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風吹けば名無し@(・∀・) 〜脳内最強節〜

作者: りゅーせい

しょうもない!

この一言につきます。

面白いのか書いててわからなくなったけど応援してね!


風吹けば名無し@(・∀・):2014/04/07 (月)


今日は高校の入学式。

僕はドキドキしてる。


中学校の時はゲームに中と画面の向こうにしか友達がいなかったから中学では3次元の友達が欲しいなぁ。


えぇーと...入学式の会場の体育館はどこだっけ????

そうだ! 他の誰かに聞いてみよ...!?


みんな何人かのグループがすでにできてる!

よし! ぼっち(ソロプレイヤー)に目をつけて...

って僕1人じゃないか――


――落ち着け僕。いつだってゲームの中では喋るの上手じゃないか――


よし。あのメガネの二人組みに声をかけてみよう。


歩きながらでいい。

しっかりイメトレして。シュミレーションしよう



〜〜〜〜〜〜〜〜脳内〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まず、口調は...

あれだ! ハーレム系の主人公みたいに爽やかに!


「あのぉ。体育館ってどこでしたっけ? ( ^∀^)ニコッ」


よし。そうだ!!!

これこそ、このセリフこそ最適解!


おっと。口臭は大丈夫かな?

話しかける前ミントタブレットを食べておこう。


〜〜〜〜〜〜〜〜現実〜〜〜〜〜〜〜〜


よっしゃ! 行動開始!


まずはミントだ!


パクッ!!


いいぞ。口の中に広がる清涼感!!!


あとは行動あるのみ!頑張れ僕!





「あ、あのぉう。 た、たた体育館ってぇどこ... ウッ!!」


やばいよ!ミントが気管に入っちゃった!

こ、呼吸が!


波紋が練れない!!!――


ってじゃなくて!

僕は馬鹿か!?!?

言葉がつっかえちゃったよ。


やばいよやばいよ。メガネの二人が訝しんだ目で僕をみてるよぉ。


ここは残りの言葉を言い切るんだ。バラ色の高校生活のためにも!


「ヒュー。ヒュー。 どこ... です... ヒュー。か??」


言い切った!

途中息する音が混じっちゃったけど言い切ったぞぉ!!!


「えっとー... 君大丈夫?? 体育館ならこの目の前の場所だよ?」


「ヒューヒュー言ってたけど大丈夫か?? 水飲んだほうがいいよ! じゃあ俺たち先に行くね!」スタスタ


やった!!!

アクシデントはあったけど、メガネーズと会話したぞ!


これはあれですわ。『テレテレッテテッテー!』

ってレベルが上がる奴だわ。


よし。まずは入学式(イベント)からこなそうか!





うん! 入学式も無事こなしたぞ!


居眠りしてるって思われないようにずっと目を見開いて一回も瞬きしなかったのがグッドポインツだね!


途中隣の女の子が僕の方を見て顔が引きつってたけど大丈夫だよね!


きっと瞬きせずずっと笑顔の僕を見て負けてしまったと思ったんだろうなきっと!


あとはロングホームルームという大きな壁を乗り越えるだけだ。


自己紹介の時になんていうかで今年一年をどう過ごせるのか、運命の分岐点といっても過言じゃないぞ!


〜〜〜〜〜〜〜〜脳内〜〜〜〜〜〜〜〜


まずはみんなの心を掴むために!

うーん...

ここもまたハーレム系で爽やかに...


いや待て! 僕含めて男20人と女子20人の(ギルド)だぞ!


爽やかに話してハーレムにでもなってしまったら他の男子から疎まれることは必須!


ワンチャンリンチされてもおかしくない!


よってここから導き出されるプランは――


さすらいの剣士風にいこう!

少しツンとすることで周りとの距離を取りつつ興味を持ってもらえるに違いない!


さすらって

「僕の名前はハルトだ。よろしくな。( ̄^ ̄)キリッ」

よし!


いけるぞ!


次に先生が名前を呼んだら作戦開始だ!


〜〜〜〜〜〜〜〜現実〜〜〜〜〜〜〜〜


「次。出席番号18番。 ハルト! 前に出て自己紹介してくれ。」


き★た★ぞ★


先生ナイスアシスト!

先生の一言で自然かつ正当性を持って発言できるぞ!


落ち着いて...

「お、俺の名前はぁ、ハルトだ。よろしくねぇ。」


くっ...

緊張して最後噛んでしまった。


でも大丈夫。39人中5人が拍手してくれてる。


これは受け入れられたも同然!


出だしは絶好調だ


あとは席に座るだけよぉ!


スタスタスタスタ


コト......プゥー〜


しまった!緊張から解放されて僕の肛門からオナラまで解放されちゃった。


みんなが僕を見てクスクスしてるよぉ


くぅ。 かくなる上は...


〜〜〜〜〜〜〜〜〜脳内〜〜〜〜〜〜〜〜


僕は何もしてない僕は何もしてない僕は何もしてない僕は何もしてない僕は何もしてない僕は何もしてない........

そうさ! 僕は何もしてないし何も聞こえなかった。あれはスリッパでタイルをこすった音だよ!


こうして僕は無事脳内の世界に逃げ込むことに成功し、ことなきを得た。


まぁ学校生活初日はうまくいったんじゃないかな!

感想、レビューに文字列評価が良かったら続けます!正直書いててつまらなかったので感想を元に続けるか否かを決めたいと思います!


なろうに飽きたそこのあなた!

一度目をとうしてくだされ!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 正直、いまいちでした。 着眼点はいいと思いますが、残念ながら、わりと見る設定なのですよ。 主人公の脳内と現実のギャップを見せたいんでしょ? 温度差が中途半端です、もっと振りきろう。 …
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