五歳で~3巻2024/5/1発売記念小劇場
「フェリス様、五歳で三巻、三日後発売です!」
「そうだね。書籍では昨年の秋以来になるね」
「時の経つのは早いです! 私も皆様のおかげで、おおきくなりました!」
「いや、大きく……? なったかな、レティシア? いつも小さくて可愛いけど……」
「気持ち的に大きくなったのです~ちょっと大人になりました!」
「そうなの? 僕が苦労をかけてるからかも、ごめんね」
「フェリス様に苦労はかけられておりません!」
「でもガレリア王に攫われたり……
「しっ、フェリス様、今日は三巻のお知らせですから、ガレリア王は何処かにしまっておいてください!」
「何処にもしまいたくないな、ヴォイド殿、返却したい。……三巻は、サリア編かな」
「そうです。私が、呪われた姫と占われ、フェリス様の花嫁をアドリアナに交換と……う……、いろいろ、私が受難なお話です……」
「レティシアを哀しませた作者に報復を……」
「い、いいのです、フェリス様! サリア編も無事、ハッピーエンドです! それにフェリス様のおかげで、サリアの方のお話聞けたりは嬉しかったので……」
「ホント? 辛かったらちゃんと言ってね? 時期的には去年の春ごろ連載されてた辺りだね」
「はい。三巻表紙がとっても可愛いですーフェリス様がすごく優しい表情で……」
「帯で重大発表もあって、それを喜んでるレティシアが可愛いですよ」
「今回はTOさんでポストカードセットもあります。Akizero先生のポストカード素敵です。SSもつくそうです」
「そういえば応援書店特典SS付書泉通販分三巻予約完売の御礼を申し上げねば」
「フェリス様の風邪SSが人気で即完売しました!」
とても嬉しそうなレティシア。
「いや僕の風邪の話はともかく、応援書店がお近くにない方が入手できたのであれば、よかったよね」
「そうですね! 私も嬉しいです! 皆様が応援してくださったおかげで、五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりましたは書籍三巻となり、もう少しで六月なのでこちらでの連載二年目を迎えます。本当にありがとうございます。毎日皆様とお逢い出来て、辛い時も悲しい時も、元気を頂いてきました。皆様のおかげで私はフェリス様とお逢いできました! これからも共にフェリス様を応援いたしましょうね、皆様!」
「いや、レティシア、皆はレティシアを応援してるのであって、僕を応援してる訳では……」
「フェリス様、女子はイケメンがお好きなのです」
「イケ、めん?」
「あ、フェリス様のような美しい男性の事です!」
「ああ、なるほど。貌のわりには地味な性格の僕で申し訳ないのだが……」
「フェリス様、地味な性格ではないと思うのですが……こんなフェリス様と私のお話がたくさん詰まった五歳三巻と、五歳連載をどうぞこれからもよろしくお願いします!」
「レティシア、偉いね。ちゃんとまとまっている……。どうか不肖の僕と可愛いレティシアの物語を応援して頂けると幸いに存じます、皆様」
フェリスとレティシアの小劇場、去年の一巻発売時の夏以来のリターンでした(笑)
この機会に紙の本で①~③巻揃えようという方いらしたら
①②巻は在庫切れの書店さんもあると思うのでお取り寄せ頂けると私とレティシアが喜びで跳ねます(笑)