スライディングイン
「うぁぁっ…」
素っ頓狂な声を出しながら走る姿は誰が見ても滑稽な姿をしていただろう、しかも追いかけているのは普通以下のモンスターであるワイルドボア
この姿を見て笑わない者など居ようものか、いや、居ないであろう。
まさか、こんなところで全力疾走するとは思いもしかなかった、
「ごめんなさぁい、ゆるしてくださぁい……」
叫びながら走っているとまだ小さいが
街の灯りが見えてきた。
そしてそのまま、街へスライディングイン。
街まで入ればモンスターも入って来れないようになっているので一安心できる、
そんな安心もつかの間、目の前にある街は一番の目的地カームだった!
それを認識すると、安心よりも胸の高揚感を抑えるので精一杯だった
急いでギルドへ向かおうとするがスライディングで倒れた体が動かない…
足が痛むのだ、しかも筋肉が…これは…
もしかして:足が攣った
ってやつですか……
「いやいや、足とか攣らないし…」
と威勢良く言ってみても足は動かない。
「いやいや、足痛くねぇし!」
そう叫ぶとだんだん目の前が真っ暗になっていった。
(=゜ω゜)b
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実はこの作品は、宝箱を開けるとそこに入っていたのは最強女剣士でした とリンクしてますのでそちらも合わせてどうぞ!