第142話 着々とポーション販売に進んでますよ
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「ところで、タバコ吸えるところってあるか?」
「そう言うと思って、目の前にあるのが灰皿ですよ?」
「・・・この豪華な調度品みたいなの灰皿だったのかよ、使いにくいにも程があるな」
「それに幾ら俺でも、こんな立派な部屋でタバコは吸えねえよ、携帯灰皿は持ってるからベランダかどっか、外で吸って来るわ」
「ん~ 厳密に言うと外じゃないんだけど、それならバルコニーで良いかな」
「畏まりました、御案内致します」
「わりーな・・・メイドさん、メイドさん達も皆美人だよな」
「ありがとうございます♪」
「も~ 先輩。美人ばかりだから、喜んじゃって~」
「あはは、OLさんも美人ですよ」
「こんなに、とんでもない美人に囲まれてる人に言われても、お世辞にしか聞こえませんよ~」
「ちょっと聞きたかったんですけど、誰が彼女さんなんですか?」
「えっ? あはは」
「んふふ、全員よ♪」
「えっ? 全員って?」
「今、此処に居る女性は全員、ヨウ君のハーレムメンバーだよ」
「ええええええええっ!!!」
「あっ! メイドさん以外ね」
「そ、それにしたって、凄すぎません? いったい何人居るんですか」
「今は24人だったかな~ 言っとくけど私達からヨウ君にお願いしたんだからね」
「ふあ~ ハーレムって本当にあるんですね。それも、こんなにとんでもない美人さんばかり・・・」
「三日月さんって、凄すぎませんか?」
「えっと、あはは、少し照れちゃいますね」
「うふふ、OLさんもサラリーマンさんが彼氏なんじゃないのかな?」
「ち、違いますよ~ 先輩は私の事なんて女扱いしてくれませんから」
「にひひ、でも好きなんだ?」
「・・・内緒ですよ?」
「キャーーーーーーーー♪」×全員
「ねーねー、ミナミん時みたいに磨いちゃおっか?」
「俺の名前を出すなよな」
「良いですね、それ♪ サラリーマンさんに驚いて貰っちゃいましょうか」
「じゃ、食事を食べてからが良いわね」
しばらくするとサラリーマンさんが、タバコから帰って来たので食事にすることにした。
「なー、俺が思っていたベランダじゃなかったんだが?」
「ん~ ルーフバルコニーって言うのかな~」
「それにしても、何でベランダがハワイになってんだよ?」
「あはは、後で泳ぎますか?」
「いや、それは良いから・・・全く金持ちって言っても桁違い過ぎるぞ」
「お金には困ってないって、言ってるでしょ?」
「S級冒険者の生活ってのは、こんなに凄いんだな。俺なんかが居て良い所じゃねーよ」
「あはは、やっぱりサラリーマンさんって良いですね」
「本当に、日本に2人しか居ないS級冒険者なんですか?」
「馬鹿、今は7人だよ! つまり此処に居るクレセントのメンバーが全員S級冒険者って事だ」
「ええっ? そうなんですか?」
「フフ、流石にヨウ様が気に入った男性と言っておきましょうか」
「そうなんだ。こんなに綺麗な女性達がS級冒険者だなんて・・・」
「本当に凄いのは、三日月陽なんだろ?」
「貴方、本当に凄いわね?」
「ありがとよ。アヤメさんだったよな? 魔女って呼んだ方が良いか?」
「んふふ、麗人でも良いわよ♪」
「ええっ! アヤメさんってギルドの魔女? 公式鑑定人さんだったんですか?」
「さあ、どうでしょうね」
「僕が見た所、タバコさんって面白いし頭も切れそうだけど、長生きは出来なさそうだよね?」
ツドイさんは、サラリーマンさんに少しだけ<威圧>スキルを使ったようだ、もう僕より使うのが上手いかもしれない。
ゾクッ! 「あ~ 脅さなくても十分分かってるさ。俺は口で滅びるタイプなんだろうな、それよりタバコさんは、ねーんじゃねえか?」
「僕達はタバコ吸わないから、分かり易くて良いと思うんだよね」
「そりゃ、人生の半分は損してるな」
「そんなに美味しいんだ? 二十歳になったら試してみよっかな」
「・・・こんなに非常識なのに、真面目なんだな?」
「僕は普通だと思いますよ?」
「普通ではない(かな・でしょ・よ・だろ)!」×全員
「全員で否定する事は無いじゃないですか?」
「あはははは」×全員
「じゃ、そろそろOLさん借りるわね、ヨウ君<亜空界>開いてくれる?」
「あ~ なるほど。分かりました」
僕は<亜空界>に創った温泉を開くと、OLさんを連れて女性陣が入って行った。
