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1日目の朝はいつも優しい

目が覚めたとき、感じたのは渇きだった。


水が飲みたい。


動けない。


誰かを呼びなければ。


声を出す




あれっ



自分の声が聞こえない

そのかわり、聞きなれない声が一つ響く

1オクターブ、いつもより高い





だれか人が来た


「目覚めましたか。」


白い衣をまとっているので医者だろう。

とにかく水がほしい。声がおかしい。

喉を潤さなければ。


「水をくれ。」

また変な高さの声が出た。


「いつも申し上げてますが、言葉使いに気を付けたほうがよろしいかと。

四女で侍女扱いされているといっても、レリーナ家の娘ですぞ。

今は貧乏であっても、50年前から続く名家。

誇りと気高さ。そして優雅さを忘れてはなりません。いつなんどきも淑女でなければなりませんぞ。」


なんだこの医者。

話が長いくせにつまらない。

意味も不明。


「とりあえず水をくれないか。」


「わかりました。」

白い衣装に身を包んだ男性は、トボトボとベットから離れていく。



水を大量に飲んでしばらくすると、トイレに行きたくなってきた。

起き上がろうとすると、体の痛みを再認識する。

そういえば、あんな高いところから落ちたのだ。当然だ。

不思議な現象のことは考えたが、痛みが上回る。

背中が痛い、頭が痛い、腕と足は何とか動きそうだ。


痛みに耐え、立ち上がろうともがいていると、またあのおっさんが来る。


「いずこへ行かれるおつもりか」

「おなかが痛いから、用を済ませようと思って・・・」

「これは失礼いたしました。

しかし体が動かないことでしょう。手を貸させていただきます。」


自分よりよぼよぼの爺さんに支えられて歩くとはなんだか恥ずかしかったが、痛みには勝てず、連れて行ってもらった。



トイレで用を足そうと意識したときに急激に違和感が湧いた。


ない!?

今までの人生で連れ添ってきた相棒が!!


なんで!?

まさか落下したときに…そんなことってあるのかよ…

聞いたことないぜ…



そんな思いをループさせながら、青ざめた顔を洗いに行く。


頭を冷やそう


そう考えて顔を洗い、鏡を見た時、

映っていたのは金髪で青い目の美少女の顔だった。





俺は女になっていたのだ。






2話目遅くなりました。

申し訳ありません。


内容はどうでしたでしょうか?


次も早く仕上げられるように頑張ります!!!

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