛かるらしく、僕達は自分の部屋へ戻る事になった。
コトエさん達も部屋へ戻り、10日振りに自分の部屋へ帰って来た。
旅行中もずっと快適だったけど、自分の部屋が一番だと感じるのは何故だろうか。
カンナさん達メイドさんも荷物を置きに待機室へ行っているので、アヤメさん達とソファーで、だらけながらテレビを見ている。
「あ~ なんか帰って来たって感じよね」×アヤメ
「んふふ、分かるわ。でも、ハワイ旅行楽しかったね~」×ナギサ
【ニュース速報です!】
【本日、歌手である真樹五十鈴が新曲『セイレーン』をテレビで初披露したところ、ファンの凄まじい反響があり、パニックになる事件がありました!】
「「「「「「えええええっ!!!!!!!!!!」」」」」」