細かい打ち合わせをするためにセツナさんと、接待としてスズカちゃん、ミナミさんが残ってくれた。
食事も終わったのでお酒を出すと、タバコが吸いたいらしく、バルコニーで飲む事にした。
「ぷはっ! 最高だな♪」
「あはは、飲みっぷりが良いですね~」
「皆の食べっぷりには負けるけどな」
「強くなっていくと燃費が悪くなってくんですよね・・・」
「なるほどな、だが金持ってたら逆にメリットになるか」
「あはは、そそ、美味しい物が一杯食べれて嬉しいぐらいですからね♪」
「そんな事より、セツナさんに聞くことは、もう無いですか?」
「ああ、驚く程簡単だったが、問題は受け渡しをどうするかだな。幾ら超濃縮液体って言ったって、数千万本分なら持ち運べる量じゃないだろう?」
「数トンぐらいだから問題ないだろ?」
「おいおい、普通の人間はそんなに重い物持てねえからな?」
「ナハハ、分かって無いねえ~ タバコ君? 君はもう三日月の仲間になったんだよ?」
「どういう意味なんだ?」
「あはは、賢そうに見えて鈍い奴だな」
「まだ、説明を受けてないんだから仕方ないですよ~」
「何の事だか全然分からないぞ?」
「すみません。サラリーマンさんには、まだ口止めもしてないから、言ってなかったんですが、僕と近しい者は少なからず危険だと思うんですよ」
「それだけ金持ってたら、まあそうだろうな」
「それを踏まえて、僕の協力者に成って貰っても良いでしょうか?」
「おいおい、そりゃ今更ってやつだろう?」
「ありがとうございます。じゃ、確かに今更ですが、僕達に関する事は全て守秘義務が掛かりますから注意して下さいね」
「まあ、当然だな」
「とりあえずは、これらを習得して貰えますか?」
僕は職人さん達に渡している程度のスキルオーブをテーブルに並べていった。
「これってスキルオーブだよな? まさか<虚空庫>とかじゃないだろうな?」
「ピンポンピンポン♪」
「じょ、冗談だろ? ピンポンじゃねえよ! 一体幾らすると思ってんだ?」
「ナハハ、だから言ったでしょ? 私達は数兆円分のスキルを三日月から貰ってるんだよ」
「私達? まさか全員にか? 馬鹿な! そんな大量になんて、幾ら金があっても手に入れれる筈がねえ。会社を20社買い占めるどころの騒ぎじゃねえんだぞ?」
「ん~ そうですね<虚空庫>だけでも3000億円ぐらいだったかな? とりあえず習得しちゃって下さい」
「簡単に言うなよな」
「あはは、諦めろって。男だろ?」
「そう言う問題じゃねえ、俺なんかにそれだけ使うぐらいなら売って金にしたら一生贅沢出来るじゃねえのか?」
「そう言われても、もう一生贅沢出来るだけのお金は持ってるんですよね。遠慮しなくても良いですよ?」
「あ~ 頭がいてえ・・・分かったよ、全くお前と知り合ってから驚きの連続だ」
サラリーマンさんは、当然の如くスキルオーブを習得するのは初めてだったのか、手に取って不思議がっていたが、教えるまでもなく一つ一つ習得していった。
「知ってはいたが不思議なもんだな、使い方が何となく分かる」
「そうなんですよ、不思議ですよね」
「これで持ち運びの心配は無くなりましたね。これから<追加防御>スキルは欠かさず張っておいて下さいね、銃弾ぐらいなら余裕で止めますから」
「うはー、とんでもねえな」
「うふふ、どうですか? たった今、2兆円以上使った気分は?」
「マジか?」
「マジです♪ <鑑定>スキルなんて5000億円だったりして」
「未確認スキルなんて、オークションに出したら幾らぐらいの値が付くかも分かんないしね」
「・・・何か夢に出て来そうだよな?」
「まあ、必要な事だしな、タバコも働いて恩返しするんだな」
「俺の呼び方はタバコで確定かよ? まあ何でも良いけどな、2兆円をどうやったら働いて返せんだよ?」
「あはは、死ぬ気で働け」
「キツイな、ミナミさんよ」
「覚えるのが早いじゃねーか? よし、タバコの武器も作ってやるか♪」
「んっ?」
「おい、服を脱げよ」
「はい?」
「だから、服を脱げって。裸になるんだよ、男なんだから簡単だろ?」
「ちゃんと説明しないと駄目ですよミナミさん。ミナミさんは筋肉の付き方を見て武器を作るんですよ」
「なるほどな、まさか下もじゃねえよな?」
「自信があるなら脱いでも良いぞ?」
「すみませんでしたー、上だけで勘弁してくれ」
「あはは、なんだ意外と鍛えてるじゃねえか、何の癖もついてねえ筋肉だな・・・護身用に刀にしとくか」
「何でも良いけど、ありがとよ」
「気にすんな。俺も三日月に恩返ししてんだからよ」
