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15万部突破【書籍⑤巻&COMIC③巻3/1発売】五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました  作者: あや


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サリアの災いを呼ぶ姫 13


「くまちゃん、ちょっと狼狽えたわ」


何事もなかったように、綺麗にハンナに直してもらい、ドレスを着替えたレティシアはくまちゃんに

出来事を報告していた。


「なってなかったわ。最近、フェリス様のおかげで幸せに暮らしてたから、ぼーっとしてたら槍が飛んでくること忘れてたわ。もっと気合入れて生きなきゃだわ」


毎日、フェリス様と御菓子食べて笑ってて、戦闘モード、オフにしっぱなしだった。


「………?」


いいんじゃない? そんなに頑張らなくても? と、くまちゃんはつぶらな瞳で笑ってる。


「フェリス様の言うように、占い嘘だといいんだけど……。叔母様、やっぱり、フェリス様見て、私にはもったいないってなったのかなあ……」


確かにレティシアにはもったいない王子様ではある。


ごはんをサボりたがることを除けば、欠点ないのでは? レベルに、何でも出来そうな方だし、

あの美貌だし、凄く優しいし。


普段はレティシア様になさるほどはお優しくないですよ、てレイ言ってたけど、ホントかなあ。

騎士の人も街の人にも、うちの怖い叔母様にも、サリアの厩番の人にも優しかったよ。


(いやいや、それは本当。レティシア連れて帰られたりしたら、フェリス荒れて酷い事になると想うよ)


「精霊さーん!」


わーん! と何だか嬉しくなってしまう。

さっき、フェリス様とも、精霊さんとも、リタともサキともハンナとも、せっかく仲良くなれたけど、

もうお別れって勝手に泣いてたから。


(ん? よしよし。可哀想にな。レティシアには呪いなんかついてないから、心配するなよ)


「本当でしょうか?」


(もちろん。うちの一族は嘘は言わない)


「でも、私、前世と現世で二度も……」


(それは不幸が重なってしまったが、レティシアが呼んでる訳じゃない。たまに本人そのつもりじゃなくても不幸を呼んじゃう子もいるが、そんな体質じゃないから、心配しなくていい)


「精霊さん、ううう、ありが……」


(おお泣くな泣くな。せっかく、綺麗にしてもらったのに。レティシア泣かすとまたフェリスに叱られる)


「フェリス様……」


(そうだよ、レティシア。レティシアはフェリスの気持ちを動かしちゃったから、その責任とって、ちゃんとフェリスの面倒見てやらんと)


「私が? フェリス様の面倒を?」


きょとん、とレティシアはくまのぬいぐるみ抱えて不思議がっている。


フェリス様、面倒見るようなとこあるだろうか? 

お食事管理? 

働きすぎないように、遊びましょ! て邪魔すること?


(そうそう。たぶんレティシアに逃げられたら、もう誰も信じられない、ってまた暗く一人で仕事に生きるタイプだから、あれ)


「フェリス様が?」


そうかなあ。

フェリス様はレティシアいなくなっても、新しいいお妃様いくらでも見つけられそうだけどなあ……。


でも、アドリアナはあんまり奨めたくないの。意地悪だし。

私の推しのフェリス様には、もっと可愛くてもっと気立てのいい姫じゃないとダメ!!

 

元気になると、通常運行のレティシア(もっとちゃんと聞いてあげて、フェリスの愛の告白、笑)


本日二度目の更新なので、前ページのお兄ちゃん読んでない人は読んであげて下さい~


◆◆◆五歳で、竜の王弟殿下の花嫁になりました 

2023/7/10発売 お近くの書店でご予約頂けると嬉しいです◆◆◆

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― 新着の感想 ―
[一言] レーヴェと話ができて良かった そしてレティシアちゃん もっと気立ての良い姫って…別の姫あてがわれたらフェリスさま泣いちゃうからね‼️
[良い点] 精霊さんとおしゃべりできて良かったねレティシア(*´ω`*) レーヴェもやっと(?)レティシアよしよしできて良かったね(*´ω`*) [気になる点] レティシア、戦闘モードだったの!? …
[良い点] 熊のぬいぐるみ抱えて精霊さんとお話ししている五歳の薔薇姫。可愛い、神さま優しい素敵。
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