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疾風の刃  作者: 桜
第3章 黒夢の強者達
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第3章 現れし強者達2

 お互い軽傷を負い対峙する第2魔王スリガーと第6魔王ラース。


 ラースはすっと柱に手を添えると古代遺跡全体に鋭い氷の刃が行き渡る。


「凍りつけ。氷点下凍結(グラス・ゼロ)!!」


「カカ。ソレハマズイナ。大鎌の(おおがまの)灼風(しゃくふう)!!」


 スリガーの一振りに付随して灼熱が飛び出す。


 その力によって周りの氷は溶け落ちていた。そして、それだけにとどまらない。スリガーは鎌を振り風を纏いとてつもない速度でラースに斬りかかる。


「なっ!? 炎の次は風まで……。あいつ、能力を何種類ももってやがるってのかよ」


 シルヴァだけではなくティナもそれに一瞬たじろぐ。


「キキカカカー!!!」


 スリガーはラースの懐に入り鎌を振り上げようとした刹那、突如スリガーの頭上に落雷が落ちた。


 それによりラースは距離を取ることに成功する。


「カガ。貴様か」


 スリガーはアルセルの方を向き口角を上げる。


「私がーー」


 アルセルが何かを発言しようとした瞬間、アルセルの放った落雷と似ているが規模の違う衝撃が彼の全身に直撃し黒焦げになっていた。


「かっ……。ラース様……」


 アルセルは黒焦げになり消えていた。


「あれはアルセルの……。なるほどな。貴様の能力コピーか……!」


「サヨウ。我は魔王の力の1つ。完全なる模倣(カンゼンナルモホウ)造形(ゾウケイ)ノチカラヲモツモノダ」


 スリガーは不敵に笑みを浮かべる。ただ、笑みを浮かべていたのは彼だけではなかった。


「シルヴァ! ティナ! 僕らも加勢するよ♢」


「もちのろんよ!!」


 クジャとティナが意気込んでいるのを横目にふらっとラースの隣にシルヴァ立ち止まる。


「貸しは高くつくぜ?」


「ふ。良いだろう」


 真の意味で闇との闘いの幕が開けた瞬間だった。


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