「おたくもスキルの恩返しか?」
「それもあるが、俺みたいな女を抱いて貰ったからな、死ぬまで恩返しするさ♪」
「ミ、ミナミさんー! ハッキリ言いすぎですよ」
「あはは、面白い事言うよな、自分がどれだけ美人か分かって無いようだな?」
「バ、バカ野郎、誰でも良いって訳じゃねえんだよ」
「ナハハ、男には分かんないわよ」
「ちょっと照れますけど、そう言う事です」
「かー、参った。爆発して欲しくなるから止めてくれ」
「あはははは♪」×全員
そんな話しをしているとアヤメさん達が、温泉から出てきたようだ。
OLさんを見ると別人のように綺麗になっている。
何時もの事ながら温泉の効能も手伝い、見事なもんだなと感心してしまう。
化粧から髪型、服装まで変わっているのはフミさんのコーディネートだろうか。
OLさんはサラリーマンさんの隣にチョコンと座ってニコニコしている。
「・・・まだ美人が増えたようだが、自己紹介しておいた方が良いか?」
「先輩、何言ってるんですか? 私ですよ♪」
「はあ? なっ、なにぃぃぃぃぃぃぃ! トリコなのか?」
「えへへ、久しぶりに名前で呼んでくれましたね~♪ どうです綺麗になったでしょ?」
「ウソだろ? おいおいおい、またマジで美人になってるぞ?」
「どれだけ、褒めるんですか?」
「馬鹿野郎、マジで転生したのかと思ったぞ?」
「なんで、そう素直に喜べない褒め方するんですかー、すっごい温泉に入って来たんですよ?」
「お肌ツルツルになって、化粧から洋服まで貸して貰っちゃいました♪」
「・・・悪魔みたいな奴らだな、心底参った」
それからはOLさんにも同じ様にスキルを習得して貰う事になったが、サラリーマンさん以上に大騒ぎする事になった。
それでも便利な<生活魔法>の<クリーン>や<虚空庫>には、メチャクチャ喜んでいた。
「言っときますけど、人前で使っちゃ駄目ですよ?」
「ああ、分かってる大事になりそうだからな」
「了解です♪」
「明日から生産工場のラインを設定するから、近いうちに販売に移れると思う」
「分かりました。ビューティポーションの販売ルートには、大阪はスズカさん経由でお願いします」
「東京の販売ルートには、指定する銀座の高級クラブのママさんに連絡して相談して下さい」
「分かった。だが、どうしてなんだ?」
「ん~ やっぱり、お酒は綺麗な女性と飲みたいじゃないですか?」
「それに、女性が一番欲しがるものが、男性しか行かないお店にしか売ってないのも面白いと思いませんか?」
「あはは、そりゃ、確かに面白いな♪」
「うわ~ そうなったら私も大変な事になっちゃいますね?」
「スズカさんもシノママさんと相談して販路を考えておいて下さい」
「分かりました」
「トリコ。明日にでも東京に行くぞ」
「はい、どこまでも先輩に着いて行きまっす♪」
「こ、こら抱き着くな、飲みすぎだぞ?」
「先輩、大きな胸が大好きなのに嫌なんですか?」
「・・・嫌じゃねえけど、今のお前は色々とヤバいんだよ」
「へえ~ 今日は女性扱いしてくれるんだ?」
「この酔っ払いめ、明日から忙しくなりそうだから俺達は帰るぞ」
「あっ! ちょっと待って下さい。餞別も渡しておきますね」
僕は二人のギルドカードを預かり、リラさんに5億円ずつ送金して貰った。
「色々とお金も必要だろうから、少しだけど送金して貰いました。東京で美味しい物でも食べて下さい」
「気が利くね~ ありがとうな♪」
「今日は皆さん、ありがとうございました♪」
「んふふ、頑張ってね、トリちゃん♪」
「シーシー、もう、内緒なんですからね?」
「にひひ、分かってるって、事後報告待ってるわ」
「はい、じゃ行って来ます」
二人は腕を組んだまま楽しそうに帰っていった。
微笑ましい二人に、少しホッコリした気分になる。
「んふふ、良い感じの二人よね」
「あの二人を見ていると、洋服の創作意欲も湧いてきますわ」
「あの二人には上手くいって欲しいですね」
「最後は、あの二人に持って行かれちゃいましたね」
「んふふ、そうね。でも、こっちも負けずにイチャついたら良いんじゃない?」
「大賛成です♪」
◇ ◇ ◇
<サラリーマンさん視点>
「よし、生産ラインは何とかなりそうだな、そろそろ東京へ向かおうか?」
「はい、先輩」
少し遅くなったが新幹線で東京へ向かい、三日月が言っていた銀座の高級クラブへ足を運ぶ事にした。
目的地は銀座でも有名な高級クラブだったので直ぐに分かったが、俺達には分不相応な場所なのは間違いない。
