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15万部突破【書籍⑤巻&COMIC③巻予約受付中】五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました  作者: あや


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初恋の姫は、竜の神殿にいる



「何処へ行くのです、ルーファス?」


「は、母上! し、神殿です、僕はレーヴェ神殿にお祈りに……」


忍び足で歩いていたディアナの王太子は、母に見つかって首をすくめた。


「あらそう? 本日のあなたの予定に神殿はあったかしら?」


ディアナ王妃ポーラは、優雅に首を傾げた。


「あなた方、ルーファスの予定はどうなってるの?」


「は、はい、王妃様、本日のルーファス様の御予定は、午前中、歴史の授業、午後は魔法の授業で……」


王妃の問いに、王太子宮の女官が答える。


「神殿は予定にないみたいよ、ルーファス?」


「ぼ、ぼくは、竜王陛下にお話ししたいことがあるのです!」


「何をです、ルーファス? 父なる竜王陛下は何処にもおわします。あなたの居室からでもご相談できてよ」


「竜王陛下の神殿でないとできないご相談なのです!」


ふるふる、ルーファスはがんばって首を振る。


「婚前の沐浴中のフェリス様とレティシア姫には逢えませんよ? 遊びで神殿に滞在されてるのではありませんからね?」


「う……。で、でも、偶然、逢うかもしれません」


「逢えません」


「お、叔父上は、神殿の手伝いごとなどもされていると……」


我が叔父ながら、婚前の沐浴中まで働いてはダメですよ、と思うのだが、フェリス叔父上が、少し朝の礼拝に姿を現したりして、喜ばれてるらしい……。


「そうですね。フェリス叔父上には逢えるかもしれません。……でも花嫁のレティシア姫は、奥まった部屋にいらっしゃるわよ?」


「う、うう……」


母ポーラにやりこめられて、ルーファスは頭を抱えた。


「ルーファスだって、大事な花嫁様は隠しておきたいでしょ?」


「わかりません、僕は婚約したことはありませんから」


最初は、フェリス叔父上が結婚なんて嫌だ、と思ってた。


いやフェリス叔父上が幸せになるならいいんだけど、何だかおばあさまがまたフェリス叔父上に意地悪して、花嫁はうんと小さいって聞いたし。ルーファスと同い年だって聞いたし。サリアって国もよくわからなかったし。


そんな奴、麗しの叔父上に似合うわけないだろ、と思っていた。


でも、サリアから来たレティシアは、ルーファスのどんな想像とも違ってた。


(ルーファス様)


すごく可愛かったし、優しかったし、ふわふわしてたし、きらきらしてた!


(ルーファス様は私の大事なオシトモなのです!)


ときどき、わからないことを言ってたけど、そんなところも可愛い。


わからないけど、あのちびはルーファスのこと、嫌いじゃないと思う。


「そうね。私の大事なルーファスが結婚するのは、まだずっとずっと先の話よ」


「でも、レティシアは……」


レティシアは同い年なのに、もう叔父上のところに、お嫁に行ってしまう……。


うんと綺麗な大人の姫に、叔父上の魔法で化けたりして、レティシアはルーファスの手の届かないところへ行ってしまう……。


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― 新着の感想 ―
初恋泥棒カップルの罪なこと
レティシア姫可愛いですもんね。恋に落ちちゃうのも仕方ないですよね。フェリス様は、初恋向きのお顔と言われてましたが、レティシア姫も同年代ぐらいの子供達にしたら初恋向きのお顔なんでしょうね!サリアにいたこ…
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