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15万部突破【書籍⑤巻&COMIC③巻予約受付中】五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました  作者: あや


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レーヴェ神殿の姫君 7

「このキラキラしてるのもお菓子かな? これも……」


チャンス! レティシアが悩んでた色鮮やかな食べ物に、フェリス様も眼をとめてらっしゃる。


「あ! それはきっと野菜のジェリーです! 一緒に食べましょう、フェリス様! あ、ローストビーフも」


「うん。じゃあこれも。……こんなものかな?」


「はい! と、とりすぎましたね……」


「いや 寧ろ、少ない位では?」


フェリス様御自身は十七歳男子とは思えぬほど、食事に興味の薄い方だけど、生まれた時から、食卓には山と食事が並んでるのが常の方なので、食材が多い少ないの基準がちょっと庶民と違うのよね……。


レティシア自身も王族の生まれではあるけど、中身は日本の庶民女子の感覚が抜けてないので……。


「お茶は? いちご水? 薔薇水? それとも……」


「お茶はレーヴェ様のお茶で」


レーヴェ神殿ならではの、レーヴェ様のお茶。


「レーヴェのお茶、気に入ったんだね」


「はい。おうちに帰っても淹れてもらおうかなと……あ、フェリス宮に帰っても」


「レティシアのおうちだよ」


無意識におうち、と口にしてて、思わず、口を覆ってしまった。フェリス様が微笑んでくれる。


「レティシア、レーヴェ神殿の食事は口にあってる? もし、あわないようなら……」


「? レーヴェ神殿のお食事もとっても美味しいです。神殿とは思えないくらい、御馳走ですし……。ただ、フェリス様と二人のお食事はやっぱり嬉しいなーって」


神殿で頂くにしろ、何処かよそで頂くにしろ、フェリス宮で頂くにしろ、フェリスとレティシアの食事の場合、複数の給仕が介在する。それは自然なことだから、嫌な訳ではないのだが……。


「僕もだよ、お姫様、はい」


フェリスの美しい指が、レティシアの唇に苺を運んでくれる。


「……んーっ、おいしいっ。フェリス様、美味しいですけど、私にじゃなくて、フェリス様に食べさせたいです!」


初期の目的! フェリス様の栄養補給!


「はい、お野菜のジェリー。……ミネストローネは必須科目です。サボらず、必ず履修してくださいね」


菜の花が寒天の中に閉じ込められているジェリーを、レティシアはフェリスの唇に運ぶ。色鮮やかな黄色いパプリカなどを閉じ込めたジェリーは確かにお菓子のようだ。


小さなレティシアの為もあるが、基本、フェリス宮はこういう目を楽しませて、フェリスの気を惹いて栄養をとらせたいという料理が多い。


「うん。これ美味しいよ、レティシアもお食べ」


菜の花のジェリーを、フェリスがレティシアの唇に運んでくれる。


「フェリス様、お食事の時、何か考えごとされてました?」


んん、とジェリーを食べさせてもらいながら、レティシアは尋ねた。




朝から夜食のお話ですみませ(笑)

……昨日の夜、途中まで書いてて、更新しようとして、寝ちゃった分です!


11/1 、五歳コミカライズ、BOOKLIVE先行配信です♪

椎名先生のとっても美麗な竜王家の二人&可愛いレティシアをとりまく人々をぜひご覧ください~

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― 新着の感想 ―
更新ありがとうございます いや、朝食むきのメニューなのでOKです!(笑) むしろ、睡眠はしっかりとってくださいませ!!
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