表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15万部突破【書籍⑤巻&COMIC③巻予約受付中】五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました  作者: あや


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

809/826

ディアナ王立魔法学院の卒業生として 2


「ヴォイドも、一度、ディアナ王立魔法学院に留学しときゃよかったんだ。半年も住めば、こんなとこでレーヴェ神打倒は無理だ、て想ったろうになー。可哀想にな、派遣されたリリア僧達も。丸腰で伝説の神竜と戦うようなもんだ」


なあ、ディアナってレーヴェ神像多すぎじゃないか? と魔法学院の生徒時代、しきりに感心していたリヒトは、当時を思い出したのか、水鏡の向こうで明るく笑っていた。


ディアナで生まれたフェリスは、よその国へ行くと、神の絵というのは、ディアナほど何処にでも飾られてないんだな、と想う。


「……ディアナ人はおかしい、ちっとも真面目に正しきリリア神の教えを聞いてくれなかった、と捕らえられたリリア僧達は牢でも文句を言ってると……」


誰でもまあ、自国の神が一番だと思ってるだろうから、ガレリアのリリア僧としては、本気で言ってるのかもしれないが……。


「自分達だって、リリアの神を捨ててレーヴェ神やサイファ神のもとに帰れ、て言われたら、何言ってんだ、てなるだろうにな」


「人間とは身勝手なものだなあ、と……」


レティシアの従姉妹姫まで攫って、いま一度、レティシアの傀儡を作ろうとしていたことにも呆れる。


だいたい、昔から、一度たりとも、フェリスとヴォイドの気が合ったことがないのに、何故、そのフェリスと何かができると思うんだろう……?


義母上にしても、見当違いにフェリスが王位簒奪を望むと勘違いしてるが、レーヴェに似てると言っても、レーヴェ本人だって、到底、王位簒奪を望む性格じゃないと思うんだが……、むしろ、適任者がいたら玉座なんて押し付けるぞ! と嬉々として言いそうだが……。


「人間とは勝手なものだなんて、フェリスが言ってるのがおもしろい。最近は、古い魔法書や、この世の不思議だけでなく、我が友も人間にも興味を示すようになったのか?」


「……まあ、以前よりは」


リヒトの揶揄に、レティシアを思い出して、フェリスは少し微笑んだ。


(私の望みは、フェリス様にもっとたくさんごはんを食べて頂くことです!)


レティシアの望みは、推しのフェリスが健やかであることだそうなので、日々、健康には気をつけなければ。


「ディアナの氷の王弟殿下とやりあえる魔導士はいないか? と、ヴォイドの手の者がうちでも探してるらしいが、そういう意味でも、留学はしといたほうがいいよな。実際にフェリスがどんな魔法を使うかを知ってたら、それがどんな高い望みみなのかわかるだろうから。可哀想だな、ガレリアの魔導士たちも。無理難題ばっかり言われて」


「いや、留学して頂いていても、僕とヴォイド殿では、年代的に同期にはなりようが……」


あんまりフェリスが魔力が強いのも、義母上を哀しませるんだろう、と、少年時代ほどの大きな魔力は失ってしまった、と少々苦しい嘘をついていたのだが、こういう外からの攻撃に対しては、その方便もあんまりよくないかも知れないな、と考えなおしているところだ。そもそも義母上も、フェリスが魔力を失った話を信じてないだろうし。


「何か手が必要であれば、猫の手代わりにオレにも頼れよ? オレはフェリスの友のつもりだからな?」


こう見えて、この人は心配してくれていたようだ、と他人の感情に疎いフェリスもようやく気づく。


「感謝します、リヒト」


珍しくフェリスが素直に礼を言ったら、リヒトがぎょっとしていた。


「……ますます、早く、フェリスの花嫁殿に逢いたいぞ。レティシア姫は、いったいフェリスにどんな魔法をかけたんだ?」


きっと、レティシアは、リヒト様は、ヴォイド王と違って、フェリス様の正しき推し友様です! と喜びそうだ。


本日の私「お父さんは、鹿が来て草を食べるからと、畑に除草剤を撒くのはやめた」という犬友ゴンちゃんパパさんの話にとっても心温まりました。


12/14迄、各電子書店で五歳もセール中です♪


12/1シーモア等全社でコミカライズ14話配信されました♪

小説四巻&コミカライズ二巻発売中♪ 表紙、イラスト等を活動報告に載せてます♪



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました』五巻表紙は、大人レティシアとフェリス様です! ご予約などはこちらから

html> 『五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました@COMIC』コミカライズ三巻表紙 ご予約などはこちらから

html> 『五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました@COMIC』コミカライズ連載 先行15話@ブックライブ 最新14話@シーモア

html>
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