東京駅に着いた俺達は、先に夕食を取る事にした。
「臨時ボーナスも入った事だし、飯は少し豪勢に行くか?」
「先輩、餞別の金額確認しました?」
「いや、幾らだったんだ?」
「5億円です!」
「はっ?」
「5億円ですよ?」
「おいおいおい・・・・・カハッ! 俺のとこにも5億円入ってやがる、何てことしやがるんだよあいつは。どんな豪勢な飯食わす気なんだよ?」
「あはは、何から何まで桁違いですよね、三日月さんは♪」
「まあな。しかし、貧乏人の俺には焼肉ぐらいしか思いつかねえけどな」
「良いじゃ無いですか先輩、焼肉行きましょうよ」
「値段を気にしないで焼肉食えるなら十分幸せだよな?」
「メチャクチャ幸せですって♪」
トリコと話しをしていた通り。結構、有名な焼肉店で腹一杯食って会計に行くと、流石東京だと思い知った。
「ひゃ~ 5万円も使っちゃいましたね?」
「まあ東京だからな、でも後1万回来ても一人分だぞ?」
「あはは、まあ食事代だけじゃないですからね~」
「とりあえず、タクシーで行くか」
「豪勢ですね?」
何時もなら電車で移動するところを、タクシーで行くだけで贅沢してる気分になる。俺達は幸せなのだろう。
現地へ着くと、流石有名店なだけあり、見た目から高級クラブだと分かる。
「飲みに来たわけじゃねえが、高そうな店だよな」
「私は一生入れないような所だから、ちょっと嬉しいですよ?」
「まあ、女で此処は来ねえだろうな。とりあえず、行ってみるか」
「はい、先輩♪」
こんなボロスーツで入って良いのかと思うぐらい、高級そうな扉へ入ると、眩しいぐらいの黄金色で店内が彩られている。
そこから綺麗なお嬢さんが出てきたが昨日、美人を見すぎたせいか平然としていられた。
「いらっしゃいませ!」
「あ~ 俺は館元って言うんだが、ママさんを呼んで欲しいんだ」
「リラ様から連絡をいただいております、御案内致しますね」
「ありがとな」
俺達が連れて行かれた部屋は個室になっており、思いっきりVIPと書いてある・・・
スーツを新調するべきだったかと後悔するが、もう遅いよな。
より、一層煌びやかなVIPルームのソファーに腰掛けると、金持ちになったような錯覚をおこすな。
「お飲み物は何に致しますか?」
「ビール・・・いや、水割りをくれ」
「私も同じので良いです」
「分かりました」
何時もの調子でビールって言ってしまったが、実に良い笑顔で対応してくれる高そうな店だけあって良い女だよな~
飲み物を取りに行ってくれた女性と入れ替わりに、今度は30代前半だろうか、また和服の美人さんが入って来た。
「お待たせ致しました。館元様」
「お初にお目に掛かります館元です。今日は三日月の紹介で寄せていただきました」
「リラ様からお聞きしております。今日は良い話しが聞けそうなので心待ちにしておりました♪」
「どこまで御存知なのか分かりませんが、ママさんだけに三日月からの希望を説明させていただいても?」
「しばらく、お待ち下さいね」
ママさんは先程頼んだ飲み物を受け取ると、人払いをしてくれた。
「宜しいですわ」
「では、三日月から此度ビューティポーションの製造を任されたのですが、販路については高級クラブ、スナック、キャバレーと言った、いわゆる夜の店でのみ販売すると聞いております」
「なっ? 本気で言っているのですか?」
「もちろんです! 面白いとは思いませんか?」
「ウフフ、確かに面白いわ♪ そのビューティポーションと言うのが、そちらのお嬢さんが使っている物なのですね?」
「まだ、商品の説明は受けていませんでしたか? この女性も最近までは普通のOLだったのですけどね」
「ウフフ、素晴らしいですわ♪ 芸能人かモデルにしか見えません。私がこの素晴らしいポーションの販路を、お手伝いさせていただいたら宜しいんですね?」
「話が早くて助かります」
「ですが、以前お聞きした値段は、途方もない金額でしたが一体幾らで販売するご予定なのですか?」
「あ~ 実は販売用の物は、効果を7割程に落とした物なんですよ、効果も一週間程しか持ちませんしね」
「っと言う事は、まさか?」
「はい、東京での販路を築いていただければ、三日月の方からママさんに本物のビューティポーションをお渡しするように言付かっております。
もちろん、本物は非売品ですから、内密にお願いしたいのですが」
「ウフフ、当然ですね、分かりました。東京での販路は私にお任せ下さい、喜んでやらせていただきます」
「商談は成立ですね?」
「とても嬉しいですわ♪」




